今週は何が何でも朝便のアオリへ行こうと、弟子君と、ハマチで入門?したお連れさんの3人で釣行。
 
天気図を見ながら、「これはエエなあ!」 と思い、月曜日に鍵庄さんへ電話を入れると
 
「今週 来週とも満員なんです」
ゲェ~
ここまでアオリフリークな常連さんが多いとは
 
このままではアカンと即刻  盛和丸に電話を入れ、「水曜日タチウオで3人ね!」
 
少人数制なので、早めに予約しておきました。
 
盛和丸もタチウオ満員で2回断られたことがありますから、前日では2度あることは3度ある!?
 
 
 
6時に港へ行くと、車が多いこと   総勢11人の満席
 
まあこれでも、他の大型船に比べるとゆっくりやれます
 
最初はブログから情報を頂いたサワラを狙ってみることにします
 
棚は20~15メートル  天秤に40号のオモリ  
 
ナイロン10号を1ヒロ その先に自作のワイヤー2本針をセット
 
イワシの前後に埋め込んでアタリを待ちます。
 
暇なので、回りをキョロキョロしていると、船首部に立ってる方がコンスタントに釣り上げてます。
 
よ~く観察してみると、ジギングのように3回シャクリ ステーでガツン!!
 
ジグかな?と思い、見てみるとテンヤ目  テンヤに何か赤いものが付いてます。
 
ルミコのチビを付けてるんやな~シラー
 
弟子君もヒットさせ、お連れさんもヒット   これで皆 お土産はキープやな
 
私だけカヤの外で、竿を置き竿から手に持ち、誘いを掛けたり棚を変えたりしますが   沈黙
 
弟子君が3本目を釣った時に時計を見ると8時
 
船首の方はすでに8~10本ぐらい釣ってるハズ
 
こんなことしとったらアカンわ   急いで別の竿にタチウオ仕掛けをセット
 
この竿は他所の釣具店では5000円ちょっとしますが、上島で2980円で買ってきた新品
 
最初はスロー手巻き    ???
 
アカンな~ 反応せえへんな  ではシャクリを入れてみます。
 
なんじゃこの腰抜け~
 
3段シャクリを入れると、最後の最上段で竿が左右にブレます
 
40号をぶら下げてエエ感じの曲がりを見せますが、シャクリには不向きです
 
かなわんな~  
 
仕方なしに、アコウ メジロ アオリ ケンサキ 何でも来いで使ってる
 
アルファータックルのヒラメ竿    これも上島で9000円ちょっとで昔購入グッド!
 
基本的に船の竿には1万円以上は出さないので、ジャンク竿を沢山持ってます
 
 
シャクリから早巻き  ステイ スローダウン 色々と手を変えて、やっと1尾目 時計は8時半を指してます。
 
既に弟子君は5本仕留めてるので、   マズイやんこれでは
 
シャクリでアピールして1m早巻き  このパターンが今のヒットパターンかな!?
 
お連れさんにも、誘いをレクチャーしながら、このパターンで5本上げます。
 
お連れさんも手探り状態で掛けますが、水面で
 
次のヒットで、 「ちょっと早めに巻きながら竿を水面まで下ろして、もう1回アワセを力一杯入れて!」
 
「ハマチと違って針が口に掛かるんちゃうから、テンヤを顔面に突き刺すイメージでアワセなアカンよ」
 
ウンウンと頷きながら、竿を下げ身体全体でアワセを入れてます
 
ちょっと飲み込めたのか、水面でのバイバイは無くなり一安心
 
途中 アタリが遠のいた時間がありましたが、船首の方だけはパラパラと釣ってます
 
弟子君との差は3本!!  何か余裕の顔をしてますので、
 
「プレッシャー掛けたるから待っとき!」   「いえいえ 今日はまあまあのペースですから」
 
 
 
そこからちょっと真剣モード突入   タコやハマチのようにフロック性のある魚は別として、
 
誘いがモノを言う イカやタチウオで負ける訳には行きませんパンチ!
 
