業者が参加するオートオークションでは事故を起こして修理した車、つまり修復歴ありの車も多数出品されています。事故を起こした=修復歴あり、とはならないのですが、修復歴あり=事故もしくは接触があったことは確かです。人間で言うと、骨の部分を直したかどうかで修復歴の有り無しが決まります。骨折したり、骨を矯正したりすれば修復歴有り、擦り傷・切り傷は修復歴にはなりません。
オートオークションに出品される車両には評価点というものが付いています。一番良い状態のものからS点→6点→5点→4.5点→4点・・・・最後に事故車は0点もしくはR点になります。
修復が軽いものについては「RA」と書いてあります。
それにしても出品票を見ておりますと色々な修復歴有りの車が出ています。ボンネット周辺が全て交換されているもの→多分追突したんですね、トランク部分が交換されているもの→オカマ掘られてます、あとは側面衝突で右のドアもしくは左のドア全部交換しているものもあります。
珍しいところでは、天井とピラー(ドアと天井の間にある柱です)を交換したような車も。多分横転しちゃったんですね。高級車ではなく、わりと若い人達に人気の有るコンパクトカーでそのような車がありました。
事故歴がある分だけ、安く買えることは事実です。落札価格も安くなりますから、当然小売価格に反映できます。
では修復歴有りの車は買いなのでしょうか?
個人的な意見ですが、軽自動車やコンパクトカーなどのFF車(エンジンが前にあって、前輪が駆動するタイプの車)で後面に軽い修復歴のある車は、修復歴有りでも買いです。主に一人~二人で乗る機会が多い方であれば全く問題ないです。
逆に、家族で使用する機会が多い方でミニバンが欲しい方は修復歴無しをお勧めします。一昔前まで、車のボディは、エンジン・ミッション・乗員を乗せるためのものでした。今は違います。今、車のボディは衝突した時、乗員を保護すると言う目的が第一です。そのために車のキャビン周辺はつぶれにくく、エンジンやトランクあたりはつぶれやすくすることで衝撃を吸収するようになっています。
ところで・・・、新車メーカーの衝突実験はいつも新車の状態で車をぶつけてみて安全性を確認しています。1回事故を起こした車で、鉄板を溶接してくっつけたり、曲がったシャーシを引っ張って修理したような車について、衝突安全実験をしている訳ではありません。ですので、1回修復した車がもう1回事故を起こした時、どの程度の安全性があるのか、私個人的には非常に疑問を持っています。特にドアやトランクの開口部が大きいミニバンはボディ剛性から見ても敬遠した方が得策でしょう。
一口に事故車、修復歴有りと言いましても、修理箇所も千差万別です。私はまだ修復歴有りの車を仕入れたことはありませんが、仕入れた時はいつも通りオートオークションの出品票をお見せした上で修理箇所のご説明したいと思います。どこを直しているかわかるだけでも安心感は違うと思います。
http://www.okayama-usedcar.com/
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