今年は、THE BEATLESが現役時代唯一のオリジナル2枚組アルバム
「THE BEATLES」(通称ホワイトアルバム)が
発売されて50周年記念だ。

1968年11月22日に発売され、
30曲収録されたアルバムは
前作の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が大絶賛され、
途中、「マジカル・ミステリー・ツアー」出したが、
英国ではEP盤(シングルサイズ)2枚組6曲収録の
ミニアルバムだったので、
フルアルバム2枚組に、多くの人達はかなり期待しただろう。

しかし、発表後、評論家の評価は散々で、
「散漫でソロアーティストの集まり」みたいな事も
言われてた。

このアルバムを初めて聴いたのは、
1976年夏過ぎだったか?
大きな商売やっていたN君の家に遊びにったら、
広いリビングに立派なステレオが置いてあって、
レコードラックに、そのホワイトアルバムが鎮座していた。

当時のレコードの値段は2,500円。
ホワイトアルバムは2枚組で4,600円もした。
中学生だった自分の小遣いは2,500円なので、
新譜で買うなんて無理無理!無理でした。
まだ、DISK UNIONで中古盤を
買うなんてことは知らない
「うぶ」な時代。

Nくんはとても優しい少年で、
そんな高いレコードを
聴くことに、何も抵抗もなく「自由に聴いていいよ」と
ターンテーブルにレコードをのせてくれた。

別の友だちから借りた
ベスト盤「1962-1966(通称赤盤)」を
カセットテープに録音して、
ひたすら聴いていた中坊には、
ホワイトアルバムはかなり刺激的だった。

それまでの「せーのっ!」って感じで
仲良く演奏していたような、
ビートルズサウンドとは明らかに違うのだ。
それでも、A面の8曲はそれなりにPOPで
聴きやすいものの、「オブラディ・オブラダ」が終わって、変な歌「ワイルド・ハニーパイ」の次
「バンガロー・ビル」にこれまた、
変な魅力を感じながら聴いていると、
突然、甲高い女性ボーカルで
ワンフレーズ歌っているのが出てきた。
最初、何かの間違いか錯覚と思っていたが、
オノヨーコの声だった。
そのため、
その後の超名曲「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープス」の美しさを、うまく理解できなかった。

30曲のうち、「レボリューションNO9」は流石に高校を卒業するまでフルで聴かなかったが、

29曲は、世間が言うほど、可怪しいと思わなかった。

逆にジョン・ポール。ジョージも個性丸出しの曲がこれでもか!と聴けて深みにハマるのだ。

 

21世紀なって、だいぶビートルズナンバーの評価も変わってきて、

「ホワイトアルバム」はミュージシャンズアルバムと言われだし、

プロのミュージシャンがビートルズのアルバムで「一番影響受けた」と言われてきて、

サージェントよりロックぽく、バリエーションの面白さに今ではかなり人気のあるアルバムの一つになった。

 

今でも、無性に聴きたくなるアルバムの一つで、
50年経っても色あせない。しかし、当時シングルで発売されていた「ヘイ・ジュード」を収録しないところに、

彼らの自信とファンになるべく二度同じ曲を買わせないポリシーに凄さを感じる。

ちなみに、白いジャケットにシリアルナンバーが入っているだけのシンプルなアートワークですが、

シリアルナンバー00000001番は20年前に900万円で売っていましたが、
今、出てきたら3000万円は固いでしょう。

 

ステレオミックスより、
モノラルミックス迫力があってカッコいい。
今年は50周年記念盤が出るようです。
マジメにほしいですが、CDとアナログ盤のセットで
33,800円もするので、深く考えちゃいます。

 

音源を聴きながらホワイトアルバム・トークライブを
やりたいものです。