宍喰への釣行を予定していのですが、 利彦船頭に電話をすると、どうも歯切れが悪い
16度以上あった水温が14度ちょっとまで下がったようで、
「サンタは遊んでくれるけど、グレは… 」
「ほな 1週延期するわ
」
もう3週間も竿を握ってないので、そろそろ禁断症状が
釣れてないけど、様子見にメバルにでも行ってみるか
神戸エリアは第4週で定休なので、木本さんに電話をしてみると、
「お客さんが少ないので休船やねん
」 とのこと。
やっぱり 釣れてないからや~
折角 イカナゴのエサで出来ると思ったのに残念。
鍵庄さんに電話を入れると、「出船しますけど、エサはシロウオとシラサです」
「潮止まりにタコをやりますので、テンヤを持ってきてくださいね」
えぇ~ 3月からタコ
エサもイカナゴちゃうけど、まあエエか
翌朝 6時に出船 流石に釣れてないだけに、船はガラガラの7人
なるほどな~ 鍵庄でこんな状態やったら、そら他の船では休船も納得。
港を出て、一路 翼港へ向かいます。
兄船頭さんが、「この潮やったら 翼港で喰わなアカンねんけどな」
「今年は映る(魚探に)ねんけど喰わへんねん
イカナゴがおれへんからサッパリや
」
その時は、ふ~ん そうなんや ぐらいにしか聞いてませんでした。
翼港に到着し「やって~」のアナウンス
真後ろ向きには、常連名人のNさんが竿を出していますが、沈黙が続きます。
探見丸を見ると、しっかりと魚影が認識出来るほど映ってます。

底から2mまでに沢山の魚が映ってますが、音信不通です
1時間ほどやって、船中 スズメダイとチビメバルが2尾
野島へタコ釣りに行く道中 2回ほど他のポイントで竿を出しましたが お留守のようでした
曇天で遠望が利かない中 大橋から西を望むと 船が全く居てません
船頭さんに「なんでこの時間帯にイカナゴ漁の船がおらへんのですか?」と訊ねると、
「今年 鹿の瀬にイカナゴおれへんもん
」
「少ないとは聞いてたけど、おれへんのですか?」
「いっこも取れへんから、皆 坊勢(家島)まで取りに行っとんやで~」
かれこれ30年以上 この海域で釣りをしてきましたが、
鹿の瀬にイカナゴが居ない
こんなことは初めてです。
これで大阪南部や瀬戸内まで、イカナゴが全滅となると地震の心配もするのですが、それは関係なさそうですね
しか~し、イカナゴが流れないと、メバルは勿論 スズキやタイ等 他の魚にも影響します。
頭の中で、釣れる魚を考えていると 

これアカンやん
昨年食べられずだった ゴマサバもアカンやん
これで、シラスが流れる時期まで明石はアウトということですね。
野島でタコ釣りをやって船中 イイダコの兄貴みたいなんが3杯
さて、そろそろ潮がエエ感じになってきたので、鹿の瀬のポイントを転々と回ります。
右舷艫の常連さんの竿が曲がり、25cm程度のメバルを釣り上げます。
それを見て気合いが入りますが、当たるのはその方だけ
お隣のN名人も、艫から2番目 3番目で遊んでるタクちゃん(弟船頭の息子で中乗り)それに私
普通なら順番にアタルのですが、その方以外は沈黙
ちょっと近寄って観察すると、その方だけはイカナゴをエサにしてました。
来る時に 「しもた~ブクブクをもって来てイカナゴ買った方が良かったかな
」
「いやいや シロウオで大したことないんやからイカナゴで爆釣いうこともないか
」と
一瞬頭をよぎったことを思い出します
何回も何回もポイントを移動しますが、たま~に釣るのはイカナゴの方だけ。
えぇ~い そんなシロウオが気に入らんのやったら、全部ゴムにしたる
上4本はサビキですが、魚が浮いてないのであってもなかっても同じです。
下4本の針に、ノレソレ仕様(透明) 緑(ミニサイズ) 白 緑(ロングサイズ)のワームをセット
エサを付け換えるのも面倒ですから、ワームのズボラ釣りに変更です。
お昼前にやっとアタリがあり、23cmをゲット
しかし、その後は沈黙
本日の釣果 5~10センチのガシラ 3尾 メバル 1尾
夕食にメバルの塩焼きを食べましたが、予想通り
身体はガレてはいませんでしたが、イカナゴを食べていない為 脂のノリが悪く
あっさりした味で、あの上品な脂のノリを知ってる者としては物足らないですね
これでメバルはエサがシラサに変るまで、鹿の瀬はダメですね。
メバルを釣るなら、泉南の船に乗るか 仮屋(赤峰)さん
もしくは半夜をやらせる純栄丸さんしかないのかな
でも食味は初夏までは期待出来ませんね
宍喰行って、早めにアコウにでも行ってみるかな
鹿の瀬にイカナゴがいないという異常事態に困りましたね~