乱歩酔歩--Random Walk official blog-- -208ページ目

はーるがきーたー!

お久しぶりです!どうもこんばんは霧島です。



先日仕事帰りに桜が咲いてるのを見かけました。春だ…春が来たぞお………!!!





これ。すごいごってりついてて毎年この桜すごい。







さて本題に入りましょう。先日ミーティングで、各メンバーが指名された1名にお題を出して、それを各自制作してくる、という課題がありました。今日はその時作った作品の紹介でもしようかなと思います。




私は副代表のshoさんから、「女子中学生、刑法に触れる犯罪行為、シリアス」というなんともお話作りにもってこいのお題を頂きました。




なので、イラスト描きました。




こういうのを天邪鬼と人は言う………







はい。まあ冗談はさておき、しばらくオリジナルのイラストを描いてなかったので、これを機会に描こうかなと。制作期間は2週間程。結論から言うと、




間に合いませんでした。(土下座案件)

それがこちら。
『吊るされた男 ―リバース―』



私はいつもキャラクターありきというか、むしろキャラクターのことしか考えてなかったのですが、ある作品の演出方法に大変感銘を受けて、今回それを少し真似してみようと色々なモチーフに意味を持たせることにチャレンジしてみました。まぁ、それの配置に物凄く…時間がかかったわけです…




まずタイトルのことから少し書いていくと、ご存知の方にはピンとくると思いますが、これはタロットカードの「吊るされた男」のことです。リバース、つまり吊るされた男の逆位置が意味する、無駄や犠牲などと捉えてもらえればと思います。
そして、更にいうならそのタイトルが端的に表しているのは手前の男性ではなく、後方の少女です。彼女が不自然に手を上に釣り上げられているのは、「吊るされた男」
の逆位置をイメージしたものです。ついでにいうと後ろの鏡の縁でカードっぽく見えたら…いいなという…(願望)



この絵のストーリーとしては、女子中学生がある男に監禁されてるのですが、これは少女主犯による自作自演です。彼女が怯えるどころかふてぶてしい態度さえ取ってるのはその為で、かつ何か気に食わないことがあるのです。彼女にもこの計画を企てた理由があるのですが、最終的にそれは無駄に終わるであろうという予感です。




では、小物の説明もしていきたいと思います。まず、おそらく一番目に付きやすいであろう、男性の指輪。これのモチーフは「フキノトウ」です。



少女主犯で自作自演とはいえ、彼がしているのは立派な犯罪行為です。フキノトウの花言葉には、「処罰は行わねばならない」というものがあります。右手の薬指に指輪をはめると、心が安定すると言われています。このモチーフは、彼の覚悟を表すために配置しました。

続いて、彼の左胸。これは「イキシア」という花のブローチです。花言葉は「秘めた恋」。彼が覚悟を持って彼女の企てに参加したのは、彼女を愛しているからです。




それではそのまま右下のモチーフに移ります。



置いてあるのはアタッシュケースに数枚のお札。アタッシュケースの中身はもちろんお金です。その上にある花は「マガリバナ」というアブラナ科の花です。花言葉には「無関心」というものがあります。ここで表すのは「この計画が金目的ではない」ということでした。では、何が目的なのか?




続いては、テーブルの上の黄色いバラです。これは花言葉よりも、「父の日に送る花」という連想をしていただければ十分な感じ…そして一本だけ折れた白薔薇。折れた白薔薇には、「純潔を失い死を望む」という意味があります。純潔はいささか重過ぎな気もしますが、父親を表すバラを折ることで表現したかったのは、彼女の反抗心です。そして申し訳程度に添えてある二枚のカード。拡大しないとわからないと思いますが(してもわからないかもしれないけど)これはトランプで、ダイヤのクイーンです。ここでまたタロットを持ち出しますが女帝のイメージ。彼女の情緒不安定さを表しています。意味的には逆位置なのですが、トランプなのであまり意味はない…←


大まかなモチーフの説明はこんな感じです。今回モチーフ自体に意味を持たせるというのが初めてだったので、見た人がすぐわかるというところまでの配慮はできませんでしたが、意味を色々考えながらモチーフを配置していくのはとても面白かったです。小物が多いと塗りは…とても大変だけど…(白目)

私が思い描いていたストーリーとしては、自分に構ってくれない父親の心を試すために、自分の師である男と協力してこの計画を実行した…という感じです。少女の歪んだ父親への愛情、男の歪んだ少女への愛情。イメージとしてはそんな感じでした。


久しぶりにPCで色塗りをして、体力の限界を感じた私でした☆

したらば。

rin

でんでん太鼓の音と共に

どうも遊木です。
また例のごとく月末になるとブログの更新頻度が増えますが、実は現在静かに修羅場ってます。
ぶっちゃけブログ書いてないで作業進めろや、という感じですが、今月中に更新しないと絶対に書き逃す内容だと思ったので参上した次第ですハイ。

