2018年09月06日 午前3時08分 北海道に震度7の地震がおきました

「北海道胆振東部地震」・・・・多くのの被害を受け、沢山の方々が不幸に遭いました

今だに安否を確認が出来ず、家族や知人が悲しみと不安の中にいます

また、断水や停電で通常の生活が出来ない不便な状態の地域もあります

どうか‥これ以上被害が広がらず悲しい思いをする人たちが増えませんように・・・・

 

 

私は、先日から原因不明の足の痛みでその日もソファーで深い眠りにつけませんでした

ユラユラと体が揺すられ、天井が歪んだように見えました

「地震だ・・」と感じながらも身体を起こす事もなく、ただ時間が過ぎるのを待ちました

本来ならばすぐに起き上がり安全な所に身を隠す方が良いのでしょうが、

足の不自由さと「揺れ」が大きく感じなかったからです

2階から主人も降りてきて直ぐにテレビを付つけ、震源地の規模の大きさに驚きました

私の住む上川地方は「震度3」で被害が大きくはありませんでした

1時間もしないうちに停電になり、懐中電灯を探しながら

「北海道は地震が少ない、まして私の住む上川地方は地震が来ることはない」などと

間違った認識で、防災の備えもロクにしてない自分を恥じました

 

 

夜が明け、主人は出勤し見送りながら足の負傷で不安でしたが「しっかりしなくては!」と

自分に言い聞かせました

夜になっても停電は続き、車のバッテリーから居間の電気を取り、庭のソーラー街灯を外し

猫部屋を灯しました

幸いに、この地域は断水することはなく夜はカートリッチのガスボンベがあったのでコンロで

ご飯を炊き、野菜炒めで夕食を終えました

猫のご飯も、当分は困る事はない買い置きがありました

やがで避難勧告が出ましたが、猫達を置いて行く事は私達夫婦は考える事もなく家に残りました

心配していた外猫の「猫番長」も無事にやってきて風除室でお泊り

猫達がいることで「守らなくては!」という勇気が出た気がします

時々、バッテリーが上がらぬ様エンジンをかけに外に出る主人が「おーい!出ておいで!」と呼びます

近所の方々は避難場所に行ったのでしょうか?

灯りはほとんどなく、街灯も勿論点いていません

空には普段見える事のない小さな星々は美しく輝き、「こんなことがなければ気が付く事なかったね」と

話しました

それはまるで、灯りのない夜の不安を吹き飛ばすような気持になりました

どうか・・・・夜が明けたなら、この状況は解決に向けて進みますように・・・・そう願いました

猫達も普段とは違う状況を感じ、心細いのか皆、私達の傍で寝ました

 

 

そして昨日、朝7時に停電は解消されました

通常の生活に戻る事が出来ましたが、全域という訳にはいかないようです

まだまだ、余震が続きそうです

大規模の被害も予想されるそうです

これ以上、被害がなく悲しい涙を流すことがないように祈るばかりです

亡くなられた方のご冥福を祈ります