安息の日々 | オーバー環の音楽人生

オーバー環の音楽人生

役職定年になった途端にコロナ禍、料理人も続けつつ音楽活動にハマっています。

盛岡もびっくりするほど雪が少ない。

もう年が明けて2週間ですけど、通勤もラク、朝起きたら雪が積もって雪かきのために30分早く出勤、なんてのも一度しかない。

 

年越し、一昨年まではお袋に頼っていた部分も大きかったんだけど、

昨年の2度の入院で一時弱り切ったので、完全に負担をかけないように、全て我々夫婦が段取りを付け新年を迎えた。

私はおせちや刺身等手配して受け取るだけだが、小売業に勤める女房が幸い大晦日に休めたので、それだけでも大分スムーズだった。

 

母も大分持ち直し、元々身だしなみには必要以上に気を使う人だったが、弱った時にはそんな事に気が回らず髪もパサパサ、顔もカサカサだったのが、髪も纏めて薄化粧するくらいになった。

 

去年の12月で満90歳である。

多くは望まないがもう少しこのままでいて欲しい。

親父は4月で満95歳、ボケたとか認知症とか心配するほどではないが、やっぱりかなりヨボヨボになった感は否めない。

昭和4年生まれ、価値観がやっぱりソレではあるが、亭主関白、内弁慶も影を潜め、お袋の入院が重なった時には少し情緒不安定になった。 不安だし寂しかったのだろう。

 

元気そうだと思っても気は抜けない。

今のうちにあらゆる想定はしておかないと。

 

女房も協力して介助を果たしてくれる。

まだまだ私たちは現役でいられるだろうし元気だ。

 

今は大事の前の静かさだろうと思う。

追い追いもっと大変になるかもしれないが悲観してもどうしようもない。

今はこの平穏な日々を噛み締めて、心穏やかに見守ろう。

それ以上のご恩は、十分に頂いたのだから。