前回の記事で微妙に告知しましたが、pixivに更新した漫画について。
漫画制作に至った流れは、こちらの記事をご覧下さい。


はい。
「幼女がメインにいること」という縛りの元制作した漫画です。

「蝶が太鼓を鳴らすとき」


もともと短期間での課題制作でしたが、途中まで個人のイベント準備などがあってさらに短い期間での制作でした。…故にネームに毛が生えたレベルの体裁ですが、中身や設定はそれなりに考えました…よ?←

あと、今日になってpixivから連絡が来たのですが、「pixivマンガ」Android向けアプリで「編集部のオススメ」としてこの漫画を掲載して頂いたようです。
私はAndroidじゃないので詳細は良くわかりませんが、もし利用する機会があれば是非~。

<掲載情報>
掲載場所:編集部のオススメ
作品タイトル:蝶が太鼓を鳴らすとき
作品ID:49505027


さて、軽く中身について語ろうかなぁと思いますが、以下のことは是非本編を読んでからご覧になって頂ければと思います。先入観を持って作品を見て欲しくないので。




まず、登場人物の設定をさらっと。

主人公のおっさんは、所謂クリーンではないお仕事の方です。三十路ぐらいの設定ですが、実年齢より性格も雰囲気も萎れてます。感情の起伏が非常に少ないタイプ。
そして幼女との関係ですが、まぁ良くあるネタで、仕事先で仕事を終えた時に残された子供…みたいな。実は俺は、お前の敵なんだよ…みたいな感じです。

幼女に対しては、どう接して良いかわからないまま、思う所があって面倒を見ています。
優しくすればよいのか、突き放せばよいのかわからない。でも無自覚の深層心理では、自分の職業を嫌悪し、罪滅ぼしの意識があり、優しく接したいと思ってます。
幼女が自分の状況を理解しているのかしていないのか、主人公にはわかっていないので、正直幼女が成長してしまうのが怖いです。「いつか、俺はコイツに殺されるんだろうか」ぐらいは考えています。

…とまぁ、これぐらいは漫画を読みなれている人なら説明なしに作品から察することはできるかなぁと思ってたり。


この作品のコンセプトというかメッセージというか問いかけというか(どれだ)、それはまさに主人公が最後に言った言葉です。



↑↑ですね。

例えば自分の知っているものが、可愛い動物や、綺麗な花や、美しい景色だけなら、
もっと優しい生き方ができるのだろうか。


という感じです。

個人的に、綺麗なものだけを見て生きられなかった男が、平穏に憧れるというスタイルは、私が考える物語の中では割と分かり易い表現だと思ってます。

そして何故この物語にでんでん太鼓を取り入れたかと言うと、すごく感覚的な話ですが、「でんでん太鼓=子供をあやすもの」という流れから、母親にでんでん太鼓であやされている子供の様子が浮かんで、あ、なんかその風景ってすごい平和だなぁ…と感じたので、この物語でもでんでん太鼓に、幼女とセットで平穏の象徴みたいな役割を与えました。めっさ直感的ですね!

ここでタイトルの「蝶が太鼓を鳴らすとき」についてです。
まず幼女の名前を“ティエ”にしたのは、中国語で「蝶」という意味だからです。普通は「胡蝶」でフーティエと読むらしいですが。

ようするに結論から言うと、この物語は「蝶=ティエ=子供」がでんでん太鼓を鳴らすことで「主人公=大人」をあやしてるわけですね。
この表現には私の、「現代において、本当にあやす必要があるのは大人なのではないか」という主張を込めています。怖くないよ、落ち着いて御覧。貴方が思っているほど、世界は辛いだけのものではないから、と、まぁ綺麗ごとですね。

ぶっちゃけ、男が幼女に言った言葉は嘘ですよね。
動物や花や太陽を知ってるだけで、生きていけるわけがない。それで十分なわけない。綺麗ごとに憧れた大人が、一時の慰めを自分に与えただけの台詞です。

ただ、優しいこと、綺麗なもの、正しさだけでは生きていけないと知っている大人が、綺麗ごとに憧れてはいけないという道理もないわけで。
そんな矛盾を内に持ったまま、頑張っている人はやっぱり美しいなと思います。


と、なんかいろいろ裏事情?もあるんだよ、的な語りでした。
ちなみに1pで野良犬とすれ違ってるのは、男=野良犬というイメージがあったからです。最初は「太鼓と蝶と野良犬と」ってタイトルだったんですよ。

