(ELLEGARDENも含め)ずーっと抽選に外れていたMONOEYESのライブチケット。
今回、ようやく当選する事ができたチケットを握りしめ、一人、金沢EIGHT HALLへ。
先日発売されたEP『The Unforgettables E.P.』を引っさげてのツアー「The Unforgettables Tour 2024」、金沢はその初日でした。
開演10分前に細美さんがステージに現れ前説(?)を。
最近、ライブ会場で痴漢がとの話がありましたが、それに関する注意事項や万一被害にあわれた方のためのハンドサインを決めようというようなお話でした。
幸い、そのハンドサインが上がる事は無い、とても楽しいライブだったので良かったです。
というか、こんな前説が必要な事態になることそのものが腹立たしい事ですね。
さて、定刻になるとスターウォーズのテーマのSEが流れてメンバー登場。
新譜からの‟Ladybird”で幕開け、一気にハイテンション!
その後も畳みかけるようにテンション上がりまくりな曲のオンパレードで、跳ねて拳を上げてで楽しく汗だくになりました。
テンション上がりまくりといえば、MONOEYESの単独ツアー自体もライブハウスも久しぶりという事で細美さんも「楽しいね!」と何度も口にし、「アドレナリン全開で行こう!」との掛け声と共に、スコットの曲‟Adrenaline”へ流れ込んだり、「楽しくてお酒飲みたくなる。飲んでいい?」「でも下手になるからなぁ」と言いながらビールを口にしたりなど、終始笑顔で楽しそうで、こちらも一緒になって笑顔に。
もちろんメンバーのみんなが楽しそう。
一瀬さんも「楽しんで」と言いながら笑顔を見せてドラムを。
戸高さんも「久しぶり過ぎて、どんな顔で演奏してたか忘れてたけど、みんなの笑顔で思い出せた」みたいな事をいいながら激しくプレイ。
アリスターのツアーから日本に帰ってきたばかりで「時差ボケが酷くて本番15分前まで寝てた」なんて言っていたスコットも、ビール飲みながらグルグル回っていたり。
それに"My Instant Song”では2番をスコットが歌ってツインボールになるのも上がるものがありましたし、「レアな曲をやります」と言って‟Just A Little More Time”を演ってくれたのは好きな曲だったので嬉しかったです。
とにかくバンドの楽しそうなステージと熱気が会場一体になって、ほんとに楽しく幸せな空間でした。
そんな楽しい部分だけでなく、能登の被害について、父親とのことについて、生きている中で感じる絶望についてなど、真摯なメッセージも。
また、奥さんへ結婚を申し込んだ時の想いとそれに由来する曲(大好きな曲だったけどより好きになりました)、映画『アンタッチャブル』からの血まみれスコットのエピソードからの‟The Unforgettables”に込められた想い、などなど、その言葉は本当に染み入り、思わず胸も、目頭も熱くなったり。
毎回、本当にただ楽しいだけでなく、生きる上での力、希望をもらえ、過去から未来へと繋げられような生き方が出来るようにと自分を鼓舞したくもなるライブ。
とにもかくにも、楽しかったー(≧▽≦)
ところで今回のツアー初日が金沢だったのは能登の震災があったからで、細美さん自身も現地にボランティアに赴いていたそう。
そしてこのライブの翌日にはMONOEYESチームとして、みんなで今回の豪雨による被災地にボランティアに行かれたそうですね。
ライブ開始時にも「こんな状況で飛び跳ねてていいのかってのもあるけど、楽しめばいい」みたいな事を話してましたが、言葉だけで無く実際に行動を起こされている姿を見て、それぞれが思い感じた事を出来る範囲で出来たらいいな、なんても思いました。