今から5年前の
2016年1月27日
満を持して上京しました。
憧れの大都会東京に
引っ越しました。
色々調べて日にちも選んで
この日と決めて
大きな期待と希望を
胸一杯に詰め込んで
大好きな東京へと
降り立ちました。
上京の1番の目的は
"歯科衛生士として
挑戦したい"
でした。
地元を離れたい理由もありましたが
どうせ働くなら
もっと評価されたいし
色々学んで成長したいし
モチベーションの高い衛生士と
一緒に働きたいと思っていました。
それに、
毎年東京に遊びにいく度に
住みたいと思っていました。
東京に住んで働いている友達が
羨ましくて
いいなーと思っていました。
キラキラ輝いて素敵な生活を
しているんだろうなと
思っていました。
地元の友達はみんな
上京することを応援してくれました。
「レモンちゃんなら東京でも
やっていけるよ!大丈夫!」
自分でも、
楽しい生活が送れることを
期待していました。
ただ、
実際に東京に住んでいる友達は
誰も賛成しませんでした。
"遊びに来るのと住むのは違うよ"
"潰される覚悟で来ないとダメだよ"
みんな厳しい意見でした。
高校を卒業してすぐ
横浜の短大に行ったので
次は自分の力で東京に住んでみたい
歯科衛生士としてもっと磨きたい
そう思い覚悟を持って上京した
つもりでした。
1年間職場に内緒でバイトして
上京資金を貯めました。
東京で素敵な人と出会って結婚して
永住するつもりでいました。
期待と希望が大きく
不安は全くなかったです。
東京への憧れと
歯科衛生士としての向上心だけで
上京する事を決めました。
この時は自分が癌になるなんて
全くもって想像していませんでした。
楽しい未来が待っていると
信じていました。
続く