― さすがおじいちゃん 実資 ー

 

 その後、雷 この事件が(今の事務局中の事務局)大外記の小野 文義により、

「今回の叙爵の事件は、授かった者は皇族ではなく異姓の者

斡旋したのは前大宰大弐(大宰府の2番目の官)のおじいちゃん 藤原 惟憲」と伝えられます。

 

 さて、ショボーン 慎重に取り計らわなければなりません。

お父さん 敦平親王への聴収をどうするか?

 ここで、本 前例をふまえたのでしょう。

大外記、小野 文義と、少外記、文屋 相親が派遣されることになりましたが、

彼らはその前に、かの(今年の某大河ドラマの)藤原 道長ですら

一目置く、(ドラマではローバートさんが演じて、「黒光る君」なんてからかわれる)

おじいちゃん 藤原 実資邸に行き、手順を聞きます

 

 さすが、おじいちゃん 実資は二人に「よいか調書は朝廷に提出される前に、

お父さん 敦平親王様にご覧になってもらえ」と拍手 アドバイスしたとか。

 その結果、「前大宰大弐の藤原 惟憲の紹介を、敦平親王が鵜呑みにしてしまった

過失によるもの」ということに落着したそうです。

 

 キョロキョロ では、処分はどうなったのか?

 それは、次回で。

 

 

本日も眠い話を最後までご覧くださりありがとうございました。