たこパーを終えた日曜日

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たこ焼き

 日曜日の昼、たこパー(たこやきパーティ 注;ドレスアップの必要はない)の準備を任せて机に向かう。視力1.2だが、老眼鏡が活躍する。コピーを取りに行こうと立ち上がると、いすに座った姿勢のまま歩いているような感じだ。5,6メートルほど歩くとやっと背中と腰と膝が伸びてきて「人類」となる。たこパーの手伝いをしてくれた相生の住民さんを横目につまみ食いをする。ハヒハヒ熱い。お手伝いと観客6人組に配膳をすると徐々に皆さんが食堂に下りてくる。んー何しにこっちに来たんだっけ?そうそうデリケートなコピーを取りに来たんだっけ。

 

 金さん銀さんの娘さんが100歳と94歳になるそうで、新聞の一面を使った広告が出ているのを見て、

「私も載るかしらぁ」と、Hさん。

「115歳まで生きたら載るかも。しわ取っとかなねぇ。」

「そしたら、毎晩クリーム塗っとこかぁ。」

Mさん、「クリームは全部布団についてしまうわぁ」

あっはっはっはっは。

 

日常のたわいもない話。その後も続く。

 「頃合いのええとこであの世に行かな、若いもんに迷惑かかるなぁ」

 「頃合いのええとこ、はよ来てくれへんかなぁ」

 「まだみたいやなぁ」

 

 自分でできにくいことが一つ一つ増えていく。

自分でできないことが一つ一つ増えていく。みじめで孤独。迷惑をかけて申し訳ない、と何度も言う。ええねんよ、気にしなくても、次第送りやから。

 

 二度目のマチュピチュに行ってきた。クスコはリベンジどころか撃沈だった。瑞風の旅にも行けた。下関の温泉の湯はとろっとろで、コラーゲンにつかっているようだった。

 

 バレンタインデーは忘れていたが、ホワイトデーのプレゼントをしてくれるとつれあいが言う。そのデートの途中で共通の知り合いの訃報が来た。亡くなられてすでに1週間。

元気なうちにいろいろな所へ行こう、とつれあいが言う。

 

たこ焼き

 日曜日の昼下がり、たこパーの片づけを任せて机に向かう。米田さんも仕事をすることがあるんや、とばかりにいろんな人が入れ替わり立ち代わり何かしら言いに来てくれる。3時には終わろう、と目標を立て、3時半に終える。今日はここまで。でも、しなくてはいけないことが山盛りてんこ盛り残っている。明日は8時から床の張替だそうなので、荷物を移動させる。

 

 そうだ、神戸に行こう。

元町に着いたのが夕方5時頃。バーカウンターを探している。マルシェでいいのを見つけたが300万越え。フ~っ。途中ミカンジュースを一気飲みし、また歩く。次は相生の雑貨を探す。壊れるが陶器が好きだ。雑貨との出会いは自己満足だが、その良さを見つけてくれて共感してくれる人との出会いはうれしい。

 木曜日に届くという。箱を開けるのが楽しみだ。どこに飾ろうか。もちろん、イメージしながら買っている。イメージできるから買うのだ。

 

 帰りぎわ、たこ焼きとおにぎりのエネルギーが切れ、クロワッサン生地の鯛焼きをほおばる。内臓に染み渡る。幸せだ。

 

2018年3月18日