ランキングに参加しています
この下の「ブログ村 介護ブログ」という赤い文字をクリックしていただけると幸いです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
おはようございます。「水野敬生オフィシャルブログ」です。介護業界に身を投じて30数年。介護・福祉の仕事に関することの他、趣味や様々な出来事を綴っていきたいと思います。
自身の勤務する社会福祉法人では、提供する介護サービスの質の向上、ご利用者満足の向上などを目的に、品質の国際規格ISO9001の認証を取得しています。
そこで、毎週水曜日(たぶん…)は、介護とISOに関連した記事をお送りしています。本日のテーマは『安全運転管理者』。
先週8日大津市で8日午前、衝突した車2台の1台がお散歩中の2~3歳の保育園児13人、保育士3人の列に突っ込んだ事故で、2名の2歳の園児が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。自身の勤務する社会福祉法人でも企業主導型保育所を運営しており、利用中は当然お天気の良い日などにはお散歩に出かけることから、他人事ではありません。ましてや事故後の園を運営する社会福祉法人の会見において、事故に直接関係のない園長に執拗に質問を浴びせる報道陣の姿勢には、呆れるばかりでした。
この他、先月4月23日には8人が死傷した神戸市営バスの事故や、19日に発生した豊島区池袋で高齢男性が運転する乗用車が歩行者らを次々とはね2名の方が亡くなられるなど、交通事故のニュースが後を絶ちません。GW中にもホリデードライバーらが引き起こした事故で、小さな命がいくつも奪われました。
昨年は、東名高速道路で、追い越し車線に無理やり停止させられたワゴン車にトラックが追突し、夫婦が亡くなった事故をきっかけに「あおり運転」の危険性がクローズアップされ、社会問題にもなりましたが、車は凶器です。自動ブレーキをはじめ、車の性能は格段に上がっていますが、それを扱う人間の性能、ポテンシャルは全く進歩していないどころか加齢などによりむしろ低下しているということを忘れてはならないのだと思います。
自身の勤務する社会福祉法人では、特別養護老人ホームのご利用者の受診や、デイサービスの送迎、訪問介護や訪問看護ステーションからご利用者宅への訪問など、車の運転は欠かせない業務の一つです。現在国は、道路交通法に基づき、一定以上の台数の自家用自動車を保有する事業所において、運行計画や運転日誌の作成、安全運転の指導を行う安全運転管理者の設置・選任を義務付けています。
一定以上の台数とは、車定員が11人以上の自動車にあっては1台、その他の自動車にあっては5台以上(自動二輪車(原動機付自転車を除く)は1台を0.5台として計算)。また、自動車の台数が20台以上の場合は、副安全運転管理者を選任しなければならないとされています(選任人数は20台毎に1人を追加)。
安全運転管理者は、年齢20歳(副安全運転管理者が選任しなければならない場合は30歳)で、その管理下の運転手に対して、国家公安委員会が作成・公表する「交通安全教育指針」に従った安全運転教育や、内閣府令で定める安全運転管理業務を行わなければなりません。また、自動車の使用者は、公安委員会から安全運転管理者等の法定講習の通知を受けたときは、安全運転管理者等にその講習を受けさせなければならないことになっています。こうしたことから、自法人でも安全運転管理者を任命しています。
また、運転業務にあたる職員に対して研修も行っています。厚生労働省では、介護施設における高齢者の送迎は「安全確保のために運転を専門とする事業者に委託することが望ましい」としていますが、大半の施設、特にデイサービスにおいては、運転業務を事業者に委託するほどの介護報酬も支払われず、多くの施設や事業所は厳しい経営状況を必死に支えるため、生活相談員や介護職員が送迎を務めており、心身の負担が大きい介護業務に運転を加える難しさもあります。
しかし、こうした中にあっても、介護を要する高齢者の車両での送迎では、決して事故を起こしてはいけません。したがって、安全運転管理者の役割は今後ますます重要になってくるといえます。と、同時に、看護小規模多機能型居宅介護の通いやデイサービスの場合、「送迎」とは自宅から施設、施設から自宅までの移動手段ですが、少し見方を変えると、自宅から外へ一歩踏み出した際の「最初のサービス」ともいえます。
自宅から施設まで来ていただけるかどうか、その日一日楽しく感じてもらえるのも、最初のサービスである「送迎」にかかっているといっても過言ではありません。おもてなしの心でお出迎えし、安全に乗車していただき、施設まで安心して楽しい気持ちで来ていただけるかが何よりも大事なことといえます。大津市の交通事故でもわかるように、どんなに注意していても、どうにもならない事故はありますが、事故を起こさないことはもちろん、事故に巻き込まれないよう、注意していきたいと思います。
今後もISO9001認証取得事業所として、法令や倫理規程、就業規則をはじめ、法人内に存在するマニュアルなどを確実に遵守し、真にご利用者が安心して利用することのできる組織として、成長し続けていきたいと思っています。
末筆に、亡くなられた大津市保育園児をはじめ、交通事故で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族やお怪我をされた方々に心からお見舞い申し上げます。
ランキングに参加しています
この下の「ブログ村 介護ブログ」という赤い文字をクリックしていただけると幸いです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓







