やはり残しておきたい、と思い 書いてみます。

 

 

このまちがあるから、 私はここにいる、、

というまちが

私にはあります。

 

 

 

 

地元に戻ることなんて、 全く考えてなかった20代中盤に

いつかはやっぱり地元に帰ろう」

と思う出会いがあり、

そして

最終的に背中を押したのは、そのまちでした。

 

 

大好きなまち。

 

帰省するといつも足を向かわせていたまち。

そこにいるだけで、 じわーっと心が満たされていきました。

 

 

何年も行くうちに、出会った人たちがいます。

そして、そのご縁でそのまちで仕事をすることにし、

私は地元に戻りました。

 

 

その中心だった人、 その人のことを 今日は書きたいのです。


(但しこれはあくまで、私から見た世界であって、

他の人はきっと違う世界見ているでしょうにやり)

 

 

 

彼女はそのまちの生まれで、

大人になってからはいろいろな地に行き、

海外も旅し、

そして

このまちに戻ってきました。

 

彼女は、

このまちや

このまちから眺める海が、

大好きです。

 

 

この風情を

この風景を

後の世代に繋いでいきたい。

 

 

それが彼女の想い。

そして、 その想いに、ただただ生き続けています。

 

 

 

 

その後

そのまちは、海を埋め立てる、という話が持ち上がりました。

このまちの人たちの まちを想う強い思いは、

埋め立てをするかしないか、、ということで分断されました。

 

 

彼女はもちろん、埋め立てに反対でした。

その先頭に立って、

ずっとそれを伝え続けました。

ほんと、いろんなことがあったと思います。

それはそれは、すごい局面も何度もあったと思います。。

でも、

なにが起ころうとも

なにを言われようとも、

彼女のそのまっすぐな思いはブレることがありませんでした。

 

このふるさとの美しさを 

できるだけこのまま、後世に繋ぎたい。

 

 

子どものようなまっすぐな目で、

 

子どものようにまっすぐな心で、

 

彼女はずっとそれを想い、

 

そこに生き続けました。

 

 

 

 

彼女の想いは、届いていきます。

 

例えば

日本の巨匠(世界のと言ってもいい)映画監督が彼女に出会い、

そしてそのまちの素晴らしさを知り、想い、

そのまちを舞台に映画を作りました。

 

 

例えば

文化財、建築、町並み保存、港湾、様々な分野の専門家たちがこのまちを訪れ、

彼女に出会い、

このまちに魅了され、

其々度々訪れては数々の研究や調査を続け、発表しました。

 

 

こうして、

このまちを想う人の輪は広がり続けます。

ほんとうの価値がわかる人や、

ほんとうに大切なものを知る人が、

着実にしっかりと繋がっていきます。

 

 

その真ん中には、

いつでも まっすぐにそのまちを想う彼女がいました。

 

 

 

 

 

数十年かけて

埋め立ては白紙になり、

その後、

そのまちは重要文化としていろいろな機関の認定を受けました。

 

 

 

 

そして 先日、

そのまちをテーマにしたフォーラムがありました。 。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこにゲストで集まったのは、

世界の文化遺産や町並み、建築の研究・保存・修復活動をしているユネスコの機関

イコモスやイクロムの人たち。

そして、

日本でそういったことに携わる専門家の人たち。

 

 

世界各地から、

日本各地から、

そのまちのことを想う人たちが

集まって来たのです。

しかもその道のほんものの人たちが。

 

 

海外からのゲストの方たちをはじめ、みなさん

なんというか

誇らしげで 、生きることそのものを愉しんでいて、

そしてその目はしっかりと真実を見つめているような、、

そんな面々でした。

 

そしてその中に、いつもの彼女の天真爛漫な笑顔がありました。

 

 

フォーラムの内容は盛りだくさんすぎて、

あまり記憶にないほどですが(笑)、

私にとっては、

 

一人の想いは、世界を動かす。。

 

 

それを

決定づけた体験となりました。

 

 

まっすぐな純粋な想い(意図)は、

世界に届き、

ほんものの出会いを生み、

そして、

世界を動かす。

 

 

 

すごいなぁ。。

感嘆と感動でいっぱいでした笑い泣き

 

 

 

海外からのゲストの中に、

サンタクロースのような風貌の研究者も数名いらして、

その朗らかなふくよかな佇まいが、

まるで彼女の今までの歩みを祝福しているような、

そんな気さえしました。