湯豆腐の愉悦 | オーバー環の音楽人生

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役職定年になった途端にコロナ禍、料理人も続けつつ音楽活動にハマっています。

この寒い時期、食卓の一番人気は鍋ということに

なるのでしょうが、昨今は野菜も高い、味を変えても

続けるとやっぱり飽きる、しかも締めとしてうどんとか

雑炊にしてしまうからカロリー摂取はかなり大変な事に

になってしまう。

 

そこで湯豆腐ですよ。

無制限に食べてもいいもんじゃない、せいぜい一人前

半丁、そして出汁で加減した醤油と刻み葱があればいい。

 

小料理屋さん(死語か?)で頼むと気を利かせたつもりか

鱈の切り身一切れとか白菜数枚とか入ってたりするけど

これらは全く蛇足でしかない。

小鍋の中には豆腐と長葱の斜め切り数本が入っていれば

それでいい。

もちろん底にはだし昆布一枚。

 

こっちは煮立たせて豆腐が硬くならないよう注意して

熱々に葱、鰹節、一味等添えていただく。

鍋物と違って毎日でも飽きないけど、最近はイソフラボンが

どーのこーの賛否喧しいので良くわからない。

 

でもねえ、湯豆腐はいい。

今年で連れ添って30年になる女房みたいだ。

と昨日の喧嘩を取り繕ったりしてみる。

湯豆腐と喧嘩はまずしないけどw