乱歩酔歩--Random Walk official blog-- -107ページ目

いっかげつけいか。

須々木です。

 

毎年この時期には書いている気がしますが、今年も忙しく生きています。

(もう少しで脱しますが)

 

というわけで、それほどネタがないというか、むしろ書く暇がないというか。。

 

でも、せっかくなので、ちまちましたネタを書いておきます。

 

 

 

 

 

 

■「心ある機械たち again」展

 

遊木もブログで書いていますがBankARTで開催中の展覧会です。

 

生物と無生物の境界というネタは、科学的でもあり、同時に哲学的でもある面白いテーマですが、そういったものをそれほど構えず思案しながら見れる良い感じの展覧会でした。

 

物事の境界、その曖昧さに挑む思考実験的な題材は、個人的に好みとするところなので、この手の展覧会で様々なアイデアに触れられるのは良いことです。

 

個々の作品には触れませんが、写真はいくつかInstagramにもあげたので、適当にご覧ください。

 

なお、基本的には動きのあるものなので、実際の雰囲気を知るには、動画を検索するのがオススメです。

 

興味があって横浜近郊にお住まいの方は、2月2日までなら会期中なので、生で見るのが良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■「インセプション」「インターステラー」

 

今更ながら見ました。

 

どちらもなかなか好みの系統の作品でした。

 

個人的には、「インセプション」に押井守の「イノセンス」のような感性を感じ、「インターステラー」に新海作品のような感性を感じたりしました。

 

これを日本的と形容するのが妥当なのか分かりませんが、アメリカ的な派手さより情緒やセンスが全体を彩っている感じが良かったです。

 

と同時に、ひと昔前のアニメなどを現代の映像技術で描き直したかのような懐かしさも感じたりしました。

 

「新しい」という感覚よりは、「懐かしい」という。

 

あと、たった2作品を見ただけで、「クリストファー・ノーラン監督はこれが好きなんだな・・・」という要素が多く見られるのも興味深かったです。

 

監督の好みはどんどんプッシュして欲しいタイプなので、良いです。

 

「インターステラー」は、科学的なネタをよりふんだんに盛り込んでいますが、ビジュアル的な科学考証(どうすればもっともらしく見えるか)は凄くしっかりしているのに、現象としては非常に適当で、科学的にツッコみまくれるのは、新海作品に非常に似ているように思いました。

 

ジブリ作品に科学的なツッコミなどするわけがありませんが、現実の理論に基づくリアルの追求を感じさせる作品というのは、逆にそこらへんが目立つような気がします。

 

今回見た2作品も新海作品も、「科学的なリアリティーは“描きたいストーリーを阻害しない範囲”で追求する」という姿勢、優先順位、バランス感覚がとても似ているように感じました。

 

現実的世界観を拝借しリアルっぽく見せているファンタジー作品ということなんでしょうか。

 

ちなみに、「インセプション」の方が好みです。

 

 

 

 

 

■もうすぐ募集開始します。

 

ツイッターなどですでに何度かお知らせしているとおり、3月20日(金・祝)第10回横浜創作オフ会を開催します。

 

間もなく募集を開始しますが、是非宜しくお願いします!

 

 

 

 

 

 

sho

 

 

 

 

胸に突き刺さる青春

どうもこんばんは霧島です。

今月は色々とばたばたしていたのですが、落ち着いたタイミングで久しぶりに映画を観に行ってきました。

岩井俊二監督のラストレターです。神木くんが高校生役をやるというので…

 

全体を通して作品の持つ雰囲気というか空気感がとても好みでした。

何か大きな事件が起きるとか、登場人物に明確な目的があるとかいうわけではないのに、それでも「知らんがな」とならない。

気が付くとその世界にきちんと引き込まれている。役者さんの演技や撮り方など様々な要素があるのだろうと思いますが、そういった人物の魅力を描くことができるかどうかというのは物語る上でものすごく大切なところだと感じているのでなんとかして学び取りたいところです。

それが出来ればちょっとコンビニに行くだけの話も面白くなるんだろうな。

 

あと特筆すべきは広瀬すずちゃんと森七菜ちゃんですね…めちゃくちゃかわいかった。

容姿はもちろんなんですけど動きというか所作というかその空間の瑞々しさが半端ないんですよね。

あれは役者さんの力なのか撮り方に何かあるのか…

 

