伯父と伯母が老人ホームに入居してから2年経ちました。

入居したばかりの頃は、本当に大変だったろうし、本当に老人ホームには想像以上のご迷惑をお掛けしたと思っています。

 

 

 

そして、今週は2年越しで伯父の作品の譲渡ができたりしたので、入居した日の事などを思い出していました。

 

2年という時間は、入学した子が3年生になるくらいの時間なので、長いような短いような、最近のわたしには、とても早く過ぎてしまう時間ですが、90歳近い伯父伯母の2年は浦島太郎が竜宮城で過ごした時間のように、肉体的にも認知症状も、玉手箱を開けたように衰えて行きました。

 

夏に老人ホームでクラスターがあり、発熱した伯母と同室の伯父も1週間の隔離となり、その後もクラスターが続き、長引いた隔離中から伯父の失禁と転倒が始まりました。

 

毎日のように失禁しているだろうし、もっと頻繁に転倒していると思いますが、ズボンが洗濯に間に合わなくなった頃に1回と、転倒して頭や顔面を打ってしまった時だけ月に1回程度しか、老人ホームから連絡がきません。

 

徘徊する認知症も大変だけど…

足が弱ったことを忘れてしまって、歩こうとする認知症の伯父はもっと大変だと思います。

 

今から思えば直線距離で数百メートルの老人ホームですが、直接持って行けないので郵送で書類のやり取りすればよかったと思いますが、やっと意見書など記入してもらい、やっと受け取って、夏に見学に行った特養の相談員さんの予約を取り、申し込みに行きました。

 

でも、その朝、もう少し早く申し込みに行くべきだったと思わされることが起きてしまいました。