ハイスピード巻上げ  シャクリ  ステイ  スロー巻き&スロー落とし
 
誘いを色々と交えてヒット    スピード巻上げにガツ~ンときました。
 
「差はあと2本やな~にひひ」   まだ弟子君はニコニコして余裕顔
 
 
アタリのあった棚で、ちょっとタバコに火をつけてると コツコツ
 
シャクッて1メートル早巻きすると、また小さなコツコツ
 
オリャ~!(当然無言ですよ!)
 
ビシっとアワセが決まり難なくゲット   よしよし このパターンがエエかも
 
続けて ビシッ!   「おいッ  背中まで迫って来たぞ~にひひ
 
ちょっと弟子君が焦りだしました。  
 
弟子君も頑張り、ヒットさせますが、途中でのバラシが2回あり とうとう逆転
 
 
ここで、船首の方とお話してみると、
 
何とエサを自作してくるタチウオフリークさん
 
テンヤにイワシだけでなく、下の部分に赤いワームを付けて
 
尚且つ  秋刀魚に塩をして〆 斜めに切って長い身エサにして来てます。
 
 
ハハ~ン  なるほど!!  これがヒラヒラしてタチウオを誘うんや
 
ヒラヒラさせる為に、いつも激しいシャクリを3回入れてステイでアタリを取ってるんや
 
何の釣りでも、気合いが入ってる人は違うなあ~
 
長野船長に聞くと、いつでもタチウオは竿頭らしい。
 
2~3回しかタチウオをやらない私とは比べものになりませんわ
 
弟子君もタチウオの尻尾を切ってマネてみましたが、
 
秋刀魚の切り身のように柔らかくないからヒラヒラしないのか?  あまり効果はないようです。
 
時計を見ると、12時を回っています
 
二桁にはのってるけど、デカイのが欲しいよな~
 
その時  小さな コツン  シャクリを入れ50cm上げた棚で  また コツン
 
ビシッ!     空振り
 
まだエサはあるハズ   同じ動作で誘うと  また  コツン
 
神経を集中して   ビシッ!     ヒット!!
 
竿が満月になり、かなりの重量感
 
手巻きなので、シンドクなり竿受けに竿の中間を置き、竿尻だけを安定させリールを巻きますが、
 
リールが巻けないほどの抵抗をみせます
 
「これは デカイぞ!  やったな~」 と弟子君に声を掛けます。
 
弟子君も「メッチャ引いてますね~」と言いながらこっちを見てます。
 
ようやく 水面まで上がってきましたが、これはぶり上げられるサイズではないので、
 
慎重にラインを持って手繰り寄せ船内にほうり上げます
 
やりました  今期初のドラ君 
 
手のひらと指1本にひひ    待望の6本サイズをゲットグッド!
 
弟子君もお連れさんも  デカ~ッ  「もう顔が怖いぐらいですね~」
 
あ~エエ感じ  もうこれで十分   
 
ここで、事件が!  弟子君も負けじと、自分の釣ったタチウオと比べようとして、
 
魚バサミで持ち上げたところ、ハサミからスルっと落ちたタチウオが、
 
ストライクで水抜き穴へ   そのままスルスルスル
 
まるで生きてたかのように、そのまま海へ落ち
 
弟子君もう半泣き状態  我ながらドンクサさに呆れてるようです。
 
まあこれも経験です
 
 
本日の釣果はタチウオ15本
イメージ 1
手前で顔をこちらに向けてるのが約1mで、左上で頭をむこうに向けてるのがドラ君です。
 
帰港して、船首の方に聞くと  45本!
 
凄い人も居るもんですね  「勉強になりました!来年はエサを作って持ってきます!」
 
というと、ニコニコされてました。
 
タチウオは3回やったからもうおしまい左矢印  
 
次は磯でシマアジ? それとも ウマヅラハゲ? アオリは終わってるやろな~
 
波さえ無ければ 日本海で1発 メダイも行きたいな~ 毎年この季節だけはもっと休みが欲しいです