この雰囲気とても好きだぞ…と思って他にもいくつか岩井監督の作品を観たのですが、どの作品も少年少女の切り取り方がめちゃくちゃ秀逸だなと思いました。こういう人生は、あるぞ、という感じがするんですよね。

私が見た中でキャラクターもストーリーもとても好きだなと思ったのはLove Letterでした。

1995年、中山美穂さん主演の作品です。こちらも文通を扱った作品でしたが、時代が時代なのでまたその色々とアナログな感じもいい味を出しているんですよね。

こちらもラストレターとは違う形での一人二役があったのですが、これ自体も物語の素敵な要素になっていて最後までみて全てのピースがスッキリハマるような爽快感と切なさとが良い具合に胸に残る素晴らしい作品だったと思います。

今文章書きながらもう一度観たくなってきたもんな…

 

他にも花とアリスや打ち上げ花火などいくつか観たのですが、今現在刺さっているのは「リリイ・シュシュのすべて」です。

大好き!というよりは嫌いじゃない…という言葉の方が感覚的には近い気がします。否定的な意味ではないのですがうまい言葉が見つからないな。

 

今でこそ有名な役者さんが多数出ていた作品だったのですが、ほんとにデビューしたてとかだったそのタイミングで(新人俳優として)観ていたらまた違う印象を抱いていたのかなとも思います。実写映画という媒体は俳優さんを観に行くというのも少なからずあると思うので…(私が神木くんを観にラストレターを観に行ったように)

いやでもリアルタイムというか少年少女の時分で観てたら刺さる程度では済まなかった気もするので大人になってから出会って良かったんだろうな。

まだ読めていないのですが文庫本も買ってしまったくらいには刺さりましたね…早く読みたい…

他にも気になる作品があるので制作の合間に観ていきたいです。流し見できるタイプではないいのでしっかり時間を取らねばな。

 

さて、それでは一月が終わりますが二月も頑張って行きたいと思います。

したらば!

思い出したように着色した女子高生。

 

rin

また1ヵ月が終わる~外に出る為に行きたい場所探し

 こんばんは。最近、引き籠りに拍車がかかる&椅子に座り過ぎて腰を痛め気味なので、色んなコリに効く入浴剤がないかアレコレ試す日々を送っている米原です。

 

 画像の通り、一応原稿を進めてはいるんですが、本当に外に出ない。話題がない。やばい。

 早くペン入れを殺しつくしたい…自由になりたい…ハァハァ…。

 

 去年は「見たい映画ラッシュの年」だったこともありブログも映画の話題で盛り上がって来たけど、「今年は去年と同じ感覚でいるとまずい!さらに引き籠る事になるのでは?」という危機感があります。ので、「今年はなるべく外に出よう!そんでブログに書こう!」と思ってはいるモノの、行きたい場所が全ッッッ然思いつかない…。「今ならお金も時間もあるぞ!」と思って前日とかに行きたい展覧会とかイベントがないかと探すんだけど、中々見つけられない…。もういっそのこと、利用してる電車の駅を全部網羅するとかいう雑な目標でも良い気がしてきた。外に出られない人間はそうでもしないと外に出ないのである。あと、こんな理由でもないと一生縁のない駅とかもあるだろうし、良い切っ掛けになるのでは?と今思った。活動範囲がもろバレになるけど、まぁええやろ。RWの活動範囲も基本は横浜周辺やし。とりあえず、藤子・F・不二夫ミュージアムに行きたかったの思い出したので、近いうちに行けると良いなぁ。予約チケット制だから事前の購入気を付けないと。2月は…微妙にスケジュールカツカツだから…3月になるかもだけど…ゴニョゴニョ。そうなったらぶらり途中下車の旅してるかと思います。それではさよなら1月。私が出かける日は散歩日和の良い天気になる事を願って。

 

noz

1月の活動報告

どうも遊木です。

年末の怪我の影響で1月前半は安静にしていたのですが、気付いたら月末です。どういうこと?

