手に入れにくいカワサキのカタログ…

ヒッピー色の強いカワサキ総合カタログ。跨るマシンはマッハか。

後に出て来るマッハⅢが赤いので´70年(S45)のモノでしょう。

W1のOHV、マッハⅢのピストンバルブ、A7のロータリーディスクバルブといった、どれも性格の異なるエンジンなのが時代を感じます。

凄まじい白煙を吐いているのは左端の赤マッハ？カワサキらしい煙幕地獄のショット(笑)

スーパースポーツと謳いながら未だタンクにニーグリップゴムが付いていたりと、このチグハグさが70年代初頭の面白さ。

排気量は違えどエンジンは全て２サイクルロータリーディスクバルブ。

ほぼ共通のデザインで統一されたトレールシリーズ。

250は本来「バイソン」のペットネームが付くんですが…諸問題でその呼称は後年廃止。

ビジネス、ではなくユーティリティシリーズのビジネス車群(笑)

250SGや90G1Lはこの時点でも既に古臭く感じますねー。

当時の大衆車コロナマークⅡとカローラスプリンターをすり抜ける90が何とも危なっかしいです(笑)

ハイメカニズムの２サイクル３気筒C.D.I点火…確かにC.D.Iの採用はカワサキが早かった(世界初？)ですが、ハイメカ云々よりも曲がらない止まらない「ジャジャ馬」のイメージのマッハⅢでした…

カワサキ総合´70