弟が自殺しました(自死遺族の日記)

弟が自殺しました(自死遺族の日記)

2010年、弟が自殺しました。当時の状況、家族の心境、私の想いなどを書いていきます。
何に役に立つかわかりませんが、私の中のケジメとして辛い思い出を掘り返しながら記載していきます。

アメブロでは、記事を逆から読めないので、弟の最後までの物語は、こちらからリンクする事にしました。


読み終わったらトップページに戻っていただき、続きをクリックしてください。




第1話 弟の自殺


第2話 弟の死の知らせ後


第3話 死亡連絡を受け、実家へ


第4話 静かな食卓


第5話 自殺知った翌日


第6話 弟を迎えに


第7話 自殺現場に到着


第8話 弟が待つ警察署に到着(遺品にメッセージが・・・)


第9話 弟との対面


第10話 葬儀場に到着


第11話 お通夜の前日


第12話 通夜が終わり


第13話 告別式の哀しい釘の音


第14話 火葬場の煙突


第15話 骨上げ、そして実家へ




その他の日記一覧はこちら


日記は新しい順に掲載しております。



■ 自死遺族の会 開催予定 ■


【2020年2月16日(日)14時~17時】兄弟自死遺族の会 テルテルの会

(都立大学駅徒歩5分、貸し切りのカフェで、14時~開催いたします)


先月、二人のお子さんのうち一人を自死でなくされ、
それから残された子供にどう接していいか分からないという
お母さまとお話しする機会がありました。

残された息子だけは
どうしても同じことを繰り返さないように
何が何でも守っていかなければならないと。

それでも子供が考えていることがわからない。
大丈夫?と聞いても適当な感じに「大丈夫だから」と答える。
亡くなった娘の話をしだしても、
話をほかの話に変えられてしまって語り合うこともできない。

もしかしたらこの子も
同じ病気か悩みを抱えていて
気づいたらまた居なくなってしまうのではないかと
とても不安な様子でした。


そういえば、以前、横浜で
あんじゅの会の方々と兄弟の遺族の会、テルテル
合同で机で向かい合いながら、
子供を亡くした親から、子供にしてほしい事、
テルテルからは親にはこうしてほしいなど、
大変珍しいお話会をしたことがありました。
(遠くからりりさんも駆けつけてくれました)

そこで分かったのが
家族だからこそ、思っている胸の内は話すことはしませんが
ずっと両親の心配、子供の心配を
お互いが必要以上に心配しているという事でした。


兄弟遺族の会ででる話も
いつも親の心配ばかり。

両親の近くにいずれ引っ越してきたい。
親となかなか話が出来ないけどずっと落ち込んでるから心配でならない。
両親をカウンセラーに連れて行ったほうがいいのではないか。
亡くなった姉の分まで両親を支えていかなければ・・。
両親が亡くなるまでは絶対死ぬわけにはいかない。
母親が兄弟が亡くなってから元気がないからどうしていいか分からない

等々

両親を心配する相談は尽きないです。
両親に心配させたくないから
弱みを見せないように強がってるんですよね。


両親からしたら、残された子供が
まったく話をしないから何を考えてるか分からない。と、
心配する気持ちは十二分にわかるのですが
残された子供はこれからどうやって両親を支えていけばいいか、
この絶望の悲しみの中で自分の人生をどうやって見つけていけばいいか。
悲しみを受け止めながら未来のことを一生懸命考えてます。


兄弟が亡くなったことで、会社を辞めてしまった人。(私もです)
大学を辞めてしまった人引きこもりがちになった人
沢山いらっしゃいますから、それはそれは心配ですよね。
遺族の会にも沢山そのような方がいらっしゃいますけど
みんなが死にたいということではなく
これからどうしたらいいかと、長い時間をかけて
生き方を見つけてらっしゃる方ばかりです。

自分の分身のような兄弟が亡くなったのですから、

数か月で元気になるほうがおかしいですからね・・。



ちなみに私も私の両親も最初思っていたことですが
この、自死をする" 鬱 "というものが遺伝性のものかと勘違いしている方が
多いようですが、こちらは現代では基本的に無いという医学会での常識となってます。
数か月前も鬱は遺伝性ではないとコロラド大学の研究者からの発表もありました。
ですから、私にそういう遺伝性のものがあったから、子供が亡くなってしまったのかというように自分を責めないでくださいね。

ただ、鬱は脳の病気ですが環境や人生経験の影響も少なからずあるようです。

ですから、この先、ものすごくつらい壁にぶち当たったとき、
兄弟が自死してしまったという経験があるために、
"死ぬことで楽になる"という選択肢が出来てしまったという可能性は否定できません。

ですから辛いとき、悲しくて耐えられないとき、
生きていて辛くなった時は、
ここ(両親の元)に帰っておいでという
死ではなく両親の元へと受け入れる道を作ってあげればいいと思うんです。

無理して慰めることではなく必要以上に過保護にすることではなく
辛いときは一緒に悲しんであげて
追い詰められたときは手を差し伸べてあげ、
いつでも受け入れてくれる暖かい場所があるんだよ。と
伝えてあげることが大事かなぁと思ってます。

残された子供への接し方なんて
タイトルでしたが、内容は若干ずれてしまいました・・。
前回もお話させていただきましたが、
あくまで人それぞれすべての方に当てはまるわけではございませんので
少しでも参考になればと思います。

また、長くなってしまいましたので、
機会があったらお話させていただきます。


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今月31日に、ご遺族でのお食事会がございますので
そちらでも同じような色々なお話もできるかと思いますので
是非お時間ございましたらご参加くださいね。
https://heartstrength-japan.com/form_20190831.html

 


 

こんにちは。

本当に暑くなってきましたね。
毎年夏になると、弟との思い出がつまっているためか
何年たっても忘れることなく色々なことを思い出します。

弟が亡くなってからもう少しで9年。
周りの環境も変わってきて、弟がしらない甥っ子が産まれたり、
弟が知ってる友達も不幸があり亡くなられたり、
本当にこの9年は色々な事がありました。


弟が最後に買った一番大きな買い物の車はもう
私がずっと乗ってきましたので走行距離も10万後半。

さすがに見た目にも痛んできたので
もう限界かな・・。と泣く泣く廃車にしようかと
整備に見せにいったら、


「まだまだ走れますよ。全然大丈夫です!」

と言われ、
まだまだ〇〇くんは一緒に走りたいんだね!
と、とても嬉しくなり、車を一旦あずけて
すべての整備と痛んでる部品の交換をしてもらいました。
これからもまだまだ使っていきたいと思ってます。



さて、話は変わりますが
今日は10月の遺族の会の告知のために
アップしたのもあったのですが、
遺族の会でいつも聞かれる話題があったので
ちょっとお話しようと思います。

それは、これから会った人に兄弟のことをどう話すか、
また、聞かれたときにどう答えるかということです。

弟が亡くなってから出会った人に
「ご兄弟はいらっしゃるんですか?」
と聞かれて、いつも戸惑ってたんですよね。

弟が居ないと言ったら
弟が亡くなったことを認めるというか
存在を消してしまうという後ろめたい気持ち。

居ますよ。といったら、今は何してるんですか?
など踏み込んで聞かれたときに
嘘を言う事になってしまう。という辛い気持ち。



私は最初は、自死の事すら隠しませんでした。
相手になにを言われようが、どう思われようが
弟を知ってほしい(今となっては烏滸がましい)という気持ちがあり
何年前に亡くなりました。と正直に話ししてました。

別に暖かい言葉をかけてほしいわけでもないのですが
ただ、隠すことも、弟が居なかったということにするのがいやなので
すべてお話してました。

しっかりその話に対して向き合ってくれる人も、
「そう、、残念だったね」
とうまく流してくれる人もいましたけど、
ビックリして興味本位で色々突っ込まれて聞かれることも、
え!何それ!まじで!って笑われたことまりました。
(あの人ななんだったんだろう)

傷つくこともとても多かったですけど
私はそれが正しいと思ってたんですよね。


ご遺族の皆さんにお聞きすると
人それぞれで、やはりその話題がでると、その場から離れたり、
そういう話になるのがいやだから、あまり人と接点を持たないようにしたり、
ご遺族のみなさんはとても苦労してる現実がありました。


私がいつも弟が亡くなった話をするときは
聞いてきた方も、「まずい事を聞いてしまった」というような
少し" 間 "が出来ることに気づいたんですよね。
弟が亡くなってからは色々な事が客観的に見れなくなっていたので
とくに気にしてなかったですけど、

もしかしたら
私の話が相手を困らせているんじゃなかと言う事に気づいたんです。


相手からしたら
別に私の内情を探っているわけでもなく、
ただコミュニケーションの一環として家族の話題を出しただけなのに
突然、自死で亡くなった話をされて、
どう答えていいか分からず、「マズイ事を聞いてしまった」と、相手を困らせていたんですよね。

それに気づいてからは、これから長い付き合いになりそうな人には
柔らかくしっかり伝えて、少しの挨拶程度の出会いの場合は
心の中で、〇〇くん(弟の名前)ごめんね。
と思いながら、「兄弟は姉だけです」と軽く返事をすることにすることにしました。


とてもとても心苦しいことですけど
自分だけでなく相手の事を想うと、
この方法が一番最善かなって思ってます。
相手を困らせないだけでなく、
亡くなった弟を偏見から守るということが出来るんです。

弟のことは分かってくれる人にだけ話せばいい。
心の中でいつも生きていますからね。



それも人それぞれ、正解があるわけではないんですけどね。
何か参考になればと書かせていただきました。


 

こんにちは。

久しぶりに色々ブログに書いていこうと思ったのですが
その前に、ハートストレングスのメルマガで
小日向るりこさんが書いてくださった「中高年のひきこもり」を読み
思い出すことがあったので少しだけ書いていこうと思います。

