乱歩酔歩--Random Walk official blog-- -222ページ目

ネームの話

どうも遊木です。

ここ最近ネームを考えることが多いのですが、今更になってネームって結局どういうものなのさと思い(遅い)、ちゃんと調べてみました。

ネームとは、漫画を描く際、コマ割り、コマごとの構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したもの。単に「コマ割」「ラフ・ネーム」、「ラフ」、「絵コンテ」などと呼ばれる場合もある。狭義においては、キャラの台詞を指して言う場合もある。 Wikipedia


…まぁ、正直言わんとすることはわかるし、自分の認識ともほぼズレなく同じなのですが、漫画を描く人間一度は思ったことがあるんじゃなかろうかというのが、とどのつまりネームってどこまで描かなきゃいかんの?ということです。
コマ割り、セリフ、キャラの表情の雰囲気、これがわかればOKと聞いたことがありますが、じゃぁもう棒人間に顔だけ描いていけばいいじゃんとか思ってしまいます。BAKUMANのエイジもぼやいてましたが、正直同じもの何度も描いてネームって面倒くさいんですよね。っていうか、ネーム切ると満足しちゃって、そのあとの作業に手が伸びないと言いますか…。

なので私は、人に見せないネームはすっごい簡略化しちゃってます。
何より一番人様と違う点は、本来ネームのミソでもある「キャラの表情」の部分をほとんど描き入れないということです。
これは、本描きのときにぶっつけ本番で考えてるという意味ではなく、キャラの表情って自分の中では当然のように決まっていることなので、わざわざ紙面に起こさなくてもその場面を見れば自分にはわかるからです。

なので、自分のためだけのネームはだいたいこんな感じになります。





これは「漫画制作ドキュメンタリーP」のときに制作した「選択の国の独唱者」のネームですが、これ、ぶっちゃけ口元が描いてあるだけいつもよりマシです(ぇ)
このプロジェクトは他のメンバーの3人にもネームを見せながら進めていたので、ちょっと気を使ったというか、いや、本当にマシな方なんですよ。
しかし、これじゃあネームを見慣れていない人は、いったい何がなんだかわからないですよね…。

なので、いつもいつも人様にネームを公開するのが予め決まっているときは、本当に制作に手間取ります。以前行った「ネーム考察ゼミ」で制作したやつなんて、私から言わせて貰えば下描きに片足突っ込んでるレベルですよ。


いやぁ、プロの方っていうのはネームの段階でどのくらいまで描き込んでるんでしょうね。画像検索しても本当にピンキリですけど、一度有名漫画家ネーム一挙大公開展やってほしいです。まぁ…すごい描き込んでいる人から、すっごいラフな人までいるのかもしれませんが。
でもたまに見かけるすっごいラフなネームは、アレ編集さんはわかるんですかね。そこが一番疑問です。編集さんの理解力の問題なのかな…。


というわけで最後に、編集さんに見せる気で以前描いたネームの一部です。
もう正直これでペン入れしたって良いじゃんと思ってた←










そんなこんなでネームって結局どこまで描けば良いのよ、という疑問を抱えたまま作業に戻ります。

失礼!


aki

1P漫画のなんやら。

原稿の合間にこんにちは。霧島です。

さて今月も1P漫画のなんやらです。さりげなくシリーズ化を目論んでいる。←

今月はアップしたのは…4枚ですね…少ないね…しかしめげずに行くぞ!一枚目!

前回のサイドジーの対ですね。サイドエム。


もうお気付きでしょうが、side G(irl)とside M(an)です。文法的ななんやらはガン無視です。語呂とフィーリングだ!!!←
時系列的にはGからのMです。女の子は疲れて眠っちゃった感じです。

自分の隣で無防備に眠る年頃の女の子相手に「おっさんは対象外だよなあ」と落ち込む話でした。
女の子は女の子で指一本触れられないどころかため息つかれたことにブロウクンハートですね。2人ともハートはガラス製のようです。
すれ違い過ぎて負わなくていい傷を負いまくってる感じですね。正直描いてて楽しいです。そのうちおにいちゃんも出てくるの…かな…?

