ひょうたん島さんにレスしていて思った。
 
リフォームには「定価」がない。
実際全件全部一つとして同じ内容が無いから「定価」というものの出しようが無い。特にリフォームの場合は既設建物との取り合いが有って、そこに凄い資材と労力が掛かる。
何回やっても、アリャラ、こんな事に成っちゃってる・・・・この分見てないは(見積もってない。)なんて。
実際に壊してみないと解らないのです。
 
それでも有る程度はマニュアル化している部分も有ます。床にコンパネを捨て張りしたら平米幾らだとか、天井にベニヤを張ったら(クロスを張る下地の為)平米幾らだとか。
 
確かにリフォームでもある程度定型化してきて、数量と単価で計算できるようになってきた。
 
大手ハウスメーカーやゼネコンの精鋭達がPCでさんざシュミレーションしてかなり効率はよくなってきた。
って事はオラ達の儲けが減る勘定だ。大工の経験から材料と手間賃を旨くミックスさせて平米単価に割り込んでいって、実際の手間賃より下手すりゃ倍の利益を盛り込んでいく。で、見積もり高くて「受からん」かったらそこからが値交渉。折り合うまで話をする。時にはどちらかが切れて破談に成ることも。
 
 
 
 
 
男一匹生きていくのは気楽といえば気楽。だが、無為と言えば無為。
 
 
 
 
 
 
 
猫死我生。