茗荷谷の「丼太郎」、新宿の「たつ屋」、大井町の「牛八」
はインディーズ系牛丼の三大聖地なり。
はっ?? と思われた方はスルーするなり。
B級グルメ人にしてオールド世代にしてさらにまあ30~
40年前から関心を持って食べていた人にはピピッと
アンテナが反応するだろうけれど、
「牛丼太郎」「たつ屋」
「牛友チェーン」ってご存じないかたもいますから。
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一昨日は品川で仕事だったからインディーズ系牛丼
に今だこだわっている僕は大井町の牛八をきめこんで
でかけていった。

 

(大井町駅 イルミネーションに飾られた街路樹)

 

 

 

 


牛丼とカレーを食べさせる牛友チェーンの味と伝統を
ひきついだ店はたった一軒のみでありそれが「牛八」。
この日は「牛友チェーン」ロゴ入りイラストを撮影
したくて店に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

(ジャーン!! まるでセンスなし!! イルミネーションに飾られた町並

との対比がすげえ!)

 

 

 

 


カレー中盛りを食べる。普通盛り、中盛り、大盛り、特盛りが
あり中盛りからかつての牛友チェーンのロゴ入りの皿となる。
またカレーは辛口(50円)があり前回は辛口だった
から今回は普通にした。

 

 

 

 

(カレー中盛り500円)

 

 


センスのない盛り付け。
でもこれがいい。
ルーの色もいまどきはやらない黄色。
ルーの色はどんどんと濃くなって行き、
現在は黒っぽいものまである。
時代とともに濃い色が食欲を増す色とかわっていったのである。
黄色いルーは大正時代や昭和初期のカレーだ。
さあ、まずは一口!!
おお!! 30年前に食べた味がよみがえってきた!
自分は大学が江古田にあり隣の駅桜台に牛友チェーンが
あったのである。
それまでは牛友チェーンの存在は知らなかった。
大学のクラスメイトの評判は一致。
「安くてすごいボリュームでお腹一杯になるけれど
おいしくない。店がやたら汚い」
はじめにそういった評判をきいていたからす通りしていた
わけだけれどもあるときお金がなく腹も減っていたから
牛友に入ってみた。
やっぱこんな風にドッカーンと盛りがよく肉が
ほとんど入っていないカレーだった。
そして店は汚かった(笑)
ああ、でも懐かしい。
30年前の記憶がよみがえったよ。
そうそう、これだけは書いておかなければ!
美味しいカレーだ!!
もう牛友チェーンは存在しない。そしてここは牛八と
いう店なのである。だから店もきれいだよ。

 

(食べ終わると現れる牛友チェーンのロゴ入りイラスト これが見たくて

遠方から訪れる人もいるのだ)
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PS・・・・ネットでは牛友チェーンのスレッドが
立っているけれど、あちこちにあった店は
どこも汚かったという情報が入ってくる。
それぞれ店長がいたわけだろうけれどどうして
なのだろう?なかにはきれいにするのが好きな
店長もいたのでは??? なんでやねん??
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