乱歩酔歩--Random Walk official blog-- -206ページ目

観たことない思い出の作品

先日また1つ歳をとりました。どうもこんにちは霧島です。そろそろ歳を数えるのがアレになってくるアレなので、あまり深くは触れません。宜しくお願いします。

今日もまた先日観た映画の内容をゆるゆる書いてこうと思います。お暇でしたらお付き合い下さいませ。

今日は「プリティウーマン」です。

映画を借りる時は、割とその場でピンと来たものを手に取ることが多いのですが、今回この映画を選んだのには少し理由があります。

話は私が中学生の頃に遡ります。今もまだこの風習(?)が残っているのかは知りませんが、当時プロフィール帳なるものがあり、仲間内や新しくできた友達などにプロフィールを書いてもらうための用紙を配り、それを一冊のファイルに閉じる商品がありました。
そこに、「好きな映画」を書く欄があったのですが、当時アニメ映画を多くの友人が書くなか、1人だけ私の良く知らないタイトルを書いた女子がいました。そうです。それが「プリティウーマン」
覚えやすいタイトルだった為ずっと記憶の片隅にあったのですが、なんとなく今まで観る機会がありませんでした。よくよく調べてみると、彼女がそれをプロフィール帳に書いた当時でさえ割と古い映画だったようで、どうしてそれを選んだのか聞いておけば良かったなと少し悔やまれます…あの子は今どこで何をしているんだろう……


はてさて。
そんな訳で前置きが随分長くなりましたが、長年の時を超えてようやくお目にかかりました。プリティウーマン。

実業家のロバート(リチャード・ギア)とコールガールのビビアン(ジュリア・ロバーツ)が偶然出会い契約を結んで一緒にいる内に次第に惹かれあっていき…というストーリーです。

内容については心を揺さぶる何かがあるとか意外な展開が…!とかいう訳ではありませんでしたが、とにかく役者さんが魅力的な作品だなと思いました。ジュリア・ロバーツは美しいしリチャード・ギアはかっこいいね……キャラクターと言うよりは役者個人が、という感じ。



キャラクターの中で私が一番好きだったのはホテルの支配人のおじさんでしたが……めっちゃシブかった………ビビアンがロバートに釣り合う淑女になるべく色々奮闘するのですが、それをサポートしてくれるのがとても…
さり気ない紳士でかっこよかった……

王道と言うか、先の読めるストーリー展開ではありましたが、サクッと観る分には楽しめました。
中学生の時に観ていたら、また違った感想を持ったのだろうな…

今月は結構色々観たんたけど、文章にしようと思うとなかなかうまくまとめられないのが歯がゆいです……

Twitterでもぼちぼち呟かれてましたが、先日サークルメンバーとドラえもん映画鑑賞会をしました。それについてもまた記事書けたらなー

したらば。




rin

作品のアイデンティティー、キャラのアイデンティティー

須々木です。

最近、急に夏っぽくなってきましたね。
ビアガーデン行きたい。



さて、皆さんもご存知の通り、実写ドラマ版「デスノート」のキャストが発表されたりしましたね。

今回はそれに関連してつらつらと。




「DEATH NOTE」と言えば、2003~2006年にジャンプで連載され、大いに流行り、数々の名言を残した話題作ですが、今回のドラマ版関連情報が公開されるやいなや、なかなかにいじられまくって・・・というか、普通に炎上しているような感じです。


原作漫画に加え、2006年に公開された実写映画が評価されていることの反動かもしれませんが、もう少し考えてみたいと思います。


まず、オリジナルに対して、二次創作的なものを叩くという流れとも考えられますが、それを言うなら、2006年の映画もかなり大胆なアレンジでした。

結末も全然違いますし。


では、何が許容され、何が拒絶されるのか?


キーワードは「アイデンティティー」かと。


多分に個々の鑑賞者の主観は絡みますが、アイデンティティーが攻撃を受けたと感じたときに、防御反応的に拒絶が発生するのではないか。

そして、多くの人が、共有して持っているより根本的なイメージの部分に改変を加えられようとしているとき、それは相乗効果をもたらし炎上に至る。

※つまり、思い入れの少ない人はスルーできる。


ハリウッドのリメイクとかでありがちですが、「根本的に違うだろ」というやつです。


例;
いや、サムライってそういうのじゃ・・・
いや、忍者ってそういうんじゃ・・・
いや、ゴジ○ってそういうんじゃ・・・








今回のデスノートだとどうか。


多くの人に共有されている作品としての「アイデンティティー」は、おそらく以下のようなもの。


・名前を書くだけで(大した労力を払わず)人を殺せるノートが存在し、それを中心にストーリーが展開される。
・人智の及ばぬ力を持つノートに対し、人並み外れた知能で対抗しようとする。主義は違えど、タイプの似た二人の天才による知能戦
・サスペンス色の強いミステリー的展開。つまり、作者と読者の知恵比べ。