つまり安静にしすぎて運動不足がやばい。

 

ということで今月の活動報告です。

 

 

□制作

現在取り組んでいる読み切りは、今までで一番丁寧に制作しています。

かなり細かい点までアドバイスを貰って修正しているので、ネームが完成するまで結構時間がかかっていますが、ようやく片が付きそうです。といってもこのあと作画が残っているがね!

今作は最初から「勉強」という気持ちで取り組んでいるせいか、何度となく繰り返される修正にもそこまでストレスはありません。たまに「このシーンor台詞は残したかったなぁ」と感じる瞬間がありますが、「次作で使おう」って納得すると結構すんなり受け入れられます。

読み切りのネーム修正をしつつ、その次の作品のアイデア出しもチマチマやっています。いつか歳の差ケンカップルやりたいなぁと思ってるんですけど、次作で出せるかは微妙ですね~。

今作はニッチな題材を選んだので、次のは「わかりやすさ」を勉強できる題材を見つけられればなぁと思っています。

 

 

 

□ワンピース展

1月上旬に、横浜のハンマーヘッドで開催された「ワンピース展」に行ってきました。

その日の午前中が嵐だったせいか、みなとみらいに人がおらず展覧会場もがらがらで、人の目を気にすることなく舐めるように見てきました。

生原稿を見て気付きましたが、尾田先生のペンタッチって、びしっと決めるところと、さらさらっと流すところが明確に分かれてる気がします。「思っていたより緻密だ…」と思う線と「思っていたよりも躍動感あるな…」と思う線があるんですよ。この使い分けが、あの独特な画面を作っているのかもしれません。

あとは、カラー絵の色鮮やかなこと!制作過程の映像があって、その中で先生はこうおっしゃってるんですよ。「子供は、いろんな色が使われてるだけで楽しくなる」って。

確かにその通りだなぁとは思うんですけど、あれだけ多くの色を使っているのに、しっかり違和感なくまとめ上げるって相当の色彩感覚が必要ですよね……尾田っち、やっぱすげぇ。

あとは、先生の作業机が展示されていました。漫画家さんの作業スペースって個性が出て面白いですよね。キャラの動物フィギュアいいな…。あと、普通にノートの中身見せてほしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(ネタばれ注意)

すでに須々木氏のぞみんが感想をあげていますが、私もさらっと。

エピソード9を見る前に、過去作を時系列順に復習しました。ものすごく久しぶりに見たので、結構忘れている箇所がありましたね。「え…ジャバ・ザ・ハット思いのほかあっさり死んだ…」とか。

エピソード9に関しては、思っていたよりもしっかり終わらせたな、という印象でした。細かいツッコミをしていけばキリがないし、ルーカス版とディズニー版を同等の「スターウォーズ」という作品として見ることはできませんが、それでもしっかり“面白い”を追求し、形にしていたと感じました。

しょっぱなから“パルパティーンが…”ってきたときは「お前か!結局全部お前か!逆に潔い!」となったし(賛否分かれそうですが、エピソード7~8の暗黒面があまりにもしょぼかったので私は歓迎派です)、ランドが登場したときはチューバッカと一緒に「おおう!」となったし、エクセゴルでの最終決戦で反乱軍が空一面に現れたときは、流石に興奮しましたね。テーマ曲とのマッチ具合がやばかった。あと、ラストにエピソード6と同じ演出でエンドアが出てきたときはくすっとしました。イウォーク族かわいい。

そして最後をタトゥイーンで閉めることで、「スカイウォーカーの物語は終わったんだな」と。

しかしタイトルが『スカイウォーカーの夜明け』なのに、それが“スカイウォーカー物語の終わり„となるのも、なんだか不思議というか皮肉というか、「ジェダイの安寧とは……」と考えてしまいますね。

何はともあれ、「助けてオビワン」から始まったスカイウォーカー・サーガはこれにて終了!

