酷い初釣りから1週間 またまた掛かってきました
「今週はどないする?」
釣るモノもないので、「行ってみる~?」 で懲りない4人で宍喰へ釣行
トシ(兄船頭)が潮は澄んでるけどポッツ ポッツと釣れよるなあと言ってたそうです。
船付場へ行くと20余名のお客さんがいてます
大して釣れてないのに ホンマに好きモノばかりです!
那佐方面でのジャンが済み、前磯グループのジャンです


代表者6名がエントリー 速攻で4番
またもや撃沈
「沖ジャクシが取られるやろうから鈴?」 「ワレはアカンぞ!」 「どないするかな~?」
「いや~鈴もやられるかも知れんから、那佐に行こか~」と言ってると、
何と4番で鈴バエに上がれました!
今年は調子良く昨日も好釣でした

月が綺麗に見え満潮が近いことが窺えますが、相変わらずのベタ凪
薄暗くても岩の形が見えるぐらい潮は澄んでます。

パラパラとエサを撒き出すと、早速のお客さんが

普通は海面にお客さん(エサ取り)のハズが今年は海上ばかり

弟子君は気合い十分で仕掛をセットしてます けど、けったいな雲で地震でも???
しかし、エサを撒けども撒けどもエサ取りの姿は見えません
2ヒロ半でシッカリとエサは取るのですが、食欲旺盛とまでは行きません。
もう1ヶ月ぐらい荒れてませんので海は澄みっぱなしなのですが、
魚も警戒心よりも「腹へった!」で、仕方なく口を使ってるような感じです。
ここでは正面を(南)を向いて11時の方向(大バエ クラセ)に流れる潮が良いのですが、
本日の潮は9時
左 真横を向いて トロ~ン
アカンわ! 潮が変わるまでは養殖です。
足元付近は諦めて、20m沖を攻めてると穂先に信号が
頼りない引きです
上がってきたのは小サンタ!
サンタのチビが釣れる時はアカン時です。
大きいのがウロウロしだすと、小サンタは怯えて寄ってこないのか?
エエのが釣れる時は小サンタが釣れません
しかし、暫くすると弟子君がヒット


何とグレです! 型はパッと見て27~28センチ でもグレです!
弟子君は教えたとおり忠実に、竿1本のところにある岩礁付近を攻めてました
長いことグレに会えてなかった弟子君も、やっと会えてニコニコしてます。
「潮が変わらんかな~
」
仕掛をあれこれとチェンジし、ポイントもあちこちと変えますが、
またもや小サンタの登場
13時半ころに潮は変わるやろ~とシビレを切らせて場所変え
西向きのポイント(荒れた時には良い場所)へ行き様子伺い
潮は30秒で1mという淀んだような流れです
磯に上がってくる小波が掃きだすサラシに撒き餌を入れ、壁際を流す作戦にし、仕掛も変更
Bの極小ウキのスグ下にBの鉛を打ち、ハリスにはジンタン6号をセットし、ウキ下も4ヒロでスタート
暫くすると、磯際から1mのところを漂ってたウキがシュパー!
斜め方向へ勢いよく沈んでいきます
このアタリ! これは竿で訊くまでもなくサンタです。
一生懸命に暴れますが、目方が無いのでピョンと上がってきた小サンタ
お前はもうエエねん
グレに「お呼びですよ~!」と言うてこい!とリリース。
ウキの入り方から、ウキ下をちょっと浅くして再度 暇つぶし
その後も中サンタを追加し、「これはちょっと丸焼きには苦しいなあ
」でリリース。
弟子君に時折大声で潮の流れを確認しながらやってると、シモったウキがユラユラと入ります!
反射的に竿を立てるとヒット!
敵も反射的に反転攻撃 グレちゃうの~!?と一瞬思ったのですが、
何かちゃいます
パワーはそれなりですがスピードが…
海中に赤い陰が見えます
何やゴンタやったんか~
弟子君にツルベバケツを持ってくるように呼び
今のグレより美味しいでしょうね
ウキの流れ方にちょっと変化があったので、弟子君の本釣場の潮を確認すると、
腕を12時方向へ伸ばして合図
またバッカン 竿 玉 を持って移動です
磯際に集中的にエサを撒いてると何やら黒い影!
その下に茶色いのが何尾か泳いでるように見えますが、
太陽のギラギラと風による小波でハッキリと確認出来ません
何やろな~とやってると、風の為、海面スレスレに下げてた穂先がもたれて少し重みが!
反射的に肘先でアワセるとグ~ンとした生命体反応
でも何かちゃいます 逃げる角度がちゃうんです!
深く潜るような素振りがありません。
メッチャ重量感! ごっつい奴です!
正体は長~い間抜けな顔をした奴です
でも、デカ過ぎてなかなか寄ってきません
1分以上の格闘の末御用!

ゆうに70センチ いや75ぐらいかもしれないトド(ボラは出世魚です)
3キロ超えの化け物級で疲れました
洗いにすれば美味ですし、ヘソは砂ずりのようで冬は食べられる魚ですが、
大き過ぎてグロい為 さすがの弟子君もパス 記念撮影終了後 無事海へお帰り頂きました。
ショボい引き出しをあれこれとかき回し、攻め方や仕掛を変えてみましたが、
またもやおニギリ
正月早々連チャンで握るとは
連チャン握りは10年以上くらってませんので
超久々のワンツーでノックアウト
好調な場所でも毎日釣れない日替わりメニュー
何処で何時釣れるか分からないモグラ叩き状態
20名以上のお客さんで検量は3分の1
こっちは4人でグレの顔を見たのは兄弟子と弟子君の2枚 それも28と32?の小型
今度は1回底から混ぜて澄んだ潮が変わってからでないとダメですね。
理想は濃い色で水温も16度ぐらいですが、何せ相手が自然ですから…
兄弟子が上がってた地ジャクシでも、色モノ(バンドウやイラかテンス)が上がってきてたようです
潮は例年の12月初旬という感じで約1ヶ月遅れてますので、グレの盛期は2~3月でしょうか!?
因みに昨日好調だった沖ジャクシ 鈴バエは撃沈
悪かった那佐の丸バエではバラシ続出 隣のヨボシではそこそこ釣れてました!
連日好調なのは1日おきにしか上がれない名礁 イナンカだけですね