皆様に応援してもらった新しい公団の仕事。13日間手元をやりましたが、30日にオラの分の給料もあるとの事で久々に本社に出向く。
専務(社長の長男ね。)もその前日突然オラとこへ夕方現れて、今後の事を話し合った。
これから請けでやっていくのだから、仕事は厳しいし、買い換える車ハイエースにしてくれと具体的な話にまで成っていた。ほかの車両では長物が積めないから。
でも、大借金をするのだから、3ヶ月も6ヶ月も仕事が無いんじゃぁとてもよう買わん。と言うと、そんなことは絶対にないからとの言葉。
専務がそう言うのなら、オラも安心して車を買う。とまで話をした。
で、月末の30日。オラにも13日分の給料が有るから本社へ行けと専務の言葉。
本社へ給料を貰いに行った。社長が話が有るとも専務から聞いていた。
意外な展開になった。
どうやら社長は生粋の大工上がりみたいで、お前の道具を見せてみろと言う。
オラの道具はHCで買った鑿や鉋ばかり。研ぎには少し自信あるが、生来の大工さんみたいに砥いで砥いで1センチくらいに成っちゃった鑿は持っておらん。せいぜい3センチ位に成った8分の鑿が有るが、1分(3mm)巾から寸4分(42mm)まで何本も鑿を持っているが、みんなそんなに使わないので研がない。から、みんな長い。
確かにそれを見れば何年大工やって来たのか一目両全だ。
専務を含め社員は少しおぼつかないけどこれからもやっていくとの認識だったが、社長は違った。
完璧な大工を求めていた。
実際公団の仕事でそんな最高の大工のパフォーマンスが必要な場面など一切無い。ただの雑工だ。
実際オラもやってみて、この仕事は大工としてはつまらないと感じていた。大工としての技量や経験を発揮できる工事など一切無い。慣れりゃ誰でも出来る。
むしろ今までやってきているリフォームの現場の方が余程楽し難しい。
納まらない所をどうやって納めていくのか。これこそが大工の技量だと勝手に思っている。1件として同じ状態の現場は無い。普通に考えれば絶対に納まらない所を、苦肉の策で納めている。
今は新しい分野なので少し違和感が有るが慣れれば鼻歌物と思っていた。
が、社長は「首」と仰った。
で、ビークー。
一日と二日は仕事が有るはずだったのだが、先末でビークーになっちゃったのでたっぷりとしたGWと相成った。
明日と明後日は弟とマリーナでジンギスカンパーティ。といっても面子は3人。
3日は弟が強引に勝手になにやら蒲郡で有名なペンションを3人前取ったとの事で泊まりだ。
さて、4日は何して遊ぶべ・・・・
2日の内に一度位は船を出すぞと言っておきましたが、5日の方がかなり吹き上がりそうだ。5日が今年の初乗りになるかな。
話が長くなって(何時もの事か)スマンが、今回車関係のやり取りで、今のオメ子ちゃんを買い取った営業マンと今でも付き合いがある。そいつから不意に電話。もう車関係は必要ないのにと思いながら電話に出ると、全く違った建築業界の元請を紹介してくれると言う。兎に角忙しくて猫の手も借りたいそうだが、基本内装やらしい。つまりクロス、CFの世界。オラに出来る事は少ないはずだが、今も一番の元請さんも実はクロス屋。
総合請けに転じるのが普通で、当然大工仕事も出てくる。そうやって食い繋いでいるのだが、今度の会社も同じ様に大工部門を見積もらせてもらって請けさせてもらえれば常用日当15000円なんて馬鹿な世界から抜け出せる。
まだ話しもしていないのでどんなもんかサッパリ解らないのですが。
面白いでしょ。
火曜日に首に成って、木曜日に新しい希望が出てくるなんて。
フリーランスの醍醐味だよね。旨く行くか行かないかは時の運。なるようになれの風任せのオラの人生。
生き馬の目を刳り貫く実社会でも、遊びでも。
まさしくオラの人生は風任せの真のヨッティーだな・・・・・・・・・・・・・アハハ
猫死我生。