えがお 3
※前回の続きです
現地の方から聞いた、被災地の現状
被災された方の現状
とにかく、心を痛めている
大人も
子供も
そして、格差が生まれ始めてる事
瓦礫は一箇所に集められ、そのまま
津波で流された地区もそのまま
巷で言われてる
「復興」
って何だろう??
確かに、復興に向けて全力で頑張ってる人達がいる
泥かき
瓦礫撤去
地域の人も
全国から集まったボランティアの人も
懸命に頑張っている
でも、それだけじゃ足りない現実
瓦礫の受け入れを受け付けない他県の自治体
一時期より減ってしまったボランティアの人達
様々な風評被害
色んな問題がある
何一つ解決していないのが現状
そして、心を痛めてる被災された方たち・・・
目の前で、大切な人が
目の前で、大切な家が
どんどん流されて行く
住み慣れた、見慣れた街が・・・無残な姿に変わっていく
思い出も、何もかもさらっていく・・・
正直・・・俺には創造もつかない・・・
創造することすら、怖い・・・
でも実際、あの日東北地方沿岸部を襲った津波は
被災された方の胸に、今も残ってる
脳裏に焼きついてる
おととい、観た番組なんだけど
小学3年生の女の子が、あの津波で助かったんだけど
その子の家族、お父さん、お母さん、お姉ちゃんは津波にのまれてしっまたらしい
いまだ、お母さんとお姉ちゃんは見つかってないらしい・・・
その女の子は、1年間・・・ずっと助かった自分を責め続けてる
「自分だけ助かった
一番に逃げたから
だから自分を責める」
やりきれんよ・・・
まだ小さな子供達が、そんなことを考えてる現状・・・
無邪気に遊んでる子供たちの心の奥に、そんな悲しい現実がある
そして、イジメ
比較的被害の少なかった子供が
家や車、家族を失ってしっまた子供たちから嫌味を言われる・・・
大人も、この一年頑張ってきた、踏ん張ってきたストレスが出てるらしい・・・
突然泣き出したり、仕事をする意欲がうせる
引きこもりになる
そんな時、いつも聞くのが
カウンセラー
そう言った心の問題は、カウンセラーに任せろと
確かに、そう言った心の問題のプロだから、カウンセラーにお願いすれば良いのかも知れないが・・・
それが他人事になってる事じゃないのかな?
誰かが被災地に行って、話しを聞いてあげるだけでも良いんじゃない?
誰かが被災地に行って、誰かの手を握ってあげるだけでも良いんじゃない?
専門的な事はわからないけど・・・
人が人を支えて
人が人に寄り添う
一番基本的な事じゃないのかなって思う
全てを人任せにして
「復興」
や
「頑張れ日本」
って言ってる奴
復興や頑張れ日本って言葉は、そんなお前らに言ってるんだよ!!って事を忘れないでほしい
現地の人、現地で頑張ってるボランティアの人、それを支えてる人達が一番
復興させようとしてるし
歯食いしばって頑張ってます!!
俺たちは、それを忘れてはいけないんじゃないかな・・・?
まずは、多くの人が実行してる、自分でも出来る事ってのを続けて行きましょう!!
今回、現地の方のお話を聞かせてもらい
それだけでも、この地へ来た意味があったと思った
しかも・・・何故か・・・
突然お邪魔したにも関わらず・・・
じゃじゃ麺ご馳走してくれた・・・
しかも、支払い方が・・・イケメンだった・・・
気を使わせてしっまた・・・
反省したけど、めちゃめちゃ感謝した!!
そして、俺たちに向かって
「良く来てくれたね!!ありがとう!!」
って・・・・
なぜ?
なぜそんなことが言えるの?
ただの輩のような集団なのに・・・
まだ何も出来てないのに・・・
あったかいし
懐深いな~
勉強になりました!!
ご馳走様でした!!!
ぜってぇ何かでお返しする!!
自分がやるべき事が少しだけ見えたかもしれない
泥かきや瓦礫撤去もそうだけど
ほんの少しだけ
人の心に寄り添えるもの・・・
行く前から迷ってたけど
その迷いは消えたね!!!
音楽で、心に寄り添う
これを続けていく!!
行く前にメンバーで話し合ったこと
1度やるなら、その後も続けて行かなきゃ意味がない!!
覚悟を決めよう!!って
ようやくゼロ地点が見えてきたかなって感じたよ
・・・続く