この辺りを維持していれば、媒体が変わってアレンジが加えられても「デスノート」でしょう。

その意味で、2006年の映画は、大胆なアレンジはあっても極めてアイデンティティーに忠実でした。


一方、ドラマのプロデューサーが言うところの「若くて才能あるキャストとともに新しいデスノートを作りたいと思いました。普通の青年がノートを持つことで変貌していく様子を見せるとともに、月とLの対照的な違いを際立たせたい」というのは・・・・


これは、「もはやデスノートにあらず」と言われても仕方がないもの。

別に、「普通の青年」とか誰も求めてない。。



しかし、百歩譲って、「デスノートというノートがあればデスノート」という寛容な意見もあるでしょう。

これは確かに、より上位のアイデンティティーです。
これが最後の砦であり、この砦だけ守ればデスノートと言えそうです。



ただ、どちらにしろ如何ともしがたいのがキャラのアイデンティティーです。


近年のキャラ重視の作品感において、明確にイメージの確立しているキャラを根本的に作り替えるのは、叩かれる理由の筆頭です。

特に、ライトとLに関しては、多くの人がしっかりとイメージを持っています。


「天才大学生だった主人公は平凡な大学生に、Lは、甘いお菓子を過剰に食べるなどの奇行を抑え、天才ぶりに焦点を当てる」らしいですが、ライトの天才っぷりとLの甘党っぷりは、読者のほぼ全員に共有されていたイメージのはずです。


それを改変するというのは、もう別キャラです。
※原作の描写的に、解釈に幅のあるキャラであれば別ですが、本作はそういうタイプでもない。



この点で、極めてうまく立ち回ったのが、「進撃の巨人」の実写映画です。

原作が連載中でどのみちラストを描けない以上、相当なアレンジを求められるわけですが、その中でもかなりキャラが立っている「リヴァイ」をカットしたのは物凄い英断でした。

当然、同様の立ち位置のキャラは組み込まれることでしょうが、別のキャラにその役割を背負わせるというのは、極めてうまいやり方だと思います。




つまり、何が言いたいのか。

「デスノート」の実写ドラマはまあ良いとしても、「普通の青年がノートを持つことで変貌していく様子」を描きたいのであれば、ライトとLじゃなくて、潔く別のキャラを立てて完全に作り替えてくれ!

キャラなめとんのか!と。



結局は、「デスノートに触発されて、自分なりに作品を生み出したい」わけではなく、「デスノート、ライト、Lというネームバリュー(ブランド)を利用して、利益を生み出せる作品を作りたい」ということなんでしょうね。

勿論最終的には、できた作品が面白いかどうかが一番重要だと思いますし、このような否定的な意見を覆すような良作が生み出されることを期待したい気持ちはありますが、近年、特に商業的な創作の現場で見られがちなこの思想そのものに、若干の距離感、人々が求めるものとのギャップを感じずにはいられません。


今回は話題になっているので例に挙げましたが、別に特定の作品、企画に対して恨みがあるとかいうわけではありません。

ただ、純粋に良作が多く生まれることを望む者としては、それに逆行するニオイに対して、何とも言い難いもどかしさを感じるわけです。









sho





RWズーラシアツアー

どうも遊木です。
書く書くと言いだしてから結構日数が経ってしまいましたが、ズーラシアネタです。

5/11にサークルメンバーでズーラシアに行きました。
過去に2、3回家族と行ったことがありましたが、この度ようやくアフリカエリアがオープンしたということで、凜ちゃんの「動物園行きたいんだよねー」の一言からみんなで乗り込みました。
日数が経ってしまったので当日のあれやこれな詳細は省きますが、写真だけばーっと載せておこうと思います。須々木氏もブログで写真をあげているので、そちらも合わせてご覧ください。

一緒に回っていたせいか、かなり似てるアングルがありますがまぁそれはそれで…。




































天気も良かったせいか、平日に行ったのに結構な人が来場してました。
遠足シーズンということで子どもの団体さんもいましたが、ズーラシアは施設内を散歩するだけでも楽しいですよね。







