日本、2大会連続16強 豪州と引き分け

21日には大熊清監督(40)が目標に掲げていた

8強入りをかけてモロッコと対戦する。

なんとか滑り込みセーフでベスト16入りというのが

正直な感想です。

テレビで試合を見ていましたが、このチームにも

日本代表と同じ問題を抱えていると思います。


ディフェンスラインが下がりすぎ


3バックの押し上げが全くといっていいほどないので

攻撃する選手が限られて、中盤が間延びしてしまって

相手にゴール近くまで簡単に攻められてしまう。


フル代表もそうですが、ディフェンスラインの裏に

ボールを出されないために、ラインを下げる。

だから中盤が間延びしてプレスが掛けられない。

ラインの押し上げもないので、サイドからの攻撃も

個人技に頼ってしまうことになるし、真ん中から

崩す個人技も無いので、点を取る形ができない。


特に相手が上手の場合は、メキシコ戦のように

顕著に 現れている気がします。

(ユースの試合もそうですが、

最近のフル代表の試合では、オフサイドトラップがほとんどない)


2002年W杯ベルギー戦でフラット3が崩壊してから

日本はディフェンスラインを1枚余らせる(スイーパー)

ことで成功したせいか、進化していないような気がします。
確かにあの時の宮本の判断は否定しませんが、アジアで成功して

いる3バックは、あの時から満足してしまっているような気がします。


日本サッカーの問題はFWの得点力不足より、ディフェンスラインでは

ないかと思いますがどうですか?
ここを改善しなければ得点力不足は解消しないと思うのは僕だけでしょうか?

(FWがシュートの場面でパスを出してしまうことも問題ですが・・・)

慣れているから3バックを選択しているのではなく、裏を取られるのが

怖いから4バックでなく1枚余らせる3バックを選択しているような気が

してなりません。


話をユース代表に戻します。


この世代は、北京五輪・南アフリカW杯の主力メンバーに

ならないといけないということで、モロッコ戦では、

コンパクトなサッカーを目指し、結果を出して欲しいし、

個人的には、苔口を出してくれないかな。