今年もよろしくお願いします | 拒食症から過食症へ、摂食障害の娘とのthe奮闘記。

拒食症から過食症へ、摂食障害の娘とのthe奮闘記。

2015年4月に拒食症と診断され、2度入退院を繰り返しその後、過食症に。2016年12月にアメリカロサンゼルスにある摂食障害専門の居住プログラムに自ら行くことを決意。
アメリカと日本の摂食障害に対する治療法や意識の違いについて伝えていけたらと思います。

 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます〜。

 
年末年始いろんな事がありすぎて、ブログを書き始めるも、あれもこれも書かなきゃと思っていたら頭が混乱して、気がつけば記事の保存数ばかり増え…
 
ザーッと申しますと、
 
 
娘の摂食障害専門の居住プログラムの退院日が決まりました。
 
来週の13日の金曜日。
 
この居住プログラムに入って、何度も泣きながら電話をかけてきては帰りたいと懇願していた娘だけど、クリスマスの出来事以来、徐々に仲間達に心を許し、セラピーにも積極的に参加していたようで、
 
2週間前には、新しい患者さんが入居してきたのだけど、その次の日には親に泣きながら電話をかけて迎えにきてもらったらしく、その日のグループセラピーで、その患者さんのことを摂食障害の声に言いなりになってしまったと、初めて自分から発言して周りをビックリさせたそう。
 
今まで何度もセラピストを変え、セラピーを毛嫌いしてきた娘だけど、今の自分には必要だと思えるようにもなった。
 
 
アメリカでは居住プログラムの次のステップはデイプログラムといって朝から夕方までのプログラム。
 
でも私たちの保険ではデイプログラムは認められず、その段階を飛ばしてのアウトペイシェントになり、セラピストと栄養士を探さなくてはならず、だけど保険適用の摂食障害専門のセラピストはごくわずか。
 
そのごくわずかのセラピストをことごとく切ってきた娘…
 
 
 
それでもなんとかして探し出し、2人のセラピストに会ったけど摂食障害の患者を診たことはない未経験セラピスト。ウェブサイトではスペシャリティーの欄に摂食障害と書いてあったのに。
 
その内の1人は日系2世のまりこさん。
 
娘が以前会っていたセラピストのジェニファーの話しをすると、
 
あーその人知ってるわ。
彼女の主催するワークショップに先週行ったの。
彼女痩せすぎね。
 
もうその一言で無理だと思い、お断りした。
 
 
実は娘の通う高校で受付をしているケリーから、娘さんのセラピストの名前を教えてもらった事があり、でもケリーと出会う前に実はそのセラピストに連絡を取り留守電にメッセージを入れたけど折り返し電話がかかってくることはなく、しつこいと思われるかなと電話するのを躊躇していた私。
 
でもしつこいと思われてもいい、そう思い、2度ほど電話をし、留守電にメッセージを残し…
 
やっとやっと折り返し電話がかかり、でもクリスマス前で、やっと予約がと取れたのが年明けの3日。
 
DR. LOWRYの印象は、はっきりしていて率直でエネルギッシュな感じ。
 
娘にはこういうセラピストがいいのかもと思う反面、率直すぎて嫌がる予感も。
 
娘はどんな感じのセラピストかとても気になっているようで、でも先入観を持たせたくないので、摂食障害の知識があって、何人か患者さんもいるようで、そのうちの一人がジェニファーの元患者さんだよとだけ伝えた。
 
栄養士は保険がもともと効かないので、近辺の摂食障害の知識のある方を探し出し、娘が帰ってきた4日後に予約を入れた。
 
来週の月曜日には私だけ飛行機でロスに行き、娘の退院に向けての準備の話し合いに行ってきます。
 
そして金曜日は旦那が娘を迎えに行きます。
 
娘が帰ってくる。
 
不安のほうが大きいけれど、居住プログラムで自分の病気と初めて向き合い、セラピストや仲間達にも心を許し、摂食障害の声よりも自分の声に耳を傾ける努力をしてきた娘。
 
大丈夫、大丈夫。
 
きっと大丈夫。
 
そう信じています。
 
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手と手を取り合って〜
 
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私の入浴中に興味深々。
 
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可愛いツーショット❤️
 
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相変わらず大胆な寝相のラビ子とびだすうさぎ2