パートナーが仕事や所用で日程が合わず、もどかしい思いで釣果をチェックする毎日だったのですが、
やっと兄弟子君が行けることになり、 待望の 宍喰 に行ってきました
天気図では中国大陸に高気圧の2個玉 太平洋側には低気圧 ふわっと北西か西風やろな~
道中 毎度のごとく いはら釣具 のワナにかかり 野口さん3枚を撒いてカレンダーを釣りました
翌朝 撒き餌を作ってると、大引に行くと言ってた TさんTさんのWコンビが来ており挨拶し
私がゆっくりしてる間に、兄弟子君がジャン

利彦船頭が待合室に戻って来て、「○○さん 何処行くじぇ~?」
「1番が鈴バエ 2番がイナンカ 3番じぇ~」
「ワラグロはアジがウルサイ言うとったな
」
「ほうよ ほうよ アジは掬えるぐらいおるな~」
「ほな 棚場
」
乗船場へ行くと、総勢は10人程度 何でこんな少ないんやろ
ここまで走ってこんでも、由岐や牟岐で釣れてるからかな?
渡船屋同士で渡礁する場所の話がついてますので、ゆっくりと船を走らせ1番目に磯へ上がります。
ちょっとザワザワしており、なかなかエエ感じです
東の水平線には黒い雲があり、天気は上々であることが窺えます

名礁 沖ジャクシ 地ジャクシ には 浜部渡船さんが磯着けをしてます。
最初は色気を出して、アオリのモーニングサービスでもと思い、西向きの水道をやってみますが、
足元のサラシが思いのほか強く 道糸が波に取られるので、5投で終了
コーヒーを飲みながら、兄弟子君と並ぶ釣り場を眺め、スタートする仕掛けを思案
連日まずまずの釣果が上がっており、水温も19度あるので、棚は浅いと判断し、
0号のウキで、ジンタン5号をウキの直下に打ってやってみることにしました。
撒き餌にエサ取りが水面まで湧き上がることもなく、誘導部分も含めて2ヒロ半までいくとエサを取るようです。
そうこうしてると、兄弟子君がヒット
30半ばのグラマーなグレ
スグに仕掛けをチェンジ 兄弟子君が20mぐらい沖を釣ってたので小さ目の遠投ウキに変更。
今日の潮はいつもと違い、10m沖で思いっきり左を向いて流れてます。
いつもはフラフラと沖へ何となく流れ、右へ行ったり左へ行ったりの場所なんです。
撒き餌は足元と遠投の2段打ちにして、ウキはまだその沖へ投入
「今日はボラが出勤してけえへんな~」 「いや今日はボラちゃん休みでエエです」
遠目が効きませんので、穂先と道糸を見ながら、あれこれと喋ってると、
小さく ピュッと道糸が張ります
そのままギュ~ンと竿に重さが伝わり、難なく30ちょいをゲット
水温がある割りにアタリが小さいな~ ウキ下を20cm上げてみます。
なかなか後が続きませんが、暫くすると竿に キューン ドカン
スピード感のある下品なアタリ
でも、竿を叩くような素振りも見せず、 ひょっとして?
いえいえ やっぱりコイツですわ
正体は30半ばのサンタ
今度はハリスに打ってるジンタン鉛を外してみます。
これが正解なのか? スピード感は無いけれど、重量感のあるアタリが穂先に
寄せ波に合わせて磯の上にズリ上げ、一段下に下りて行きゲット。
ポッテリと肥えた真っ黒なグラマー
まだ12月で水温も高いのに、ブルーの回遊グレではなく、真っ黒が釣れるとは

左へ流れる潮もちょっと弱まり、エサはたまに残るようになってきて、
仕掛けをあれこれと変更してると、兄弟子君がヒット!
水面下に茶色い魚が
やりよった? いえいえ残念 アイゴでした
「なんぼで?」 「3つです」
ふぅ~ん
また仕掛けをあれこれとさわり、 アワの漂ってる沖を流してると
穂先にシグナルが
重量感はありませんがスピードがあります。
小さ目のグレ? 水面下で ギラリ!
またまたラッキー シマアジの登場!
その後 もう1枚シマアジを追加すると、かなり強い東風が吹いてきます
まだ10時半やのに 宍喰ではお昼を過ぎたら東風がお約束なのですが、
今回はちょっと吹き出しが早いのと、風が強過ぎる
「オスプレイ釣れへんかな~?」と兄弟子君に言うと
「まだちょっと早いんちゃいますか!」
「そうか もうちょっと水温が下がらなアカンか」
宍喰上空はオレンジルートにあたるため、こんなんがよく見られます(これは自衛隊の参考写真です)

2機3機で、マッハで飛んできますので、爆音がした反対側の上空を見れば目撃出来ます。
最初の頃は、普通に爆音のする方向を探してたんですが、トンでもなく速いので音のする反対側なんです

山をかすめるように実戦的な飛び方をしたり、急旋回したり、もう慣れっこですが、
オスプレイだったら羽音なので、ちょっとは静かなのかな? と物珍しさもありますね
30分ほどそのままやってみましたが、道糸を風に取られてしかたないので、
リールのスプールをチェンジ ドリフト系の沈む道糸に変更し、
ウキも風に負けない大きめのドッシリしたタイプで、水面下を漂う感じにします。
すると、 ギュ~ン ドスン!
これでノルマはクリア
そこからが… エサは2ヒロ半でも取るのですが、たまに遊んでくれるのはサンタばかり
5ヒロまで、あれこれと探ってみましたが、結局3~4ヒロで下品なアタリの連発
「クリスマスはまだやからお前はエエねん
」
風が弱くなってきて、さあこれからと撒き餌を足元へ大盤振る舞いし、
手を尽くしますが、グレは振り向いてくれませんでした

検寸台にボウズ4号さんが待ち構えており、「○○さん 出してよ」と催促
兄弟子君の追加したグレはパッと見 40弱かと思ってましたが、何と 41センチ
「ええなあ 早くもノルマ達成かいな」
毎年 40アップを釣ることを目標にしてるので、 2回目で達成とは驚きです
特級磯のイナンカも風でやれず、潮が下ったのか(瀬戸内から冷たい海水が南下)
19度あった水温が17度まで 2度も下がったらしい
そら食えへんハズや
東が吹いたら魚は口を使わんのに、水温まで下がったらお手上げです
このまま安定するか、また上昇してジワジワ下がっていけば、また釣れ出すでしょうね。
来週の納竿は、エエ釣りしたいな~