火曜日に勝浦渡船に電話を入れ
「どうやった
」と聞くと
「よう澄んどるし ベタ凪よ~
○○で2枚 ○○で1枚 …… 明日も凪やな ち~っと混ぜなアカンな
」
「さよか~ ほなエサ溶かしといて! 3人やで!」
いつも寄る現地のコンビニ裏で海の様子を窺うと やっぱりベタ凪
翌朝6時過ぎに船付場へ行くと6グループしか居らず低調なのが分かります。
潮が澄んでベタ凪なので、基本的に浅い場所は底まで丸見えになるのでダメ
先着けなので、ジャンケンに勝てば 名礁 瀬戸か沖ジャクシ 負ければ 棚場?
「前磯の方が型はマシみたいやけど、一発バクチで那佐へ行こか!」と兄弟子に伝え
兄弟子が那佐方面のジャンケンに参加 二人で二番
ジャンケンはしてもせんでも一緒ですね
一番さんは、何と 「ヒラバエ」 に渡礁
私達は 「ヨボシ」の東に兄弟子と弟子 私は1人で西に渡礁

ヨボシ東に着けに行く弟船頭
う~ん 分かっていたけど全く波無し! サラシも皆無

これは手強いぞ~
まずは軽~い仕掛で様子伺いをしてみるか~
エサを撒いてみますが、集魚剤の帯が真っ直ぐ下に ほとんど潮が動いてません。
納竿やのに ベタ凪 快晴 潮は停止で岩まで丸見えかいな
ウキ下を3ヒロにセットし戦闘開始。
エサ取りのスズメダイ(オセン)やキタマクラは、海面まで上がってこずウルサイほどではありません。
撒き餌をウキ周辺に打ち3回流し、今度は撒き餌からちょっと離して仕掛を流してみます。
何処を流してもエサはシッカリ取られます
0号のウキに3号仁丹をハリスの真ん中に打ってましたが、3号仁丹をウキのスグ下(2ヒロ半)に移動
また5回流してみますが、信号を送ってくれるのはキタマクラだけです。
ちょっと周りが明るくなってきたので、偏光グラスをかけて海中を観察
何度か撒き餌を撒いてると、黒い影が下の方で見えます
水面下4m?ぐらいでしょうか。
仕掛を変更 ウキをG2のチビでウキ下2ヒロ半 2ヒロのところにG2の鉛 ハリスの真ん中に7号仁丹鉛
数投目 ウキストッパーが馴染み仕掛が落ち着くと シュパーッ!
勢い良く ウキが入ります。 この入り方はグレではありません
しかし、強い! 竿を叩くような引き サンタかいな~
またまたギュイ~ン 強引に竿で溜め巻いてくるとギラッ
わぁ~ またキツかいな
(前回もやってます)
アカンやられる! ギュイ~ン フワッ~
痛恨のバラシ! 針のところでスパッっとカッターナイフで切ったようにやられてます。
あ~あ やっぱキツの歯はきついなあ。(シャレちゃいますよ~
)
気を取り直し同じポイントを攻め、道糸を張ってると スルスルスル~
反射的に肘を反すとドスン! ギュイ~ン ギュイ~ン
あまりの強さに竿の角度が乱れたので、少し道糸を出し竿の角度を修正し対抗します。
さっきのより強い!何度が猛撃をかわしますが奴に軍配が上がります
またもやキツに綺麗にハリスを切られてます。 トホホ
クソ~ 針を呑まれると奴の歯にやられますので、5号から6号に針を大きくして再開
しかし、それからはキツではなく、ウリ(縞が鮮やかな小イサギ)が遊んでくれます。
16~20のチビばかりですが、幼児虐待をモノともせず食べ尽くす弟子君がいてますのでキープ

東向きで黙々と頑張る弟子君

東向き足元 いつもは波の駆け上がり掃き出しでサラシになるハズが 池状態

西向き メンバエ方面も超フラット
メバル凪
コーヒータイム
を取り、ヨボシ東に岩ずたいに山登り
兄弟子は30クラスをキープしており、弟子君は小イサギや小サンタと戯れてるようです
今度はハリスを1.85号という中途半端?な太さに変更
ウキも極小のBにチェンジ ウキ下2ヒロ半でウキ直下にBの鉛で攻めます。
針は当然 5号に戻してます!
竿3本沖へ仕掛を振り込み、逆光なので道糸を張り穂先でアタリを取るようにします。
少しもたれるような感じがしたので、穂先を手前に向けてテンションを掛けてやるとグ~ン
グレからの信号ですが、頼りない引きで上がってきたのは28~29cmぐらいの中学生サイズ
サイズはチビですが、まあ顔は見れたというところでしょうか
その後も手を変え品を変え 冷戦?(相手はやる気なし)に臨みましたが、
やはり魚はバカではありません。
弟船頭は私達を磯に上げ、メジロ釣りに行ってましたが1時間で止め、9時には弁当を配ってました
いつもなら何10本も釣り上げるのですが、「やっとれんわ!
今日はアカン」とのことです。
沖の魚も磯の魚もすでに正月休みに突入

納竿なのに木っ端グレ5枚 ウリちゃん6尾のド貧果

釣果は超サブイのに磯の上は汗だく日焼けする日和
他の磯も気になりましたが、二人で3枚とか1人で1枚とか撃沈日でした
帰り支度をしてると、弟船頭がマサバの活きたのをおかあちゃんに持ってきましたが、
おかあちゃんは「私 食べへんから○○さん持って帰り
」
釣った魚は全て弟子君のクーラーへ収まってますので、早速 サバを調理
血抜きをして内蔵と頭を取り身割れしないように、丁寧にクーラーへ
兄船頭がクエ釣りのエサ(ムロアジ)をバケツにいっぱい持って来ると、
大きなお客さんが静止してバケツを眺めてます

この鳥は普通の鳥のように動きませんので、置物?と間違うぐらいジッとしてますが、
ちゃんとエサは狙ってるんです
でもアナタの身体でムロアジを銜えたら頭から墜落しますよ
なんせクエ様の食べる予定の大きなエサですから
夏のゴマサバは明石で釣り良く食べてますが、帰宅して刺身で食べたマサバも激美味でした
平成23年度も無事納竿することが出来ました!
あとは、大晦日に水天宮で魚供養のお参りをして、4日の初釣りに備えます。
ヘボ釣りブログにお付き合い頂いた皆様有難うございました
来年も宜しくお願い申し上げます