フォースと共にあれ。

 

 

 

□八景島/ラブカ

ラブカの生体が展示されたということで急遽行ってきました。

深海魚ですから生体なんて早々見られないし、絶対数日で死んでしまうのはわかっていたので、泳ぐラブカを見られたのは本当に幸運でした。

ゴジラで一躍有名になったラブカですが、やっぱり特徴的な顔をしてますよね。魚は魚なんですが、やっぱり上の方を生きている魚とは存在感が違うんですよ。怖い顔の魚って他にもいますけど、深海魚はなんだか人間との距離が他の魚類より遠い気がします。物理的という意味ではなくて、フィーリングの部分で。

その他には、いくつかの動物団子が形成されてました。寒いもんね。

 

 

 

 

 

 

□心ある機械たちagain展

BankART StationとSILKで開催されている企画展です。2/2までやっています。

移転してから初めて有料の企画展に行きましたが、なかなか興味深く面白かったです。

私は以前から生物と無機物の堺、みたいなテーマが好きなので、いつか自分でも取り組んでみたいなぁと思う題材でもあります。

機械なのに、単調な動きなのに、生物の意思みたいなものを感じるときってありませんか?あれって何なんでしょうね。人は何をもって生き物を生き物と判断しているんでしょうか。

例えば、《ソファーの足を回る電球》は以前にも見たことがありましたが、もはや電球が可愛く見えますからね。ソファーにじゃれてるみたいに感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも借りている映画を見たり、アニメを見たり、新しい漫画を久しぶりに買ったり、引きこもっていた分作品のインプットは結構できたかなぁと思います。

ただ、最近は実体験のインプットが乏しいんですよね。サークルでもちょくちょく外出の企画を立てたりはするんですけど……もう修学旅行組むしかないのか。

 

取り合えず今は、ネームの最終調整してさっさと作画に入れるよう頑張ります。

 

aki

昨日は1日映画三昧

 ブログのタイトルが似た様な物ばかりですみません。どうも〆切りも迫り引き続き引き籠り中の米原です。現在公開中の『スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け』を見に行く足で、久しぶりに映画をレンタルして映画を沢山浴びてました。というのも、今作のスタウォを見終わった後、「以前書いた『ターミネーター:ニューフェイス』の映画感想とほぼ同じく、『シリーズのナンバリングとして数えるのは抵抗があるけど、個人的には嫌いではないし、むしろ好きな要素が多く面白いと思いました。』という感想で締めくくられることが目に見えていたので。はい。スタウォも語れるほど詳しくはないので、「今日は1日映画鑑賞の日にしよう。」と計画を少し変更し、他の作品も存分に浴びながら感想も添えて置くことにしました。そんなこと考えてたら昨日須々木さんがスタウォ記事更新してたし。こっちは相変わらずゆるい感想書いて行きますよ。

●公開中『スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け』&レンタルでエピソード7『フォースの覚醒』&エピソード8『最後のジェダイ』を復習。D社3部作としての感想。

 

 結論は先程冒頭に書いた、『シリーズのナンバリングとして数えるのは抵抗があるけど、個人的には嫌いではないしむしろ好きだし面白いと思いました。』に集約されるんだけど。はい。折角なのでもう少しまとめておこう。


 映画作品3部作としては普通に面白かったと思います。3部作それぞれで、熱いシーンや戦闘アクションも良かったと思う(見返したらエピ8の内容殆ど忘れてたのにどの口がって感じですが)。女主人公のスタウォとか私も考えたいもん。というか学生の時に有名作品の女主人公見てみたいなって考えてた。「スタウォ大好きな人たちが滅茶苦茶頑張って作った豪華で分厚い同人3冊を3000円程で見れた」と思えば大変満足できる内容だったと思います。これを「スターウォーズ公式です!!!!!」て言われると「それは違うかな」って思うけど。これ『ローグ・ワン』の時も言ってた気がするわ。ご都合主義や細けぇことはいいんだよ!という点も諸々ありましたが、「映画3部作としての作品」の完成度は高かったと思います。


●「オデッセイ」

 事故で火星に取り残された主人公は助けが来るまでひとり火星で生き延びる話。スターウォーズで感じるちょいモヤを払拭するために「なんか良いSF映画ないかなぁ~」と探していたら、そういえばまだ見てなかった!公開直後から「広告だけ見ると感動超大作っぽいけど見てみたら火星版DASH村だった」とツイッターで一時期結構評判だったことを覚えてたので見れて嬉しい。いやぁ~面白かったです。科学や宇宙の専門的な知識がある人の方が楽しめそうな内容だったけど、良く分かってない私でも十分楽しめた。