2枚目「コテツ」


これは「なんの話書こうかな~」と落書きしてた時にいつの間にか描いてた猫耳の男の子をそのまま使ったもの。←

女の人は保育士さんで、お遊戯会で園児が使う小道具を作っている感じです。それにちょっかいを出すコテツくん5歳。

私は結構他から影響を受けやすいのですが、この作品を作った数日前に確か犬系の…人外の物語をネットでみた気がしますね…結局人外では無いけど、そこら辺が影響しての獣耳ですね…←


3枚目、「失恋」


子供の時分に「大きくなったらお父さんのお嫁さんになるー!」って言っちゃうよねー的な話です。(違う)

最初はもっとほんわかした話というか、お父さんがもっと大人で、愛娘に「好きな人だぁれ?」と聞かれると、「◯◯(娘)ちゃんだよー」と答える的な流れのつもりだったんですが、ストレートに「お母さん」と答えてしまう子供なお父さんが現れたので、こういう形になりました。

お母さんに「好きな人だぁれ?」と聞くと返ってきたのは娘の名前だったんでしょうね。
個人的にお母さんは子どものことを一番に考えていて、お父さんはそれを包み込んでいるというような構図が好みというお話でした。(ちょっと違う)

4枚目、「のろけ」


地味にシリーズ化している高校生カポーの話。今まで男の子の「好意」みたいなものを描いてなかったので、「ちゃんと好きなんだよ」っていうお話でした。落ちてないにも程がありますが、別に良いんです。なぜならのろけだから。←

しかし最近やけに暑いですね…仕事中ほんのり頭が痛かったりする。熱中症…
皆さんも気をつけてください。
したらば!
rin

わしさん

どうも、先週急性胃腸炎のような違うようなもので寝込んでいた遊木です。
まだ生きてます。


さて、今月の後半にまた個人的にイベントに出るのですが、先週体調不良でまるっと潰れたおかげで原稿が非常にやばいです。正直間に合う気がしません←
そしてそんな体調不良でぶっ倒れている間に、急遽2週間で漫画ネームを作ることになってしまい、こっちはネタを一から考えて形に起こさなくてはいけないので、さらにやばいです。もう何がやばいのかもわからないぐらいにはやばいです。


ところで最近、その制作中の原稿の関係で鷲を描く練習をしていたのですが、よく鷲と鷹って何が違うの?という人がいますよね。まぁぶっちゃけた話、体の大きさの違いだけなのですが、個人的に白頭鷲のビジュアルがすごく好きです。





ただ描いてみて思ったのですが、どこを描くのが難しいって身体のフォルムとかももちろんそうなんですけど、一番は眼だと思いました。
鷲の眼ってすごいキリッっとしてるんですよ。めっちゃイケメンオーラが出てます。
あと個人的に足の毛触ってみたい。すごいもふもふしてそう。

今更ですけど、私もふもふフェチなんです(真顔)


そんなこんなで、6月は急にやらなくちゃいかんことが増えましたが、ここを乗り越えたらその向こうに白澤様がいる桃源郷があると信じて頑張ります。
ちなみに修羅場の間は、「地獄や…ここは地獄や…ハッ、地獄なら鬼灯様がおるヒャッホー!」って思いながら頑張ってます。


…あなた、つかれてるのよ


aki

3DCG試行錯誤

須々木です。

やること盛りだくさんの合間を縫うように、3DCG(Blender)をちょこちょこいじっています。

まだまだクオリティー微妙の練習中ですが、近いうちにそれなりに使いこなせるようになりたいです。。

というわけで、今月いじっていたやつを何点か。

※サイトにはもっと大きいサイズでアップしています。










海洋シミュレーション、スカルプト、草(パーティクル)、ツタ(ivy)、雲、木、炎(+煙)など練習。

どれもパラメーターが非常に多い(しかも、謎なものも多い)ので、いろいろ試して何が起こるのか見ていかないとどうにもなりません。

ネットで調べてもそこそこ出てきますが、たいていは主要なものだけで、少なくとも日本語サイトで網羅的に書いてあるところはなさそうです。。


個人的には、特に「炎+煙」で苦労しました。

なかなかそれっぽくならないんですよねぇ……。

ちなみに、「炎+煙」に関しては、以下のような感じのパラメータにすると画像の通りのレンダリング結果が得られました(実際は他にも設定するところはあるが)。

「密度」をいじっても「温度差」をいじっても、上昇の仕方に影響を及ぼしたりするので、あまり同時にいじり過ぎると、何の影響で結果が変わったのかわからなくなるのが難しいところ。

