12番目のカード | オーバー環の音楽人生

オーバー環の音楽人生

役職定年になった途端にコロナ禍、料理人も続けつつ音楽活動にハマっています。

最近読書量が減ってます。
何故か?
他の趣味に時間を取られてるからですね。

にしてもジェフリー・ディーヴァー、リンカーン・ライムシリーズ
しか読んでないけど、「どんでん返し命!」みたいな感じで
ラストに至る過程に無理がある、プロットが破綻しかけてる、
なんて批判もどこ吹く風、そんな事にも頓着しないボンクラ本読み
としては毎回面白い。

「魔術師」に至っては、もうモチーフが奇術やイリュージョンだけに
やりたい放題感はあるけれど、それだけにカタルシスも半端ない。
うーん、憎い職人ですね。

もう半年はハマってるけどあと2冊も借りれば都南図書館の
ジェフリー・ディーヴァーの蔵書は終わり・・・

で、タイトルの「12番目のカード」
これがあんまり意味を持ってない。  読了後も「え?」って感じ。
いや、ストーリーは面白いんですよ。
でも、これだったら「未完の殺人者」とか「白い手袋」とか
「ライム、千里を走る(脳内で)」なんてタイトルのほうが適切では?

あ、これみんな嘘です。
あまりにライムシリーズが面白くて魅力的で、ちょっと毒づいて
みたくなりました。

今読み始めたのはキャサリン・ダンスシリーズ。
リンカーン・ライムは四肢麻痺の鑑識を専門とする犯罪学者、
キャサリン・ダンスはキネシクス=無意識のボディランゲージを読み取り、
話術を駆使して相手の心理を読み取る超優秀な尋問官、立場の違いはあれ
両方ストーリーは面白く、ページをめくる手が止まらない。

こんなの読んでると時間はあっという間に過ぎていきます。
やらなきゃない事は他にいっぱいあるのに・・
なんて気持ちになるのもいいもんです。
やらなければならない事を逆に教えてくれますから。