あるひとが幸せだと信じていたものが
砂で作られたお城でした。
砂だったから、一度壊してみたら
脆くこわれてしまいました。
でも、そのお城は
実はもっと深くに土台である
基礎の部分が眠っていて
あるひとが壊したところに
別のひとが丁寧に土台の基礎の部分を
掘り起こし建直し始めました。
そしたら、壊した人が
この丁寧に建直しをした部分を
そこは私のものだ！と手放した城を
自分のものと言い張りました。
壊した人は、ありとあらゆる手をこうじて
壊れた城を取り戻しました。
お城の基礎は秘密の配合で
積み上げないとまた砂の城と
同じものしかできません。
基礎を作り始めた人は
そのお城の基礎を別の場所に
ひっそりと積み上げ
元のお城よりも立派なお城を
作り上げることができました。
城を取りあげた人は再び脆く
崩れてしまう砂のお城しか作れません。
何度も何度も作り直しましたが
その作り方はある経験がないと
知り得ないものでした。
城を取りあげた人は、崩れた城は
自分の腕が悪いせいではないと
この人は壊れたお城を誰かが悪いから
こうなったんだ！と泣き叫んでいます。
おそらくそう思っている以上
一生お城を作り上げることは
この人には不可能でしょう…
基礎を作った人は過去に
何度もこの取り上げた人のように
自分を顧ず騒ぎ立てていたこともありましたが
一人で長い時間
過去の自分のあり方を内観し続け
自分の過ちを反省し、新しいものの
見方ができるようになりました。
他人との関わりのこと
人は一人では決して生きていけないこと
自分は愚かな人間だということ
そして、人はみな無力だということ
他者に手を差し伸べることで
自分にも慈愛のエネルギーを
受け取れるということ
損して徳とれ
手放すことが決して損ではないということを
細胞レベルで理解することができたのです。
壊れた城は奪ったひとが
そのことに気がつくまで
永遠に出来上がらないでしょう
それはそれでよいのかもしれません
今生で気がつかなくても
来世でまたやり直すタイミングが
あるかもしれませんし
何度でもその人の住む世界で
永遠に滑稽なダンスを
踊り続けるしかないのですから…
正しさはジャッジする
その心が作り上げた正しさ
悪もしかり
損も得もないのです
モノも、人との関係性も
自分の捉え方で変化します
だからこそ
こんな時期なので
いつも冷静で穏やかな
表情で日々過ごしていたい
心からそう願っています
以上、世界一のお節介オバハン
マリアさまからのありがたーい
メッセージでした
飲みながら
グリッド組むなんて
なんて不謹慎なあたし
でも、私も母性を振りかざして
ウザがられるお節介オバハンになるぞぉ
読んでくださって
ありがとねー
Love💓
まりこ