秋分の日の23日に、

「秋のお彼岸企画」にお申し込みをして下さった方にお花をお届けいたしました。




「光に還っているお義父さんからご主人へ」


というご依頼でした。



そのお義父さまは、ご主人さまが幼い頃に他界されたとのことでした。






光に還っているお義父さまは、少し緊張した面持ちでいらっしゃいました。




そして、息子さんへの想いをお話しして下さって、言葉ひとつひとつを選ぶように、大切に伝えて下さいました。





メッセージを受け取った後、

どのようなお花を送りたいかのお話をしたのですが、



その日は特にご希望の返答はありませんでした。




次の日、もう一度聞きにいくと、前日とは打って変わり(笑)




「シックで大人な雰囲気。オブジェっぽくしてほしい」

というのを受け取りました。








そして最後に、


「ずっとカッコイイお父さんでいたい」と、



少し恥ずかしそうに言って下さいました。




その言葉を受け取った時、

お義父さまの想いが詰まった、言葉の重みを感じました。





ですので、お花選びもお義父さまの想いの意図に合うような花材選びから始めました。




正直、伝えてくださった言葉から、どういうお花のイメージをされているのか、お花を選んでいく過程では少し悩みました。





選んでいく中で、どのお花が一番イメージに近いか、このお花を入れることで、他のお花が引き立つのか、良さが消えてしまわないか、試行錯誤しながら作りました。





「シックで大人でオブジェっぽく」という言葉を、心の中で何度も唱えながら。




その言葉の持つ意味だけではなく、裏に詰まっている想いもイメージしながら作りました。




ラッピング用紙は、この個性的なお花たちが生きるものを選び、リボンは3色の中からお義父さまに選んで頂きました。




このような想いから出来上がったブーケがこちらになります。









◉お花の種類

カラー

秋色あじさい

バンクシャ

ケイトウ

ダウカス

グレヴィレア

ルビームーン(フジマメ)




お花一つ一つが、全て個性的で主張していますが、ブーケにすると見事の調和しているように、私は感じています。



お義父さまの想いをのせて、メッセージと共に、ご依頼主のご主人様へお届けいたしました。
 



アトリエ大地
ゆき