お札 金銭感覚2 ―

 

 簡単に当時のOK 日当の復習を。

 

  (東大寺の建築にかかわった人:現代の大手企業の現場技術者)

  札束 銭80文

 伐夫(筑前国のきこりさん:地方の技術労働者)

  お札 銭20文

 庶民(技術はない労働者)

  コインたち 銭10文

 

 平安京「左京七条三坊一坊十五町」の価格。

  912年:4戸主と戸建てで:銭60貫文

  以降、土地のみで:だいたい銭10貫文

 

 では、計算しましょう。

 まず「1戸主」とは、約445.35㎡(約135坪)。

 これは、だいたい17.8m×25m四方ぐらいです。

 つまり、学校 学校にある25mプール+その両サイドと少しぐらいの広さだとイメージしてください

 

 だから、4戸主の4分の1が「1戸主」ですから。

 戸建て:銭15貫文

 土地のみ:銭2.5貫文

となります。

 

 次回は、この家・土地代を、それぞれの労働者の日当で割ってみます。

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カメラ 思い出の写真から:ラブ かわゆす