おはようござます。
ローフードマイスター秋津校のミハルンです。
昨日のBS朝日。
イギリスBBC放送の「地球伝説」。
見た人~?
あまりいないと思うので、おすそわけ。
テーマは「塩と文明」
なぜ、人は塩を食べるのか?
塩はどこから来たのか?
「生命が生きていくために必須な、塩。
でも、もともと食べ物の中には、
塩分が含まれています。
なので、塩を食べる必要はありません。
では、なぜ塩を食べるようになったのか?」
この出だしが、すばらしい!
日本じゃ絶対ありえない。
生命に欠かせない、塩。
なので、控えつつ、いいお塩(岩塩など)は、
必要量とりましょう、となるでしょう。
成分表をごらんなさいまし。
野菜にも「ナトリウム」があります。
これが、まさに天然の塩。
「エスキモーさんは、氷河の上で
トナカイを主食としていました。
塩をとっていませんでした。
なぜ大丈夫だったのか?
トナカイの肉にも、塩分があるからです。
ベジタリアンじゃなければ、なかなかいい暮らしでしたね。」
お~い、普通に「ベジタリアン」って言葉が出るよ!
日本じゃ、まだまだ変わっている人扱いで、
「栄養足りるの?」って心配される~。
さすが、イギリス!
(海外の先進国でも、一般的だし~
日本遅れてるし~)
「トナカイは、どこから塩を?
川や雨の水には、微量ながら塩分が含まれているんです。」
だから生命が、誕生したんじゃ~。
「海が塩辛いのは、
流れ込む水の塩分が、
蒸発したときに、塩分が残され、たまっていったからです。
その後、アフリカのナイル川の岸で
原種の小麦を改良し、
定住生活が始まりました。
死者を腐らせないようにしていた、塩。
飢饉にあった時、塩を食物の「保存」に利用。
そこから、塩が食事に入るようになったのです。」
冷蔵庫がない時代。
広域での物流がない時代。
定住生活では、
常に安定した食糧確保が、課題でした。
野菜や魚を、塩漬けに保存し、
人々は、餓えないようにしたんですね。
これが「食文化」。
そして、残念ながら、
「加熱」「調味」が入った時から、
「病気」との、戦いも始まりました。
もし、大昔の人が飢饉の時、
定住でなく、猿人のように、
食べ物を探して旅をすることを、選択していたら、
もしかして、今とは違う人間のようすになってたかも。
定住したい気持ち、わかるけど・・・。
定住して、いろいろの文化を発達させてきました。
食文化は、その中である意味
必要にせまられて、発展していったのだと思います。
でも、時代は変わった~。
冷蔵庫がある。
物流がある。
農作物の改良もある。
1年中、果物や野菜に困ることはありません。
食文化におもきをおきすぎて、
生の果物や野菜を、控えるのはもったいない。
科学、医学の進歩が、
生の果物や野菜を食べようと、言っています。
ナチュラルハイジーンは、アメリカなどの最新の情報に基づいています。
また、もともとナチュラルハイジーンは、
古代ギリシャ時代の医学の父、
ヒポクラテスやピタゴラスといった科学者たちが言った、
「自然の法則に基づく原則と習慣に
従って生き、食べていれば、
誰でも肥満や病気を予防、改善でき、
常に健康な状態で生きてゆくことができる。」
に習って、アメリカの医師たちが、
19世紀初めに考えた健康法なのです。
(アメリカ人の不健康さに、どけんかせんといかん!と思って)
ヒポクラテスもピタゴラスも、
ベジタリアンだったそうです。
一方では、塩などを使い食文化を発展させ、
一方では、自然に生きよと唱え実行し。
昔も今も、人の考えは二分するのかな?
食文化も大事。
健康的自然な食事も大事。
ほどほど、いいとこどりで、
ほとんど健康を目指す、
それがミハルン流、料理講座~!
なんちって(笑)
そうそう、
クリントンさんは、ベジタリアン。
しかもまったく動物性のものは食べない、ビーガンだそうです。
この前、クリントン夫人は倒れてましたよね。
彼女は、ビーガンでないんだな~きっと。
もと、ビートルズの
ポールマッカートニーも、ベジタリアンです。
参農塾で、レタスとか植えました。
大地の恵み、太陽の恵みいっぱいで、
育ってちょ。
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