今回はwaka-me-chanさんの
からスピンオフして,恐怖体験談です。
かなり昔,昭和50年前半頃のお話です。
今は綺麗な自然公園=もみのき森林公園がありますが、その当時は何もない山奥。
1989年 もみのき森林公園でBBQ中
私はまだ免許取りたての学生で,西広島に住んでいました。
吉和から広島市西部に帰るのには,国道186号で佐伯町~廿日市市までぐるりと迂回して帰らなければいけませんでした。
何かの用事で,先輩のキクノさんを助手席にのっけて,吉和からの帰路。
近道をして温泉街に出る川沿いの細い山道を走ることにしました。
離合困難で、川が右を流れる曲がりくねった道,!
ガードレールも街灯なんかも,もちろん全くありません。
深夜、その道を走っていると・・・助手席のキクノさん、そして私、二人とも一緒に「わっ」と声をあげました。
バックミラ~・・・ルームミラー、左右のサイドミラ~、
三つのすべてのミラーに、青白い女性の顔がうつっていました。
その時はスリップして川に落ちる事など考えもせず、車をぶっ飛ばして逃げようとしました。
でも、顔は消えません。ほんとに必死で車、飛ばしました。
あとで考えると・・・それで川にでも転落事故してたら、奴の思うつぼだったのかもしれません。
いくつかめの急カーブ、曲がったとこで・・・その顔はふっと消えました。
人のいるはずもない山奥で,二人が同時にしかもすべてのミラーに顔が見えるなんてことは物理的にはありえません。
いまだに恐怖であると共に,魔訶不思議な体験です。
追伸です。
コメント返させていただいた内容をコチラにも期しておきます。
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その後もこの道を夜間何度か走りましたが,同じ現象は二度と起きませんでした。
ガソリン代払うのが厳しい生活だったので,とにかく距離の短いルートをドライブしていた頃です。
幹線道路も,近道と比べて,極端に良い道というわけでもなかったので,怖くても近道使用でした(笑)
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助手席がキクノさんだったから,二人同んなじ心の動きをしたのかも・・・デス。


