大分間が開いてしまいました、音楽並びに男の作法諸事全般の
師匠であるトチヤマ氏との着かず離れずの交遊録第二段です。
トチヤマの大学時代の音楽活動の総決算として、なんとLP盤アルバム
「Neo Conservatism」なる「名は体を現す」タイトルのレコードを
自主制作する氏でしたが、これがまた現在の活動を知る人たちにとっては
信じられない「AOR」的な、あまりにメロウな内容ですが、曲ごとに
ミュージシャン、ヴォーカルを替え、自身は作詞作曲、そしてベース、
ほんの数曲でヴォーカルを担当するという恐ろしくプロデューサー的発想の
アルバムで、完成度も高かった!
収蔵の「My Favorite City」という曲、明らかにモチーフが今は失われた
(昔の面影が、という意味です)釜石のメインストリートで、高校時代の
高揚感を思い出させてくれる名曲で、大好きです。
恐れ多くもプロのサミュエル岡本氏などと並んで、私も2曲ほど叩かせて
いただきましたが、その差の歴然とした事たるや、もう・・・
しかし、短期間で手放してしまった愛機「スリンガーランド」の音色が
そこには残されており、ぜひデジタル盤での復刻をお願いしたい1枚です。
その後、数年の東京修業を経て(トチヤマは呑み込みが早く何事にも迅速
なのです)盛岡に戻り、家業のかたわら「Night cake」、ヒ○トヤCMが
今も記憶に新しい「Picaresque of Bremen」などを次々と立ち上げますが、
この時期私は盛岡にいなかったこともあり、また私には計り知れない氏の
「黒歴史」を踏んづける可能性もなきにしもあらず、触れずにおきます(笑)。
さーて、やっとここまでがお互い30歳を迎える頃までの話、いよいよ
「ROSALIND」始動前夜に雪崩込みますが、長い話もお退屈様、それはまた
近い将来に。
いやー、昨日久々に練習して7曲を2クールやったら腕から肩に掛けて
ダルダルです(泣)。
でも、楽しいんだよなあ・・・