ノスタルジック2Days:ピニンファーリーナの回遊式デザイン | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

ハコスカと並んで旧車イベントの常連といえば

フェラーリのディーノ246GT。

40年近く前のスーパーカーブームから

ず~っと人気に火が付いたままです。🔥

 

中学生の頃にブームを経験したオヤジは

何度もファインダーを通してディーノを覗いてきました。

最初はな~んとも思わなかったけれど

数年前にハッ!とした事がありました。😲

故セルジオ・ピニンファリーナが

自らの‟Best Works”と言ってた意味を

ようやく理解出来るようになったのです。

 

 

ディーノのデザインエッセンスは

‟回遊式デザイン”だな・・・・・・・😁

見る角度によってディテールが

様々な表情を見せる。

その移り変わりが通常のクルマよりも

ヴァリエーションに富んでいます。

諧謔(かいぎゃく)的なフロントから ↑

 

 

繊細なキャビンとピラーのバランス。

 

 

大きく波を打つ前後のフェンダーと

Ⅽピラーの後方部への絶妙な流れ。😊

 

 

もっとも好きなディーノのアングル。↑😍

リアのエンブレムがいい味出してます。

ラテンは文字の形まで拘り抜く。

 

 

スピードという‟非日常性”を持て遊ぶ

刹那的な快楽を表現しているような

前後のフェンダーとキャビンの造形。↑

 

確かに、このデザインは凄いぜ!🧐

 

 

ディーノのデザインが退屈になったら

回遊式庭園のように

クルマの周りを回る事をおススメします。