あと、途中に透明度を落として挿入されている文字は、男の心情という意味合いと、もっと抽象的?な意味合いの両方を持たせています。
サークル内で講評会をしたときも、最後のページでようやく文字の存在に気付いたという意見が出ましたが、それでOKです。実は他のページの文字は透明度が25%なのに対し、最後のページだけは30%にしています。
最初から気付いてて漫画と一緒のリズムで読み進めてももちろん良いですが、最後に気付いて一回最初まで戻るのが、こちらの狙った効果でした。



そんなこんなで、長ったらしい語りは切り上げて動画作業に戻ります!
では~



aki

アザラシと鎌倉

どうも遊木です。

先週は水族館と鎌倉に行きました。
pixivの更新もしましたが、そちらについては別記事で書こうと思います。



まずは水族館から。


知っている方もいると思いますが、先日某八景島の水族館でハイイロアザラシの赤ちゃんが生まれました。
以前行ったときにはすでに、お腹の大きい母アザラシが別水槽に移されていたのでいつ生まれるのかなぁと楽しみにしていたのですが、無事に生まれて本当に良かったです。
白い毛に覆われているのは短い期間ということで、これは年パス持ってる立場として(?)行かねばならないと…いざ出陣!




アザラシへのストレスの関係上、いつもより一歩遠くからの観覧になりましたが、非常に可愛い親子に会えました。
赤ちゃんの可愛さは言うまでもないですが、母アザラシがすごい“お母さん”という感じで、もう行動や顔つきが完全に母親なんですよね。個人的にそれがすごい印象的でした。
いや、アザラシの表情変化なんて良くわからないですけど…これは生で体感して頂くしか伝える術がない。本当に母親の顔なんですよ。

その他にはカワウソが例のごとくガツガツと餌を食べる所や、イルカを見て癒されてきました。
そういえば、有料プログラムにカワウソと握手が追加されてましたね。以前は、出来るか出来ないかわかりませんが~という条件付きで無料で握手できたんですけどね。おそらくちゃんと芸を習得したのでしょう。

その他には、かなりの頻度で訪れているのに一度も乗ったことがない遊覧船とタワーに乗りました。なかなか良い天気だったので景色も良かったです。













お次は鎌倉巡り。

久しぶりに会った大学の友人と、これまた物凄く久しぶりに鎌倉に行きました。
12月から予定していたので天気が悪かったらやだなぁと思っていたのですが、めちゃくちゃ観光日和な見事な天気でした。多分面子の中に晴れ女がいたな!

そもそも鎌倉に行くきかっけになったのが、有名な厚いパンケーキが食べに行こう!ということだったので、まずはくだんのパンケーキを食べにイワタコーヒー店へ。
10時台に突入したので、待たされることなく席につけました。そして15分ぐらい待つと、例のパンケーキが!



生地自体に甘みがあったのでメープルなしで頂きました。
口コミでは二人で一皿分と良く見ますが、ぼそぼそした感じはまったくなく、私だったらお腹が空いていたら一人で一皿いけるぐらいの量でした。おいしかったです~!

その後は八幡宮に寄り、お賽銭とおみくじを引いてきました。
中吉でしたが、書いてある内容がわりと今の生活を肯定するような内容だったので何か無駄に励まされてしまった←



その後はゆったりと北鎌倉に向かいました。

途中当初は予定に入れていなかった円応寺に立ち寄り、静かにハッスルする私。
何故かっていうと、通の方は知っていると思いますが円応寺は閻魔大王並びに他の十王が祀られているからです。鬼徹好きには堪りませんな…!





説明文を読むと、鬼徹での前知識があったせいかすらすらと内容が理解できました。そして、まだ漫画の方で詳しく取り上げていない十王エピソードが楽しみになりましたね!
しかしこういう経験をすると、漫画も教材だなぁと思います。


その後は建長寺で花見をしました。
前を通過したことは何度もあったのですが、中に入ったのは初めてでした。






その後はくずきりが美味しいという店で休憩。
本当に美味しかったです。すごいもちもちしてました。立ち寄る機会があれば是非!




そして最後は円覚寺へ。
円覚寺は小6と高3のときに入っているのですが、なんだか過去の2回より「良いなぁ」と感じました。やっぱり同じ場所でも、年齢によって見え方って変わるんですね。
京都や奈良にもまた行きたいなぁ。









そんな感じで鎌倉を満喫。
途中外国人に写真を頼まれたりしてテンパりましたが、楽しい一日でした。


作業が続くと余裕で何日も外に出ないので、今回の観光は良い気分転換になりました。この清々しい気持ちで現在やっている作業も進めたいです。


aki

頑張ったんだよ。

どうも須々木です。

もう桜の季節ですね。
花見が楽しみでウズウズしてきますね。



さて、遊木がすでに書いている通り先日ミーティングがあったわけですが・・・




課題テーマ : メンバーの新たな一面を発掘する

僕に課題を出す人 : 夏野
出してくれた課題 :
BL。





僕に課題を出す人が夏野ちゃんとなった時点で、予感はしていました。


こ の コ は こ う い う こ と や る コ だ と 。



その予感が外れることを切実に願っていましたがね。

でも、だいたいそういうときは願い叶わずということです。







ただ、ここはポジティブシンキング。

無難にやってくるだろうと思われるネタじゃなかったことはむしろラッキーじゃないか。

「え、アイツ、これ無理でしょ?」的なものの方が張り合いがあるというもの。


目に物見せてやろうじゃないか!




