こんばんはコーヒー

みれいです。



読書記録と感想。

※トランスジェンダーの話です




たまたまTwitterで流れてきて、気になって購入。

こちら読みました下矢印



私は映画リリーのすべてが好きで(夫が女性になる話)、



どこか映画とか芸能人の話みたいな遠い話だと思ってたんですが、

一般の家庭でもある話(この本はノンフィクション)なんだよな…と興味深く読ませてもらいました。

トランスジェンダーの家族目線で書かれたものはあまりないような?🤔



この作者さんの旦那さんは40才を過ぎてから、

急に自分がおじさん化(加齢臭や薄毛など)することに耐えられなくなり残りの人生を女性として生きたいと思ったそうです。

因みに作者さんも周りの方も旦那さんに女性っぽさを感じることは一度も無かったそうです。



そして作者さんに黙って女性ホルモン剤を輸入し、

勝手に飲んでしまっていたそう。

女性ホルモン剤を診療なく飲み始めてしまうと、リスクがあったり、男性ホルモンが作られなくなってしまうので、元に戻れなくなると。



そしてホルモン剤というのはかなり精神バランスが崩れるので、見た目だけで無く性格にも変化が出たり、旦那さんが心は女性なのに見た目が男性なのに耐えきれず泣き叫んで暴れることや言動が支離滅裂になることもあったそうです。

私も最近PMSが酷いので女性ホルモンの影響というのはなんとなく分かりますタラー



最終的に旦那さんとは離婚され、旦那さんは性別転換手術を受け、戸籍も女性に、男性と再婚されたそうですポーン

今はたまに食事に行ったり、元旦那さんとは友人としてお付き合いされていると。

旦那さんがかなりスピード感を持って勝手に進めてしまった部分が多く、ここまで約2年の出来事だそうです驚き



LGBT法案など色々話題の中衝撃と、色々考えさせられ、勉強になりましたうさぎ



トランス女性が周りから見て本当の女性に見えるかどうかをパス度というらしいのですが、

SNSの発展で周りのトランス女性との差が簡単に分かるようになって、

承認欲求がどんどん高まってしまい、自分はどこまで行けるか試すため、

エスカレートして性転換手術をする前に女子トイレに入ったり、女性用下着店に行ったり、女子風呂に入ったり、という行為に繋がってしまうようです。


私個人的には男性にしか見えない体格のいい人がトイレやお風呂にいたら当然怖いし嫌ですねショボーンアセアセ



作者さんも周りの方に旦那さんの女性化について相談されたりしたようなのですが、周りは大体好意的に受け止められ、

旦那さんのことを応援してあげるべきだ、といった反応だったようです。



私も会社の人や友人だったら、普通に応援するような好意的な反応をすると思いますが、

夫だったら…正直受け止めきれないと思います泣くうさぎ


夫が女性になって別の男性と再婚って…理解の範疇を超えていますよね凝視



読み終わって、夫に女性になりたいと思ったことある?汗うさぎとつい聞いてしまいました汗うさぎ

ありえん、と言ってましたがタラー



でもこの本を読んで、トランスジェンダーのことが少し理解できた気がしますし、

人の心や性別って一概に区分けできることはなく、難しいんだな、と考えさせられましたうさぎ

もしかしたら私もちょっとしたキッカケで男性になりたいと思うことがある…のかも?



椿彩奈さんのこれも読んだことがありますが、

彩奈さんは物心ついた時から性別に違和感があったそうなので、

色んなパターンがあるのだなと思いました。