はてさて、話はかわりまして、RWが去年からじりじり進めている新プロジェクトについて。
もうすぐ作品含めいろいろお目見えできそうです。次にブログを上げるときはそのプロジェクト関係の告知だと思います。
以前ノベルゲームを作ったときも、言いだしてから完成まで何だかんだ2年近くかかりましたが、やはり複数人で一つのプロジェクトを進めるのはなかなかに大変です。特にうちのサークルはジャンル媒体問わずのメンバー募集をしているので、みんな好みもばらっばら、考え方もばらっばら、唯一「創作したい」という意思の元集まっているので、共同で何かをするのがよそ様より大分大変なんだと思います。
けれど準備中のプロジェクトがしっかりサークル内で機能するようになれば、そのばらばら感を充分に活かした創作活動ができると思うので、いろんなことに引っかかりながらも丁寧に準備していきたいです。

では、公開に向けて仕上げ作業してきます!





最後にもういっちょ写真。

タイトル「ゾウに遊ばれてる須々木氏」




aki

LINEスタンプ販売開始。

どうも遊木です。
今日はお知らせです。

先日、サークルメンバーで制作したLINEスタンプ「ぷーの生態観察録」が無事承認されました!

サイトなどでも見かける不思議生物ぷーのスタンプです。
キモカワ(?)系好きな人にお勧め。

ぜひぜひご利用下さい~!


「ぷーの生態観察録」






メンバーで沢山アイデアを出し合い制作しました。
一時期ぷーの大量増殖によりPC画面がカオスな状態になったことも、ぷーでゲシュタルト崩壊起こしたことも今では良い思い出です。


aki

脳内ポイズンベリー観たよ!

どうもこんにちは霧島です。しばらく映画を観てなくて、映画観てぇ~~~!!となってたので最近ぽんぽんと観てます。映画館行ったりTSUTAYAさん行ったりで。

今日はこの前映画館で観てきたものの感想など。

「脳内ポイズンベリー」
CMを観て、神木くんと西島さんに反応して(←)あ、観たいな~と思ってたらkaiちゃんに行こうぜと言われたので仕事帰りに行ってきました。

原作は水城せとなさんの同名漫画です。実は私は原作を読んでいない……
個人的にはコミックス1冊分くらいが2時間映画に丁度いいくらいのシナリオだと思ってるので、原作5巻まであるらしいのでそれも読みたいなと思います。映画を見終わってもタイトルがあまりピンと来なかったのだ……

真木よう子さん演じる櫻井いちこはとても純粋なアラサー女子で、書籍化されたデビュー作が映画化すると言う、傍から見れば成功者ですが、その実彼女は辛い過去を抱えていて前向きに生きられずにいた。
そんな中年下の芸術家早乙女と出会う。一瞬にして恋に落ちるも、初めてのこととトラウマが相まって彼女の脳内会議はいつもパニック状態。
その脳内会議は所謂感情の擬人化で、ガチでキャラクターが会議しています。そこにお目当ての神木隆之介くんと西島秀俊さんがいるわけです。←

映画を観ながら、彼彼女らは「櫻井いちこの人生をより良くしよう」と奮闘するわけですが、まあうるさい。笑
実際頭の中であんなにわーキャー言われたらそりゃおかしな行動の一つや二つしてしまうだろうなと思います。

最初は所々笑えるところも織り交ぜつつ、中盤まじで??となりつつ、でも最後にはすとんと胸に落ちるストーリーだったと思います。

あー、その気持ちはすごく良く分かるなと。誰かを好きになるのは、そう言うとこあるよなと。
しかしそのぐっときた言葉を真木さんではなく西島さんが先に口にする(脳内のキャラクターなので)のはなんとなく面白く思えます。


ダメだとわかっててもそうしてしまう時って、割とあることだと私は思います。そしてそういう自分が嫌になる時もある。それを拒絶するのか受け入れていくのか、それだけで随分世界は変わる物だろうなと。

櫻井いちこの相手役の二人のキャラクターには正直あまり惹かれませんでしたが、それくらいの塩梅が、全て見終えた時には丁度良かったのかなと思いました。あと、5冊分のなんやかんやをぎゅっとすると仕方ないのかなと。
なんにせよ脳内のキャラクターがとても濃いのです。うるさいけど。


ここまで書いて、そう言えばよくわからないキャラクターがいたのを思い出したので、やはり近いうちに原作を読もうと思います。

そして邦画を見る度に洋画が好きだなーと思うのであった。わかりやすいから。←

また気が向いたら古い映画も観たので書きにきます。したらば。



rin