生きていれば何もしなくても浮くはずの人間ですが。但し、ほんの少しだけ。
水難事故に会った人は大抵沈んでいる。
思うに、生きて水難事故に会った人は多分窒息死するまで呼吸しつずけるんだと思いますね。本能的に吸うのを止められない。で、肺が水浸しに。
肺の容量なんて知れたものだ。肺活量たいていの人は男子で3~5リットル位。その空間がよしんば全部水で満たされたとして、3~5キロ。胃にも入るんだろうか?2~3キロ?
たったそれだけで沈んでしまうんですね。
なんともまぁ微妙な進化をしてきたものだ。
水から上って何千万年経つのだろう。
元々水中に居たのだから圧倒的に水に浮くとか、進化すればよかったのにね。水難事故も随分減るでしょうに。ライジャケ要らないし。
もっとも、水中の魚達も随分微妙なバランスのようです。浮き袋パンクしたら魚のクセにおぼれるみたいだし、浮き袋大きくなり過ぎると浮いちゃってしょうがなくて本来の捕食できなくなるだろうし。
生物のバランスってホントに微妙だ。地球の生物界って不思議ですね。どの種もこのギリギリのバランスじゃないと生き抜いてこれなかった・・・って事か。
青く綺麗な地球とかみんな呑気に言っていますが、実は生命にとっては非常に過酷な環境なんでしょうね。
沈んだ人。
次には微生物によって分解され腐りだす。すると微生物が人間を食う時に科学分解された気体で細胞が満たされ、結果軽くなって浮いてくるそうですね。それがまん丸に太ったドザエモン。ドザエモン見たこと無いけど。
お袋が見た事が有るって言ってた。まん丸だったって。アハ
その数キロの水の重みで生死が分かれるなら、ライジャケで防げるなら、ライジャケ着ないテは無いように思うのですが。
って、また説教臭く成っちまいました。今日は生物界の微妙なバランスの事だけ書きたかったのですが。アハハハ
猫死我生。