熱田神宮 | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

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1560年の桶狭間の戦い。
今川義元率いる大軍団が尾張に侵攻し始めた時
信長は夜中の内に、少しづつ兵を熱田神宮に集めて
迎撃体制を整えます。

熱田神宮から南東に約8キロ下ると桶狭間古戦場という位置です。
熱田神宮は熱田台地の南端にあたり
この周辺、昔は海だったとか。
つまり、熱田台地の南は岬だった訳です。
熱田湊と言って、古来よりこの地は海運の要衝。
地名にもなっている尾張氏はこの地の古代の豪族で
熱田神宮の宮司は代々尾張氏が務めていたらしい。

それが藤原氏に譲渡され
平安時代に源頼朝の母親がこの家に生まれる。
やはり、こちらは“武”の神様ですね。

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境内にそびえる大楠。
樹齢は1,000年を超え、高さ25メートル。
幹の太さが最大で7メートルだといいます。

古代、楠は軍船の材料として使用されたという説があり
尾張氏も海運をバックにこの地を支配していた可能性は高そうですね。

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境内にきしめん屋さんがありました。
沢山の人が食事をしていましたねぇ~
熱田神宮で、きしめんを頂くなんてオツだと思ったけれど
この日は“ひつまぶし”を食べる事にしていたので断念・・・・・・
また名古屋に出向く機会があれば、チャレンジしてみたいです。

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この壁は“信長塀”と言いまして
桶狭間の戦いで勝利した信長が
そのお礼に、神宮に奉納したとされるものです。

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いや~立派な神社ですねぇ~ラブラブ!
三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を祀る本殿。
格式ありますわ。

                             人間五十年
                   下天の内をくらぶれば
                     夢幻のごとくなり
                      一度生を受け
                   滅せぬもののあるべきか

次回は桶狭間です。