オラは昔から野球とサッカーは大嫌い。
 
大昔20代の頃中古で買ったんですよ、かの有名なビクターの市販初のビデオレコーダー。当時そこらの課長さんでも持っていなかったと思う。ホントの黎明期でしたかからね。
で、オラは9時からの映画を見たくて録画予約する。と、野球が伸びて30分贈れとかに成っちゃって、当時3倍速なんて有りませんでしたから、2時間のテープに2時間の映画しか入らない。時間が押したぶんは尻切れに成るのです。
何度悔しい思いをした事か。肝心な最後の30分が入っていないのですから。
それ以来野球放送はオラの敵。野球大嫌い。
時が経てサッカーがプロ化して、なんだか観客席ではオレオレ言っていて、これも野球つながりで嫌いに成っちゃった。オラは元々天邪鬼だから。国民に広く浸透している文化には拒否感が。
 
だからWCだってWBCだって全然キョーミなし。年輪もいかないハンチクなクソガキが何億も報酬貰うなんて。ある意味明るい話で、ある意味格差社会の根源だ。あんな世界自体全滅してしまえばいいと思っています。
 
 
なのに、今日のカタール戦、見ちゃったのです。逆転逆転で素晴らしい勝利でした。ンな事はオラにはどうでも良い事なんですが。
 
 
 
 
 
で、中継中カタールのサポーターの表情何度も写していましたが、みんなメッチャ祈っているのです。これは国や団体、企業を乗り越えて純粋に個人として祈っているように見えた。勿論第一の願いは民族の為。その祈りの姿がホントに真摯でね。こちらの心が痛むくらい。
 
で、彼らの真摯な祈りは届かず日本の逆転勝利でした。
 
 
あんなに多くの人が我を忘れて真摯に祈る。その表情がまたホントに心にしみる。人はあんな表情もするんだね。
でも天には通じない。
 
 
祈りってナンだ?役に立つのか?今日は何の役にも立たなくて日本に負けてしまった。
 
じゃぁ祈りは無駄なものなのか?祈り、イラナクネ?
 
じゃ、祈りが通じない宗教なんて、ホントに人を助けてくれるのか?宗教イラナクネ?
 
極論すればそうなるわけで、だけど有史以来人々の祈りでまだまだ遅過ぎると思うけど少しずつ平和な世界の実現も達成されようとしているし。あながち祈りに全く価値が無いとも思えないし。祈りにこそ世界平和が実現できるとも思うし。ただし、何世代にもわたって何千年も祈らないと実現しない現実世界があるわけで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
猫死我生。