近頃、文字を読みすぎると
頭痛がしやすくなります。


それで、色を見るようにしました。
すると、頭痛が消えます。


面白いです。


ところで、
色を見る生活ってなんでしょう?


いや、大したことではございやせん(笑)


色を色として、文字を介さずに
味わうだけです。


言葉を失う快感です。


例えば、私はスマホのアプリで
よく天気予報を見ます。


天気予報だけに、
空の青色がたくさん使われた画面です。


もちろん、
情報がいっぱい詰まったアプリです。
それを手に入れる為に開けます。


だけど、


それを、開けるたびに、
ああ、アプリ開いたな、と流すのではなく、
ほんのちょい立ち止まって、
青を浴びるように感じてみるわけです。


すると、はやっぱりなのです。
当たり前か(笑)


今までは、そのアプリの目印として、
記号化されて感じていた、意味のある青
に過ぎませんでした、


それを、本来のただ青い色として、感じる
ということです。


信号の青を進め記号として見るのではなく
マジマジと青緑として感じてみる、そういう感覚です。


伝わってます?


色を色として浴びると、
たちどころに、
意味や記号や文字がハラハラ落ちていきます。


逆に言うと、


今までは、色さえも瞬時に文字に変換して
全てモノクロに落とし込んでいたわけです。



色を純粋に色として摂取すると
頭じゃなく身体が反応します。


その間にぎゅーっと緊張して
何かを絞り出そうとしていた前頭葉が


緩みます(^^)


考えてみれば、


部屋の中にも外にも
何かの意図を背負わされたものだらけです。


笑顔ばかりの写真のフォトフレーム
道沿いの街路樹、
キャラクター入りの子供の帽子、
車のデザイン、、、



それらのものを、
ただの存在に戻して感じることが
一つ一つの話さない色を見ていると
できるのかも知れません。