月のいきなりの梅雨明けからの猛暑日。室内の工事だったけど実際に38,2分まで体温が上って、非常に苦しかった。立つ事も出来ない位。前も書いたかな、「お前そんなものサッサと病院へ行って点滴してもらう世界だぞ!」って医療関係の友達に言われた、
 
身体が慣れて、その後7月一杯は無難に過ごした。
所が、7日の日曜日オラがどうしても行けないので親方が現場を一部手伝ってくれていた。月曜行ってみたらその日にやらなければならない1/3の仕事がして有った。ホッと胸をなでおろしたオラ。
所が自分の道具皆かたずけて帰ってしまったので、それまで4週間有った、扇風機も持って行っちゃった。
その日は納期1日前で、まだクロスもペンキも中途半端。兎に角クロスは夜の10時に成ってもやりきる!と言う勢いで朝からオラはボワレまくり。枠付けろ!ボード貼れ!幅木打て!!ヒーヒー言ってやっていた。
でも、肝心な2間の8尺の天井まで届く出入り枠が入荷してこない。オラが下手打っている訳ではない。
 
朝から自分なりにはボンボンやりまくり。でも扇風機が無い。有れば有ったでこんな物かと思っていましたが、無くなったら地獄でした。幾ら室内とはいえ35度の猛暑日。扇風機の偉大さを思い知らされました。
 
9日,10開く予定だったんですが、急遽建前の応援に駆り出される。
建前だと言うからオラは7時半から現場に居たが、始まったのは9時前。
午前中は良かったんですよ。南向きの店舗で、お隣さんの住宅が日陰を作ってくれる。
昼から地獄でしたね。カンカン照りの南向き。
3時前にオラはダウン。皆仕事しているのに日陰で扇風機に当っている。だってもう立ち上がることも出来ないんだもん。
近くのドラッグで体温計と冷感剤買って来ましたが、冷感剤ではダメなのよね。去年使った実際に冷媒の入った首に巻く奴。アレが一番。動脈の温度を物理的に下げてくれます。冷感じゃないからね。そうやって血液の温度を物理的に下げない限り体幹温度はドンドン上昇するのです。兎に角首などの大きな動脈で血液の温度を下げなくては。
 
今日は建前だと言うんで初め断ったんです、皆高いところに上ってかけや振ってる現場で、オラなんかとても2階組にすら上がる事ができません。へっぴり腰でヨタヨタと。
地べたでモタモタうろうろしているだけだよ!と念を押しておいたのに来てくれと言うから行ったけど、高校生のバイトと同じ位しか働けなかった。
 
昼から3時は地獄でした。溜まらず薬局へ首冷やす奴買いに走ったんですがすでに冷凍しているやつ売っているか聞いて見たのですが、無い。冷凍庫の無い現場では常温のそんなものかっても意味が無い。ついでに体温計も買って計って見ると、7月ほどではなかったですが37,5分でした。エライはずだて!
飲みはね、午前中は全開で飲めましたが、昼過ぎに成ると飲めなくなってくる。
 
自信のない聞きかじりですが、スポーツ選手なんか「飲む」トレーニングもするようですね。限界までもう飲めない!といった所から実はさらに倍水分が必要だそうです。だから苦しくなっても飲む為のトレーニングが必要だと聞きかじった。
実際3時過ぎは少し飲むのだけど午前中のように沢山飲めない。短い間隔でおしっこが我慢できなく成るのですが、便所へ行っても殆ど汗で水分が出ちゃっているんでホントにチョロチョロしか出ない。でもしたくなる。過過敏性膀胱シンドロームです。
 
で、親分の1/4位しか働けなくて、日陰で扇風機に当っている始末。兎に角扇風機の前で風に当っていないと体温が下げられん。
 
真夏の屋外がこんなに酷いのは去年経験していましたが、当時は一人での作業。30分したら日陰に入って冷蔵庫も冷凍庫も有ったから冷やした水がブのみ。首に巻く冷媒も冷凍できた。
みんなでやる建前はそうそう日陰で休んでいられないので、ホントにキツカッタ。屋根に上れば直射日光浴びまくり。それだけで目眩がしてきます。そこで重いもの運んだり大工の技出せったって所詮無理。 
 
 
で、言ったとおりこんだけ役に立たなかったんだから、と言いましたが、明日も使ってくれるそうです。
 
明日の予報は37度。風さえあれば炎天下も持つのですが、今日は無風で苦しかった。
 
 
 
明日も地獄で日当16000円です。辛い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
猫死我生。