あとは、炎の色合い(&透明度)と発光のさせ方が物凄く感覚的で、厄介でした。。

ひたすら試して、最初よりはかなり炎に見えるようになってきました。

数値設定をすれば、あとは勝手にシミュレーションしてくれますが、逆に言えば、やってみなきゃわからんという……。











sho



鯖食べたくなる。

どうもこんにちは霧島です。すんげえ今更ながら、『Free!』にハマりました。

村田雄介先生キャラデザの『マジンボーン』というアニメを見始めたのがきっかけなんですが、最近ちょこちょこアニメ観てます。リアルタイムで観てるのは、マジンボーンとハイキュー!!ですね。ハイキューもハマったね。その流れで、友人や妹が推してた『Free!』を観始めたのですが…

まず作画のクオリティがパネェ。
子どもの時分、アニメの作画崩壊に憤りを感じてからと言うもの、しばらくアニメから疎遠になってた時期もあったのですが(誇張)、最近のアニメは色彩も美しいのな!

水泳アニメなので、水中の描写もさることながら、キャラクターたちの美しい瞳が印象的です。あと高校生男子のしなやかな筋肉な。あれは筋肉フェチでなくともたまらんと思います。私はむしろあれぐらいが好きだ。

そして、女性向けなんだろうなーというイケメンぞろいのキャラデザ。どのキャラクターも個性豊かでかつ美しいです。1番人気は誰なのかね?私は七瀬くんが好きだよ!←

あんなにイケメンぞろいなのに、作中の女子がはしゃがないのがなんとも違和感でしたが、それはまぁ…大人の事情というか仕様なのでしょうね。←
因みに江ちゃんは別枠です。←
あの子もとても可愛かったな…

ここ数年、あまり積極的に模写をしていなかったのですが、(あ、ワンパンマンはたまにする)この作品は一通り見た後『模写してえー!!』って気持ちが久々にわきまして、ざかざか描きました。DVDを借りてきて一時停止をしながら… 画像検索でもいいけど、自分の好きな画を模写したいのでね!とても楽しかった!まだ1、2話目しかしてないので、また借りてこなくては。

なので、公式ファンブック的な?ビジュアルブック的な?のが欲しい今日この頃です。



で、作画は前述した通りですが、作中で使われている音楽も個人的に超好きです。普段あまりサントラ的なものに興味はないのですが、全体を通しての雰囲気とかがとても好みです。映像とまた良く合うんだよなー!
爽やかで透明感があって、少しだけ切ない。

原稿の合間にお気に入りのプレイリスト再生してたら泣きそうになりましたからね。ちょっと影響力強すぎ。

お気に入りは『Rhythm of port town』と『Old days』です。ちなみに今『Rhythm~』の方をリピートしてます。
港町の爽やかで少し田舎なゆったりとした雰囲気と、主人公たちの瑞々しさというか、若さと言うかをとても綺麗に音にしているなぁと思います。
文章描いてる時はいいけど、原稿やってる時はヤバイです。なんかどんどん描いてるキャラクター達の顔がせつなくなっていく。だがこの切ない感じがたまらなく好き。

opとedもいいですねー
特にedは曲とedのシンクロ具合がとてもいい。


遥。


まこちゃん。


渚くん。


怜ちゃん。


凛。

表情の変わる一瞬を丁寧に描写してるのが個人的にとてもツボです。岩鳶メンツのダンスパートは一時停止のターンですね。
この表情見せたかったんじゃないかなーと、伝わってくるのっていいですね。私も伝えられるようになる!←

あと、本編の小ネタというか、キャラクターの動きもいい。キャラに無駄な動きがあると嬉しくなります。そういう一手間が、そのキャラクターの人間性をおおいに語ってくれる気がする。

漫画だと比較的描写しやすいんですよね。背景にちょろっと入れて変なことさせたりが簡単にできる。でもアニメーションってそうはいかんだろうなと。
ただ喋るのと、動きながら喋るのでは伝わってくる情報量が全然違いますよね。アニメーションにはそれができる。彼らの動きは観ていてとても楽しかったです。


さて、基本的に主人公至上主義な私。前述したように遥推しです。
メンバーが既にブログで書いてますが、先日皆で八景島の水族館に行ってまいりました。
お土産の一つがこちら。



霧島「みてーイルカの煎餅ー!遥だよー!」

妹「これシロイルカだけどな」

霧島「えっ」


なんかもう色々と末期です。したらば!

rin