HCP「黒羊は夢に哭く」を制作して① -「個人」と「集団」の創作、「夢」と「現実」の天秤 - | 乱歩酔歩
2016-11-05 03:52:09

HCP「黒羊は夢に哭く」を制作して① -「個人」と「集団」の創作、「夢」と「現実」の天秤 -

テーマ:日記 by Akiyu

どうも遊木です。

10月はほぼインプットに費やしていたので、そろそろアウトプット生活に移行していこうと考える今日この頃です。

 

さて、先月に公開したHCP共同制作作品「黒羊は夢に哭く」ですが、オフィシャルなことについては記事をあげたものの、私の制作感想的なことは書いていなかったので、今回はその辺りについて触れた記事を書こうと思います。(HCPについてはこちらからどうぞ)

ちなみに残りの制作メンバーである須々木&米原はすでに感想をあげているので、そちらも読んで頂くとそれぞれの立場からの感想がわかって面白いかもしれません。

全体の制作手順的なものは、米原がすでにいい感じにまとめてくれているのでそちらをご覧ください。

 

※「黒羊は夢に哭く」関連記事…オフィシャル 須々木正 米原のぞみ

 

 

さて、先述通り、全体の制作過程については米原がまとめてくれたので、私はもっと全体の話と、もっと細かい部分の話をしようと思います。

そして長くなりそうなので、記事は二つに分けるという…。

 

 

今回は全体の話です。

 

全体って何ぞ…という感じですが、ここでは、HCPは何故「個別制作」「共同制作」の二つの制作スタイルを取っているのか、そもそも何故区別しているのか、それらについて書きたいと思います。(「個別制作」と「共同制作」については上記のオフィシャル記事をご覧下さい)

 

そもそもHCPは、HCPという名前が付けられる前の段階から、「共通の世界観のもと、普段は個別に作品をつくり、定期的に物語がクロスオーバーする」という企画方針でした。その後、「個別制作」と「共同制作」というものが考えられ、現在のようなスタイルになっています。

 

HCPにおいて、「個別制作」のもとつくられる作品は、みんなで考えた世界観を守っていれば、どんな内容でもOKにしています。シリアス調でもギャグ調でも、HCPという世界に理由なき矛盾を起こさない限りは、基本的には創りたいものを創って良いという方針です。

一方「共同制作」は、「個別制作」よりエンターテインメント性に重きを置いた制作方針です。

これは、“複数人で一つのものを制作すれば、より厚みのある作品をつくれるが、必ずどこかで自分の思い通りにならない部分が出てくる。ならば開き直って、最初からエンターテインメントの勉強をする気で作ろう”という考え方が基盤になっており、まぁ他にもいろいろ理由があるからです(ぇ

 

HCPにおいて、この「個別・共同制作」というふたパターンの制作体制が取られているのは、これらがRandom Walkにおいて、夢と現実を両立させているギリギリのライン、所謂、理想とする創作スタイルのひとつだからです。

このスタイルのキッカケとなったのは、2013年頃にやっていた「漫画ドキュメンタリーP」という企画ですが、このときに考えた「個人制作」と「集団制作」の両立というスタイルが、その後のサークル活動においてもひとつの指針のようなものとなっており、HCPでも取り入れこととなりました。

 

さて、夢と現実とは何かという話ですが……夢、それは先に述べた「創りたいものを創る」という考え方です。これは平たく言うと、「100%の自己満足作品も認める」と言っているようなものなのですが、程度はあれどまさにそんな感じ。

そして現実……これは、サークルの将来のために知名度を上げる、活動を通じて収入を得る、と言ったような、我々がずっと頭を悩ませている部分のことです。

 

我々のサークルは、このバランスを取ることが非常に難しい二つの要素を、両方とも活動の方針として掲げています。故に、考えられたのが「個別制作」と「共同制作」というスタイルでした。

 

「個別制作」には“夢”の部分を、「共同制作」には“現実”の部分を担わせる、この位置づけが、Random Walkの看板プロジェクトとなるためにHCPに設けられた制作体制です。

そして、個人の自由な創作を残したまま、集団で創作をしていることの意味も見失わず、夢と現実の両方を見据えた理想的な創作体制を取っているプロジェクトとして、HCPの仕組みをサークルに定着させられるよう、現在は鋭意努力中です。

 

実現できればすばらしいのですが、当然簡単ではありませんよね…。

特に“現実”の部分がなかなかついてきませんが、今回発表した「黒羊は夢に哭く」が、将来

的にはそれらの足掛かりになれば…否、土台になったと言えるよう、今後も頭を悩ませて努力していきたいと思います。

 

 

……何だか感想とは違う内容になってしまいましたが、つまり何が言いたいのかというと、「まぁおれたちも一応いろいろ考えてんだぜ」というところですかね!(雑)

 

なんだか結構真面目な記事になってしまいましたが、制作感想②の方は米原がまとめてくれた制作過程の、もっと細かい部分の紹介をしたいと思うので、こんなお固くならないと思います。

 

ちなみに、今回はたまたまクロスオーバーの話を共同制作作品として発表しましたが、「共同制作=クロスオーバー」というわけではありません。当初考えていた共同制作第一弾は、まったく新しいキャラクター達の物語でした。

…でもまぁ多分、クロスオーバーの部分は共同制作になる率が高いと思います。

 

では…多分②に続く!

 

aki

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