- 著者:栗本 薫
- 『タイスの魔剣士 (グイン・サーガ 111巻)』 (ハヤカワ文庫)
快楽の都タイスのタイス伯爵タイ・ソンの命令により、剣闘士して来る水神祭りの武道大会に出場させられる事になったグイン。
それに備えて、そしてその実力を伯爵に見せるために闘技場で戦う事になるこの巻。
イメージはリドリー・スコット監督の映画「グラディエーター」ですね。
やはりあれが脳内でイメージされます。
今回の特徴は、ずばり1対1の戦い。
それによって際立つグインの強さ。
相手の動きがスローモーションに見える様子は、そりゃもう、ボールが止まって見えたという元・巨人軍の長嶋茂雄氏のようだ(笑)。
改めてグインの強さを実感させられると同時にグインが、自分自身がグインであるという事を取り戻していくようで、グインがグインらしくなってくれるのはやはり嬉しいところ。
でも記憶が戻るのはまだまだ先なんじゃないかなぁ。
それにしても今回はリギアの出番も殆どなく、フロリーの出番も無かったのでむさ苦しい男臭い巻でした(笑)。
その中で現れた美しき魔剣士。
彼の正体はいかに?!
ところで、あとがきを読むと次は2月みたいな事が書いてありましたが、帯には1月発売の文字が。
1月発売を信じて続きを待ちたいですね(笑)。