 ユーモアがあり、手に汗握るシーンあり、しっかり感動もできる良作でした。話の流れは「孤立した主人公如何に生還するか」というすごくシンプルな構成だったけど、話の構成が秀逸なのか「切迫した状況のはずが、不思議とリラックスしつつ退屈せず最後まで楽しく完走できた」というか、不思議な映画体験でした。すごい好きな作風でした。

 なにもない火星に取り残された主人公だけど、植物学者であり宇宙船員になれる程の知識で逞しく生き残ってるのがじわじわ笑えてくる。地球との通信・食料確保・水確保・帰還方法等を考え模索し計算して淡々と作業を進めて行く様子と、主人公をひとり置いて来てしまった他の船員達の様子、地球では予算・世間体・他宇宙プロジェクト・救援可能な計画は?等で話し合うNASA局員達とのやり取り等、それぞれ3か所の場面の比較も面白かった。

●「来る」

 ある家族の周りで怪奇現象が起きはじめるホラー映画のいつものアレです。久しぶりにホラー映画も借りようと思って、『オデッセイ』同様こっちらも一時期ツイッターで結構評判だった作品をチョイス。して来たんだけど、『嫌われ松子の一生』『告白』等を作ってる中島哲也監督作品だったんだねこれ!いやぁ~この監督の作品は独特の「毒」や「エグみ」があるというか、シリアスとユーモア、現実と虚構をごちゃ混ぜにした「不気味さ」を感じる作風なので、苦手な人は苦手かなと。ホラー映画が好きな人というよりは、中島監督ワールドが好きな人が楽しめる作品かなと思いました。異様に濃い登場人物や、飽きさせないテンポと演出、あとホラー映画には珍しいタイプのエネルギッシュさというか熱量を感じる作品だったと思いました。前半のリアルでハードな展開と、後半の何故か派手な心霊バトル場面のギャップがすごい。原作小説ファンからの評価はイマイチたったらしいですが、エンタメ映画としての組み立て直された作品として面白かったと思います。人間の持つ悪意や毒気を描くのが上手い監督なので、なんか普段のホラー映画見る時とは違う疲れ方をした気がします…。海外のホラーは悪魔が原因にされることは多い気がするけど、邦画のホラーは大体は人間が原因、て感じが身近で怖い。はぁ~。


●「翔んで埼玉」

 埼玉disと愛が溢れる?コメディ映画。ホラー映画見た後は底抜けに明るいのが見たいと思って借りて来た。確か霧島さんが公開してた時に見て面白いって言ってた気がする。コレ書いてる時に2月に完全ノーカット版が放送されるって情報が回って来たけど、悔しくなんてない。

 「パタリロ!」等を描いてる魔夜峰央原作ということで冒頭で作風はなんとなく察っしました。濃すぎるキャラクター達で全力というか、やりすぎなくらいおバカしてる最高にエネルギッシュすぎる内容だった。「来る」の登場人物も漫画のキャラみたいで濃いなぁ~、て思ったけど、その比じゃなかった。力が違い過ぎる。あの服が似合う日本人はGACKT様だけ。世界観と物語のパワーに「なんで」「どうして」とかいう疑問を持つ暇もなかった。やぁ~面白かった。滅茶苦茶元気になりました。東京の対決かと思ったら埼玉と千葉の対立が始まっちゃったり、なぜか流れ弾で群馬が一番酷い扱いだったり、神奈川の脇悪役っぷりな所など大変楽しませて頂きました。埼玉と千葉と群馬のこと良く知らないのにごめんなさい。あとシラコバト可愛いかった。

 蛇足ですが、最近は設定や固有名詞を理解しやすく便利だと気付いて邦画でも字幕出しながら見てる事が多くなった。で、最近の聴覚障害者向け字幕は親切にしゃべってる人物の名前も書いてくれてるんだけど、たまにモブの名前が判明したりして面白い。君たち名前あったのか。2月の放送も録画しなければ。

 

 これらの映画見てたら日付1日終わってました。思い返すと内容濃いな。スタウォ鑑賞のついでのつもりだったのが、異様に濃い映画体験をしてしまった。楽しかったから良いですけど!また原稿に戻ります。それではまた。

 

noz