独り
私は独りが好き
自分がやりたい事が出来て
いつでも止める事が出来るから
だからずっと独りだった
だけど、独りは淋しい
誰とも共感する事も無く
何をしても誉められもしない
独りが好き
だけど嫌い
段々、淋しい気持ちが上回る
淋しいから苦しいへと変わり
独りが怖くなり始める
けれど、私は独り
淋しさと苦しさとで頭がオカしくなって
気が狂いそうになる
だからって、私が他人と話せる事も出来ず
どんどん泥沼に浸かっていく
なら、いっか
いつしか、淋しさや苦しさを紛らわす為に
自分自身を傷つけ始めた
そしてそれは常態化し
私の中で一番の安心感を得られた
誰も気付かない
だから、気にしない
気にならない
その行為をして
私は落ち着いてる
なのに
どうして
私は泣いているのだろう