池袋死傷事故の被告が控訴せず刑の執行停止も
求めないという報道。
在宅起訴から裁判まで事故は車の不具合で自分に
瑕疵は無いと言う主張から180度変わった。
最初からそういう態度だったら少しは判決も軽く
なっていただろうか、分からないけど。
褒賞も取り消し、90歳から5年の禁錮は生きて二度と
娑婆を拝めない可能性も高いだけに、相当な覚悟だろう。
憎たらしかったが最後に刑を受け入れる決断を自ら
下したのは評価に値すると思う。
辛くて不毛な法廷に松永さんが臨む必要が無くなった
と言うのが一番の救いだ。
それでも深い悲しみは消えないだろうが一審での結審は
ご本人も強く望んでいた事でもあるし、区切りを付けたい
気持ちを後押しする結果になるのではないか。
どちらにしても後味は良くない、被告の姿に同じような
歳の親を持つ私としては、憐憫の情も禁じ得ない
のである。
この覚悟は断固として評価、支持するのだけど。
Stop! The 交通事故。