おそらくご遺族の方には
最近の引きこもり中年の事件には
色々考えさせられることがあったのではないでしょうか。

実は私の従兄のお兄さんが半年前に
私の弟同じように自死しました。
とてもショックな出来事だったので、あまり知り合いにも伝えてなかったのですし
ブログにも書くことはしないつもりでしたが、
同じように、中年ひきこもりからの自死でした。

何年か前から、親戚の中でも、
"あいつはダメな奴だ" ”情けない”など、色々な噂がでていたので
私は何度も、私の弟と同じようになってしまうから
絶対追いつめないで欲しい。生きてるだけでも
私からしたら本当に羨ましい事だから
、と伝えてきたのですが
また私の親類に同じような悲しいことが起きてしまいました。

従兄の母親は、一周忌が終わったら自分は死ぬと
半年たった今も言い続けて
悲しみに暮れながら日々を過ごしています。


そのお兄さんは私が小さい時から
いつも遊んでくれてとても大好きで、
私の弟の葬儀の時にも一生懸命私や家族を励ましてくれてた
本当に心優しいお兄さんでした。


最後の夜は母親から、「仕事に出なさい!そろそろ働きなさい!」と言われ、
口論となり、そのまま深夜に部屋で亡くなったそうです。
中年ひきこもりに関して、
テレビや報道をみると、こうしたほうがいい、こうやって対策したほうがいいと
色々言われておりますが、
従兄のご両親が昔から沢山の愛情を注いで
色々な苦労をして育てているのを知っているので
専門家の対策の話などは若干綺麗ごとに聞こえてしまうのもあります。


某テレビ番組で
ひきこもった子を持つ親へ進める3つの言葉というのが
放送されていたようで(後で少し話題になっていたので知りましたが)

「あなたにも、いいところがあるよ」
「そうだね」
「苦しんでるのは、あなただけではないよ」


という3つの言葉が良いというのを説明していたようです。

私には最も言ってはいけない言葉で

更に追いつめるような言葉に聞こえましたが
こんなことが放送されてしまうように
メディアもそもそも信用できないのもありますよね。


しかし、実際自分の子供がそうなったら
どうしたらいいか正直わかりませんし、
きっと誰にも当てはまる正解なんて無いと思います。
人それぞれ悩みも環境も個々が思う幸せの形も違いますから。



実は、亡くなった後に聞いた話だったのですが、
自死する3か月前に一度、自分の意志で一度家出をしたようでした。
すぐ探し出して家に帰したらしいですが
私はこれがターニングポイントかと思ってます。
従兄のお兄さんが示した最後の意思表示。
この出来事をもっともっと汲み取って、
話を聞いてあげるべきだったのかと思ってます。


きっとご両親も今となっては分かっていることでしょうから、
そこの話をしたいわけではなく、
引きこもりの人も、きっと今のままではダメだと思っている方がほとんどで、
どこかしらで意志を表現しているかもしれない。ということです。
こちら側の意見を一方的に伝えるのではなく、
何らかしらの意思表示を敏感に感じ取り、
けっして、自分の主観で話をせずに、
精一杯理解してあげようとする事が必要なのかなって思います。


私も弟の事で
今になったら、あれはそうい事だったのか・・。
というのが数えきれないくらいあります。
それを感じ取っていれば、また違う人生があったのかもしれません。



だからと言って家庭内暴力や暴言があったり
金銭問題など沢山ありますから、
簡単な話ではないんですけどね・・。


長くなってしまいましたが、
こんな悲しい事は起きないように
引きこもりの方もご両親も、
お互いが意見を言い合うことができ、
お互いを尊重できるような世の中になることを祈るばかりです。
 

こんにちはー。


もうすぐ梅雨が迫ってきて
これからは夏入りですね。

先日は、アメブロからのご縁で知り合った
りりさんという方と(前回、謎のリブログをした方)
ご遺族のお茶会を行わせていただきました。
互いに結び支えあった日

弟が亡くなってからというもの、
ご遺族の会からのつながり、ボランティア活動などを通じて
色々な方とのご縁をいただいて
様々な面で相談にのってくれたり本当に助けてもらい、
感謝の気持ちでいっぱいです。

これもきっと空にいる弟が
繋げてくれてるんだなぁと思ってます。

弟が亡くなってから弟の遺品や、物は
時と共に無くなっていき、
最後に買った車もあと何年もつんだろう段々古くなっていき、
徐々にみんなの記憶からも弟の記憶が薄れていくと思っておりますが、
弟が繋げてくれたこのご縁は今の自分を支えてくれる
一番大事なものとなってます。


〇〇くん 本当にありがとう。

 

 

今年の夏は、弟とよく行った

色々な場所に遊びに行こうと思ってます。

数年前、弟の体を通った風が

まだ漂ってるかもしれないですもんね。

 

年齢的には、昔一緒に行ったように
バイクで行くことは出来なくなってしまいましたけど、

少し古くなった弟の車にのって行ってきます。

 

 

いつも暗い話が多いですけど(汗
今回は前向きな話をさせていただきました。

 

 

 

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■ 開催予定 自死遺族の会 
【2018年7月1日】兄弟自死遺族の会 テルテルの会
(御茶ノ水駅、14時~開催いたします)