僕の中で、闘志がメラメラメラメラとしてきました。








さて、あまり期間がなかったので、さっさと創らねばなりません。

しかも、今回は「必ず公開」という厄介な条件までついています。

直前のやっつけ仕事は良くありません。





そして「さあ、やるか!」とパソコンに向き合い、現実に向き合い、思いを巡らせてまず最初にわかったこと。













「うわ、本気でやりたくなくなってきた・・・」


なぜ拒否権を発動しなかったのだ過去の自分よ。

BL?

僕にBL書かせるの?

マジ本気何考えてんの??

RWで現状唯一の男メンバーにBL書かせるの!?

いや、もっと普通に労わってくれよ!!







なんて言っても、結局書き上げましたがね。

限られた時間とはいえ、結構頑張りましたよ僕は。


作品については近日中に さらされる 公開するので、中身についてはそのときに改めて触れるかもしれません。






結果的というか、ミーティングのときの投票で数字的には一番になったので、一応僕の苦労は報われたのでしょう・・・か?


みんな、わりと僕がさせたかったリアクションをしてくれたので、その点は「してやったり!」という感じでした。




これからちょっと加筆したりしますが、公開したときにはせっかくだから読んでもらいたいですねー。

加筆修正が一筋縄でいかないような気もするのだが。。





そんなわけで、引き続き頑張りマス!!







sho

新たな一面を発見しましょう(強制的に)

どうも遊木です。

昨日はミーティングでした。
久しぶりの議長だったので、やらなくてはいけないことと、やりたいことを詰め込んだら、非常にボリューミィな内容になりました…。疲れたけど楽しかったです。


今回は当日に向けて短期間での制作課題を出していたのですが、提出された制作物がなかなか面白かったです。
ちなみに課題テーマは、「メンバーの新たな一面を発掘する」でした。

この課題は事前にメンバー間でお題を出し合い、そのお題に沿って各自制作をする、という内容のものでしたが、 出題者⇒制作者、お題は以下の通りでした。

夏野⇒須々木(BL。)
須々木⇒霧島(女子中学生。刑法に触れる行為。シリアス。)
霧島⇒米原(男子高校生。女子はモブまで。)
米原⇒遊木(幼女がメインにいること。)
遊木⇒夏野(ジャンル的ギャグなしで、読んだ人がハッピーエンドと思えるもの。)



当然課題テーマがあるので、みんなそれに沿って、相手の新たな一面を引き出そうという意思のもとにお題を出しています。

そして、おわかり頂けるでしょうか。
この中にとんだ鬼畜がいることを…。


夏野⇒須々木(BL。)

(BL。)


須々木氏は、現在RWで唯一の男性要員です。

…そりゃあな、BL書かせたら強制的に新たな一面を発掘できるわな。
むしろ課題拒否しなかったことに全力で敬礼ですよ。まぁ本人はお題を出されたとき、死にそうな顔をしていましたが。


実はミーティング当日、

①作者の個性を感じる作品であるか
②客層が多いと感じる作品であるか
③過去作品と比べて、作者の新たな一面を感じられる作品であるか
④雰囲気(視覚的、内容的)があると感じる作品であるか
⑤物語性を感じる作品であるか
⑥制作に対して真摯な態度で臨んだと感じられる作品であるか

という6項目、各5点満点でお互いを評価し合ったのですが、取りあえず何があっても③だけは彼がぶっちぎりトップでないと流石に不憫だと思いました。
結果、2位と大差つけてトップでした。良かったね。

しかしながら実は個人的に、今回BLというお題の元書いた作品が、須々木氏が作った中では一番の良作の様な気がしています。詳しくは近いうちに本人が報告にくると思うので、そちらをご覧ください。


その他の人も、強制的に新しい挑戦をしたせいかそれぞれ難産のようでしたが、難産であるからこその苦労と頑張りが垣間見える作品になったのではないかと思います。なかなか面白い試みでした。

今回は課題内容に、「制作後、必ずネットで公開すること」という条件を入れていたので、今月中にそれぞれの作品が公開されると思います。お楽しみに~!





ちなみに項目評価合計は↓↓のようになりました。

1位:須々木(94) 2位:遊木(91) 3位:米原(80) 


良かったね。(二回目)


aki