新幹線見るたびに思うのです。空力学的に間違っていないのか?新型出る度にかっこ悪くなって行くし。
有名な翼形にクラークYと言うのが有ります。上面は舷で下面はまっ平ら。
どういう理屈で上弦と下弦の空気の流れが翼端で一緒に成るのかを根本的に理解していないのですが、とにかく舷長の長い方が気流が早くなり負圧が生じると。これが飛行機の飛ぶ根本的な原理です。勿論ヨットも同じね。
ならば、下へ圧力の掛けたいレーシングカーや鉄道は、鼻先が反り上った形状にならないと、「飛びます跳びます」の上方への浮力の付いた状態に成り矛盾します。
昔のレーシングカーでベンチュリーカーってのが有ったんですが、空力的に下方への押し付け力が凄くて、実際レーシングスピードに達すれば700キロ前後のF1カーが天井でも走れる計算だったそうです。クラークYの完全に裏返し状態でシャシを造っていたと思える。
上が丸くて下が平らな乗り物ばかり見ているから、以外でしょ?空力。実は「跳びます跳びます」の形なのです。
で、新幹線。
多分重量たっぷりで浮上に気を使う心配が無いからなのではと。もっぱらトンネルに入る際とかの極端な気圧変化の衝撃波にのみ対応しているんだろうなぁ。なんともはやミグサイ「かものはし」状態である事か。でもまぁ、これが最先端のECOなんだからミグサくてもしょうがないか。
でもオラは高機能の品物は人の見た目にも美しいはずと信じて止まないのですがね。少しと言えど人類は地球や物理を見てきましたのでね。人の直感による判断は、有る意味的を得ていると思うのです。物理にしろ政治にしろ森羅万象に及びます。
猫死我生。