女のコのような見た目で他人優先の生き方をしてきた人見祐希。
そんな彼が宵越の試合を見て感動し、
運動経験ゼロからカバディ部へ入部する。
女のコよりも可愛い男の子ということで、
マネージャー希望だと宵越から誤解されたのも当然で、当時の読者たちの性癖を随分狂わせてきた。
作者は、苦手な女性キャラの描画を人見を日常的に描くことで、克服していったようだ(笑)
その見た目から周りから気を遣われやすく、
自分も周りにあわせた方が楽だと諦めていた人見。
そんな彼が、夏の合同合宿練習において、
英峰の若菜剛に出会い、
お互いの悩みを吐露する機会を得る。
抱える悩みは違えど、前向きな若菜に触発され、
人見も自身の生き方を変えていく。
控えの人見が関東リーグ戦初公式戦デビュー対英峰において
若菜は人見を執拗に狙い、一対一の勝負に持ち込ませた。
特別扱いはしない。
それが積んできた人間への礼儀だからか。
勝負で悔しがる表情の人見に胸熱になった。
◆単行本5巻 夏の合同合宿練習
◆単行本24巻 能京vs英峰(関東リーグ戦)