ゆうさんに米していて思いついた。
今皆さんがレース前に行っている船底をつるつるに仕上げるサンディング。
すると水の粘性を最大限に発揮されてしまう。
以前競泳用のスーツで問題に成ったのを憶えていらっしゃらんかな。
所謂「鮫肌スーツ」。あれを着るだけでほぼ全員が自己ベストを塗り替えた。
ヨットの船底も鮫肌にしたらどうなるのか、頭だけで考えた。
みなさま御存知の「ハルスピード」
バウで起こす縦波とスタンで起こす縦波が同期した時に極端な抵抗が起きる。ジェット機が音速を超えるときにドカン大きな音を出したり、機体の回りに水蒸気の環を現せたり。
つまり、その物が持つ基本的なスピードを超えるときにはドアスティックな自然現象を起こす。
で、ヨットは小さな保機としてのEGや、帆走ではハルスピードを超えてプレーニングに至るのは無理。だから各社いかに水線長を延ばすかが競争で、以来ステムはおっ立ち、スタンはおっピロげな砲弾型に。
さて、そこで考察。
ヨットの船底を鮫肌にすると起る現象への期待。
ザラザラの物体が水中を進むとする。ザラザラの小さな突起一つ一つに水流が当ると、それまでくっ付いていられた水の粘性の限度を超える。つまり、小さな突起の抵抗で水の中に溶けている空気が溶けていられなくなり蒸発を始める。これがオラの考えるプレーニング現象だ。
それを船全体を強引にプレーニングへ持っていくのはモターボートの強烈なパワーのEGだ。
ハスミンちゃんにでも500馬力位のEGを積めばバウアップして簡単に30knの世界へいけると思う。
船底全体でこの小さなプレーニングが無数に起こせたとしたら・・・・・・
今の所謂ハルスピードを簡単に越えられるのではないか??・・・・・・・・・・・・・・小さな風の力だけで。
思いつくままに書きました。物理学者に是非実験してもらいたい物です。
猫死我生。